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GNOME 3.32を導入したデスクトップOS「Ubuntu 19.04」

 英Canonicalは18日(現地時間)、デスクトップOS「Ubuntu 19.04」をリリースした。

 一般ユーザー向けの新機能としては、高フレームレートやスムーズな起動アニメーション、アイコンの読み込み時間の短縮、およびCPU/GPU負荷低減を図ったデスクトップ環境「GNOME 3.32」の導入が最大の特徴。また、X-orgおよびWaylandでは、高DPI画面向けに100%から200%まで、25%ステップのスケーリングが可能になった。

 開発者向けには、新たにツール「Visual Studio Code」が加わった。また、同じSnapを複数インスタンスにインストールする機能を備えた。

 VMWareにUbuntuを導入すると、双方向クリップボードや簡単なファイル共有、洗練された電源管理を可能にするという「open-vm-tools」が自動でインストールされる。このほか、サーバーやIoT向けの新機能も加わった。

 なお、長期サポートバージョン(LTS)は引き続き18.04となっており、19.04は2020年1月までの9カ月間のみのサポートとなっている。