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ADATA、Intel共同開発のノート/小型PCでゲーミングPC市場に参入

XPG XENIA

 台湾ADATA Technologyは19日(台湾時間)、2020年1月に米ラスベガスで開催される「CES 2020」にて、ノートPCや小型PC、液晶ディスプレイなどのゲーミング製品の発表を予告した。

 同社はSSDやメモリなど、おもにストレージ関連製品を手掛けてきたメーカーだが、今回の発表でゲーミングブランド「XPG」のラインナップを拡充し、PCメーカーとしての事業にも参入することを表明している。

 「XPG XENIA 15」は15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶を備えたゲーミングノートPCで、第9世代Core i7プロセッサ、SX8200 Pro M.2 SSDを搭載。Intelとの共同開発を謳う。

 「XPG GAIA」は容積5Lという小型ケースを採用したゲーミングPCで、最大8インチの交換可能なPCIカードスロット、500Wの80PLUS Platinum認定電源を搭載し、こちらもIntelとの共同開発としている。

 「XPG PHOTON」は27型のゲーミング液晶ディスプレイで、PixelDisplayの「VividColor Eye-Safe Displayテクノロジー」を搭載するのが特徴。ゲーミングディスプレイとしては初採用となる同技術は、色味の変化なしに青色光を抑えた表示を行ない、目の疲れを軽減するという。

XPG GAIA
XPG PHOTON

 CES展示会場では、そのほかにExtended-ATX対応大型タワーPCケースの「XPG VOLTA」や、最大リード7,000MB/s、最大ライト6,000MB/sの新PCIe Gen4 SSD「SAGE」、「INDIGO」、「PEARL」の3製品、最大4,800MHz動作で最大32GB容量の新コンセプトRGB DRAMモジュール「XPG DARKMOON」、「XPG SYDYRU」も展示。ゲーミングヘッドセット「XPG PRECOG」、ゲーミングマウス「XPG HEADSHOT」などの展示も行なわれる。