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Windows 10 May 2020 Update(20H1)が開発完了。Insider向けに提供開始

 米Microsoftは16日(米国時間)、Windows 10 May 2020 Update(20H1)についてリリースの用意ができたと発表した。すでにRelease Preview ringにてInsider向けに提供が開始されている(ビルド 19041.207)。

 本ビルドでは、20H1で実装された全機能に加えて、Remote Procedure Call service(rpcss.exe)が予期せず終了しデバイスが停止してしまう問題や、再起動が必要なデバイスをインストールしたさいにデバイス管理を行なうDevice Enrollment Status Page(EPS)が応答しなくなる問題、背面カメラを搭載したデバイスでフラッシュが正常に機能しない問題などが修正されている。

 そのほか、Windows KernelやWindows App Platformなどに関するセキュリティアップデートや、Slow ringのビルド 19041.21から19041.173の間にリリースされたすべての修正(累積アップデート)も含まれている。

 なお、Windows Mixed Realityが正常に動かない問題が確認されており、対応デバイスを使用している場合は適用しないよう奨めている。同社では修正を進めており、5月上旬には改善される見込み。