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Corsair、北米の大手BTO PCメーカー「ORIGIN PC」を買収
2019年7月25日 13:21
米Corsairは24日(米国時間)、ゲーミングBTO PCメーカーである米ORIGIN PCの買収を発表した。
ORIGIN PCは、高性能ゲーミングデスクトップ/ゲーミングノートPCや、ワークステーションなどの製造/販売を行なっている企業。2014年末より日本向けにも出荷していた。
両社は本買収により、Corsairの製品ポートフォリオをORIGIN PCのシステムと組み合わせることで、機能をさらに拡大するとしており、例としては、「iCUE」ソフトウェアエコシステムをORIGIN PCシステムに統合し、システム全体のライティングの同期とシステムの監視機能が提供される。
また最近Corsairから発表された、本格液冷を実現する「Hydro X」シリーズも、一部のORIGIN PCシステムで採用される見込みで、さらなる協力と統合を近日中に発表するとしている。
買収後のORIGIN PCは、Corsair内の独立したブランドとして、米フロリダ州マイアミにあるORIGIN PCオフィスで引き続き運営され、買収に伴う既存のORIGIN PCの保証/購入/サポートへの影響はないとしている。
またCorsairも、「VENGEANCE PC」、「CORSAIR ONE」、「CORSAIR ONE PRO」など、独自ブランドのPCシステムを引き続き提供する。