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Dell、狭額縁15.6型有機ELを採用した新「XPS 15」
~8コアCore i9とGTX 1650を選択可能
2019年5月28日 16:00
米Dellは、COMPUTEX TAIPEIが開催されている会場近くで記者会見を開催し、同社の15.6型の狭額縁ディスプレイを採用したクラムシェル型ノートPCの最新モデル「XPS 15 (7590)」を発表した。
米国発売は5月28日の見込みで、価格は999.99ドルから。
4K解像度で400cd/平方mのOLEDパネルが選択できるようになったXPS 15
XPS 15 (7590)は、15.6型のディスプレイを採用したクラムシェル型ノートPC。
ディスプレイパネルは3種類が用意されており、もっともハイエンドなパネルがOLED(有機EL)の4K(3,840×2,160ドット)で、輝度400cd/平方m、10万:1のコントラスト比、DCI-P3 100%の色域をカバーする高精細/高輝度/広色域のパネルとなっている。
同じ4K解像度の液晶パネルも用意され、そちらは輝度500cd/平方mとOLEDよりも高輝度になっており、Adobe RGB 100%の色域をカバー、コントラスト比は1,500:1となっている。
フルHD(1,920×1,080ドット)の液晶パネルも用意されており、こちらも4K液晶同様に500cd/平方mの輝度と、sRGB 100%の色域、1,500:1のコントラスト比を実現している。なお、タッチ対応はオプションで、基本的にはタッチ非対応のパネルとなる。
CPUは、開発コードネーム「Coffee Lake Refresh」こと第9世代CoreプロセッサのHシリーズを搭載。Core i9-9980HK(8コア)、Core i7-9750H(6コア)、Core i5-9300H(4コア)から選択できる。
いずれもIntel UHD Graphics 630を内蔵しているが、オプションでディスクリートGPUとしてGeForce GTX 1650(4GB GDDR5)も選択できる。
メインメモリは2つのSO-DIMMを利用して実装しており、DDR4-2666メモリを搭載。購入時には8GB/16GB/32GB/64GBのデュアルチャネル構成から選択できる。ストレージは256GB/512GB/1TB/2TBのPCI Express SSDから選択することが可能だ。
ポート類は、本体の左側面にACアダプタ用ポート、USB 3.0、HDMI 2.0、Thunderbolt 3、ヘッドフォン端子が用意されており、右側面にはSDカードスロット、USB 3.0、セキュリティロック用の穴などが用意されている。
Dellによれば、米国での市場想定価格は、液晶モデルが999.99ドル(1ドル110円換算で約109,999円)から、OLEDモデルは1,899.99ドル(同約208,999円)からとなっており、米国時間の5月28日より販売開始予定。日本での価格や販売時期などについては未定としている。
製品名 | XPS 15 (7590) |
---|---|
CPU | 第9世代Coreプロセッサ(CFL-R) |
GPU | Intel UHD 630/NVIDIA GeForce GTX 1650(4GB GDDR5) |
メモリ | 8~64GB(DDR4-2666、SO-DIMM×2) |
ストレージ | 最大2TB(PCIe x4接続) |
ディスプレイ | 15.6型4K有機EL(400cd/平方m)/15.6型4K液晶(500cd/平方m)/15.6型フルHD液晶(500cd/平方m) |
タッチ/ペン | 対応(オプション)/非対応 |
Webカメラ | HD(Windows Hello非対応) |
USB | Thunderbolt 3(USB 3.1)、USB 3.0×2 |
HDMI | 1 |
カードリーダー | SDカード |
オーディオ | オーディオ/マイクコンボ(3.5mm) |
その他ポート | セキュリティケーブル用ホール |
Wi-Fi | Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax) |
Bluetooth | Bluetooth 5 |
指紋認証 | 電源ボタンに内蔵(オプション) |
キーボード | フルサイズバックライトマグレブキーボード(0.7mmストローク) |
ポインティングデバイス | Precision TouchPad |
ACアダプタ | 130W |
バッテリ | 56Wh/97Wh |
本体色 | シルバー |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 357×235×11~17mm |
重量 | 1.8kg~(56Wh)/2kg~(97Wh) |
OS | Windows 10 Home/Pro |