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Intel、新GPU「Xe」内蔵の「Tiger Lake」プロセッサを2020年投入

投入予定のプラットフォーム

 米Intelは8日(米国時間)、「Tiger Lake」プロセッサを2020年に投入予定であることを発表した。

 これは同社上級副社長でクライアントコンピューティンググループ担当マネージャーのGregory Bryant氏が、投資家向けイベントにて発表したもの。

 公開されているプレゼンテーション資料によれば、2019年に新CoreアーキテクチャとGen11グラフィックス、Wi-Fi 6/Thunerbolt 3対応、OpenVINO/DL BOOSTをサポートする「Ice Lake」、2020年にハイブリッドCPUアーキテクチャと3D Forverosパッケージングを採用した「Lakefield」を投入。そして2020年に、さらに新しいCoreアーキテクチャと「Xe」グラフィックス、最新のディスプレイ技術と次世代インターフェイスをサポートした「Tiger Lake」がリリース予定とされている。

 Tiger Lakeでは、Xe GPUの採用によりWhiskey Lake比で4倍のグラフィックス性能と動画変換性能を実現するほか、スリムフォームファクタにおいてAmber Lake比で2倍の生産性を実現するという。

 注釈を見ると、上記はTDP 15WのWhiskey LakeとTDP 25WのTiger Lake、TDP 5WのAmber Lake(2+2)とTDP 9WのTiger Lake(4+2)での比較となっている点、動画変換に関してはWhiskey Lakeが4K60フレーム、Tiger Lakeが8K60フレームでの比較としているのは注目すべき点と言えるだろう。

Tiger Lakeプラットフォームの性能