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アクロニス、「自分のデータ資産を自分で守る」ためのバックアップソフト

左からアクロニス・ジャパン株式会社 プロダクトマーケティングマネージャー 村上憲子氏、同社 ディストリビューション営業統括部 統括部長 安倍正人氏

 アクロニスジャパン株式会社は、個人向けバックアップソフトウェア「Acronis True Image 2020」を発売した。ダウンロード版価格は5,480円から。

 本バージョンでは、Advanced以上で使える新たな機能として「Dual Protection」を搭載。1つのバックアッププランでローカルとクラウドへ同時にバックアップでき、バックアップの鉄則である複数コピーとオフサイトを実現する。

 改善面では、バックアップファイルをArchive 3形式へ更新したことによる高速化、フラッシュドライブ対応、UI/UXの改善といったデータ保護の強化、アンチマルウェア機能拡張、Active Protectionの検知理由表示の追加、信頼できるWi-Fiを指定してのバックアップ、バッテリ残量によるバックアップ回避といったセキュリティ強化と快適さの向上、MacのPower Nap対応とAPFS対応によるMac保護の強化などが図られている。

製品構成
安全性とアクセシビリティ
プライバシーと真正性
セキュリティと管理/監視
リリース概要
動作要件
エディションラインナップ

 ラインナップと価格は以下のとおりで、2019から変更はない。パッケージ版は10月11日より発売となる。

製品価格
Acronis True Image 2020 1コンピュータ5,480円
Acronis True Image 2020 3コンピュータ8,780円
Acronis True Image 2020 5コンピュータ10,980円
Acronis True Image 2020 1コンピュータ アカデミック版3,280円
Acronis True Image 2020 1コンピュータ アップグレード版3,280円
Acronis True Image 2020 3コンピュータ アップグレード版6,580円
Acronis True Image 2020 5コンピュータ アップグレード版8,780円
Acronis True Image 2020 Advanced 1コンピュータ 250GBクラウドストレージ付5,480円
Acronis True Image 2020 Advanced 3コンピュータ 250GBクラウドストレージ付8,780円
Acronis True Image 2020 Advanced 5コンピュータ 250GBクラウドストレージ付10,980円
Acronis True Image 2020 Premium 1コンピュータ 1TBクラウドストレージ付10,980円
Acronis True Image 2020 Premium 3コンピュータ 1TBクラウドストレージ付16,480円
Acronis True Image 2020 Premium 5コンピュータ 1TBクラウドストレージ付17,580円
機能の詳細

 都内で開催された製品発表会には、アクロニス・ジャパン株式会社 ディストリビューション営業統括部 統括部長の安倍正人氏、プロダクトマーケティングマネージャーの村上憲子氏が登壇。

 安倍氏は、インターネットを基盤とするデジタル化された世界が普及したいま、同社ではサイバープロテクションを、空気や水、食料/住居などに次ぐ人間の持つ「第5の欲求」として位置づけていると説明。

 アクロニスは単なるバックアップだけでなく、データの真正性やサイバーセキュリティの領域とも重なった「サイバープロテクション」を提供するとした。

デジタル世界のためのサイバープロテクション
第5の欲求
サイバープロテクション

 村上氏は、データの増加によって、個人でも複数台のデバイス利用やデータの分散による複雑性、セキュリティリスク/保護コストの増加が課題になっていると説明。

 働き方改革でリモートワークや副業/起業といった変化が起きているが、情報漏洩やデータセキュリティが障壁になっていると述べ、今回の新バージョンは、従来のAcronis True Imageユーザーだけでなく、在宅勤務で自宅PCを使う人、ビジネスに個人PCを使う人、資産データや機密データを個人PCに保存している人などにも最適であるとアピール。

 誰もが「自分で個人のデータ資産を守る」必要があると述べ、災害対策としても有用であるとした。

データの増加によって生まれる課題
働き方改革
リモートワークによるIT課題
副業の禁止理由
新たなニーズの登場
ターゲット層
バックアップに求められる要素