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NEC、GIGAスクール構想向けのChrome OS/Windows搭載2in1
2020年2月17日 10:00
日本電気株式会社(NEC)は、GIGAスクール構想に基づいた文教向けノートPCを複数発表した。価格はすべてオープンプライス。
今回発表されたのは、Chrome OSを採用した「Chromebook Y2」およびWindows 10 Proの「VersaPro Eシリーズ タイプVR」の2機種。前者は6月下旬、後者は10月下旬からの発売を予定しており、両機種ともにWi-FiモデルとLTEモデルを用意する。
Chromebook Y2は、同社が2019年11月に発売した「Chromebook Y1」に追加するかたちで投入される2in1。タッチ対応の11.6型HD液晶を備えるほか、Celeron N4020、4GBメモリ、32GB eMMCなどを搭載する。
VersaPro Eシリーズ タイプVRは、同じくタッチ対応の11.6型HD液晶を備えたノートPC。OSはWindows 10 Proで、Celeron N4020、4GBメモリ、64GB eMMCなどを搭載する。
インターフェイスは4モデルほぼ共通で、USB 3.0 Type-A×2(LTEモデルは1基のみ)、同Type-C×2、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth、microSDカードスロット、前面/背面カメラなどを装備する。
同社では、デジタル教科書や学習支援サービスなど向けのクラウドプラットフォーム「Open Platform for Education」についても4月より提供を開始。このプラットフォームを通じたデジタル教材の配信も同時にはじめる。
そのほか、ルーターやスイッチ、無線LANアクセスポイントなどといった学内LAN用のネットワーク製品、およびこれらを一元的に運用・保守できるクラウド型統合管理サービス「NetMeister」の提供を行なう。