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FacebookやMicrosoftなどがディープフェイクの検知ツール開発コンペを開催

 米Facebookは5日(現地時間)、Microsoftらと共同で機械学習を通じてディープフェイクを検出するツールの開発コンペティション「Deepfake Detection Challenge(DFDC)」を行なうと発表した。

 Deepfake Detection Challenge(DFDC)は、現状優秀な検出ツールの存在しないディープフェイクの分野において、より優れた検出ツールの開発を目的として立ち上げられたコンペ。FacebookやMicrosoftに加え、マサチューセッツ工科大学(MIT)、オックスフォード大学(University of Oxford)なども立ち上げに参加する。

 DFDCでは、機械学習用のデータセットやリーダーボードの提供に加え、コミュニティへの参加と開発の促進を図るため、助成金や賞品も用意する。賞金等は受け取らないが、Facebookの開発チームもコンペに参加する。

 Facebookでは、このコミュニティが自由に使えるデータセットを用意。このデータセットには同社が必要な同意を得た上で役者を用意し製作されたものが使用され、Facebookの利用者データは含まれない。

 DFDCの開始およびデータセットのリリースは、12月に行なわれるNeural Information Processing Systems(NeurIPS)にて行なわれる予定。