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Anker、AIカメラ搭載で5倍の高速印刷を謳う3Dプリンタ

AnkerMake M5

 Ankerは、AIカメラを搭載した同社初の3Dプリンタ「AnkerMake M5」について、クラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募り始めた。執筆時点での製品入手に必要な最低出資額は599ドル(日本円で約7万4,131円)。

 AnkerMake M5は、Ankerとしては初となる3Dプリンタ。新設計のUltra-direct Extruderや高速かつ正確に土台部分を動かすPowerBoostなどにより、250mm/sでの高速プリントが可能で、一般的な3Dプリンタと比べて5倍程度すばやく印刷できるという。

 加えて、3コアのXBurst CPUや1080p解像度カメラを搭載。AIを活用し印刷プロセス全体を通じて、スライサーがプリント前に分析した3Dデータと、カメラから得られる実際の印刷物を比較検証する機能も備える。専用アプリを通じたリアルタイム映像の視聴や、タイムラプスの撮影、リモート印刷、エラー発生時の通知機能なども用意する。

 そのほか、4.3型のタッチ対応モニターやLEDインジケータなども装備。傷に強く印刷物を取り外すさいに曲げられるヒートベッドや、高精度なプリントを実現する7×7のオートレベリング機能なども備える。

1080p解像度のカメラを搭載

 主な仕様は、ノイズ径が0.4mm、フィラメント径が1.75mm、対応フィラメントがPLA/PETG/TPU/ABS、プリント可能容積は235×235×250mm(幅×奥行き×高さ)。Wi-FiおよびUSB接続が可能で、対応ファイル形式はSTL/OBJ。

 本体サイズは438×502×470mm(幅×奥行き×高さ)、重量は12.4kg。消費電力は350W。