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ハーマンミラー、ロジクールGと提携しゲーミングギア市場へ参入

~“有害無益”な製品ではなく人間工学に基づくゲーミングチェアを投入とアピール

 アーロンチェアなどで知られる、家具の設計/製造などを手掛けるハーマンミラーは26日、ロジクール(スイスLogitech)との間で、ゲーマー向けの次世代高性能家具の研究、デザイン、製造における独占パートナーシップ契約を締結したことを発表した。

 Complexity GamingやTSM、NaViなどといったeスポーツチームからのフィードバックを分析し、ゲーマーのニーズや問題に対応する製品に取り込んでいくとしており、2020年春にロジクールGブランドとのパートナーシップ製品としてゲーミングチェアを投入する。

 ハーマンミラーは、現在ゲーミングギア市場にある製品の多くが、研究によって証明された人間工学に基づくデザインよりも美しさに主眼が置かれており、有害無益であると批判し、eスポーツプレイヤーやプロストリーマーといったユーザーの長期的な健康上の懸念、不快感のために集中力を失い全体的なパフォーマンスが低下するといった問題に対応する、長時間ベストなパフォーマンスを発揮するのに適したギアを提供するとアピール。

 両社がそれぞれの分野で長年つちかってきたデザインとエンジニアリング技術を持ち寄って組み合わせることで、eスポーツプレイヤーやゲーマー、ストリーマーのニーズに対応するとしている。