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ASUS、Google製TPU搭載SBC「Tinker Edge T」などを予告

Tinker Edge T

 ASUSは、11月20日~22日にパシフィコ横浜で開催される組み込み/IoT技術総合展「ET & IoT Technology 2019」に出展すると発表。このなかで、今後投入予定の2つのSBC(シングルボードコンピュータ)新製品を展示すると予告した。

 1つ目はGoogle製TPUを搭載した「Tinker Edge T」で、もう1つはRockchip製NPUを搭載した「Tinker Edge R」。両製品ともにAI推論用専用のプロセッサを搭載し、推論を高速に行なえるという。

Tinker Edge R

 両モデルともにDebianとAndroidを公式サポートし、エッジAI製品の開発期間の短縮、および開発コストの削減を実現。汎用的で標準のSBCでありながら、長期供給/量産をサポートする。

 詳細仕様は未定ながら、現時点の開発サンプルから推測するに、Tinker Edge TはインターフェイスとしてUSB Type-C、USB 3.0×2、有線LAN、HDMI出力などを搭載。一方Tinker Edge RはUSB Type-C×2、USB 3.0×3、有線LAN、無線LANなどを備えているとみられる。

 このほかASUSのブースでは、組み込み向けに6つのテーマ、5種類の産業用マザーボードを展示するとしている。小間番号はA-29。