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Phison、次世代SSDコントローラでキャッシュとしてSTT-MRAMに対応

Everspinが6月に発表した1Gbit SST-MRAM

 Phison Electronicsは24日(米国時間)、次世代エンタープライズSSDコントローラのキャッシュとして、Everspin Technologiesが開発した1Gbit SST-MRAMをネイティブでサポートすると発表した。

 SST-MRAMは、NANDと同じような不揮発性メモリでありながら、より高速でより長寿命である。いま主流のDRAMの代わりにSSDのキャッシュメモリとして使えば、大容量キャパシタなどを用いることなく不慮の電源断に対応できるため、SSDの小型化、ひいてはシステム全体の容量密度の向上につながる。

 このため、ハイパースケールおよびエンタープライズの顧客に対し、性能向上とレイテンシ低減、サービス品質の向上を提供できるとしている。

 PhisonとEverspinは8月6日~8日に開かれるFlash Memory Summitのテクニカルセッションにて、この技術に関する詳細を紹介する。