DMM、3Dプリンタで作成したフェイスシールド1万個を医療機関に無償提供

　合同会社DMM.comは22日、DMM.make 3Dプリント事業による医療機関向けのフェイスシールド1万セットの無償提供を開始した。

　新型コロナウイルスの感染拡大により、医療用マスクといった医療器具不足を緩和するための措置で、同社が加賀市に持つ3Dプリンタ工場にて生産を行なう。すでに横浜市立大学附属病院に120個、横浜市立大学附属市民総合医療センターに120個が提供された。

　フェイスシールドは、フレーム1個と取り換え用フィルムシールド1枚からなり、HPのJet Fusion 3Dプリンティングソリューションを用いて生産されている。なお、HP自身も医療器具の3Dプリントデータの提供を行なっている(HPの3Dプリンタで作られたマスクが医療機関で活躍参照)。