ニュース

ベンキュー、“24型液晶ディスプレイを持ち歩く”ためのバッテリ内蔵ハードケース

開発中のキャリングケース。内蔵しているのは24.1型液晶「SW240」

 ベンキュージャパン株式会社は、2月28日より開催されている「CP+ 2019」にて、開発中の液晶ディスプレイキャリングケースを参考出展している。

 写真の撮影後に自宅へ帰ってから撮影結果の確認/編集作業を行なうのではなく、そのまま撮影先の山中で泊まりそれらの作業を行なうようなワークフローの山岳カメラマンといった層をターゲットとした製品。

 担当者によれば、ノートPCだけで編集作業などを行なうのは厳しいといった理由で、広色域である程度の大きさの液晶ディスプレイを持ち運ぶため、専用のリグなどを自作しているユーザーもおり、それであれば専用設計のケースを製品化しようという試みで本製品の開発が進んでいるという。

 ディスプレイの固定にはベンキュー製ディスプレイの採用しているクイックリリース可能なマウンタが採用されているため、必要なときだけ本ケースに装着し、自宅では標準のスタンドに設置してデスク上で使うことが可能。

 ケースはバッテリを内蔵しているため、ノートPCを接続すれば液晶ディスプレイとして単体で動作する。参考展示品は液晶ディスプレイだけでなく、ノートPCやレンズなども収納できる仕様だが、すでにレンズなどは使い慣れたケースをユーザーが持っているという意見もあり、収納スペースを省いて薄型化させる可能性もあるとのことだ。

 なお担当者によれば、ネイチャーカメラマンなどだけでなく、ビジネスユースでも欲しいという声もいくつか聞かれているという。奇しくも、弊誌では同サイズの24型液晶をスーツケースに入れて運搬して破損させた事例を紹介しており、本ケースの製品化によってそのような悲惨な事故が減ることを祈りたい。

キャッチコピーは「Accurate Colour On The Go」
開発中の製品を実際にカメラマンに利用してもらったという
ワールドワイドでは発表済みのDCI-P3/Display P3/sRGB対応31.5型4K液晶ディスプレイ「PD3220U」も参考展示。Thunderbolt 3接続で4K60pの2画面同時出力(デイジーチェーン)もサポートする。国内での発売も予定している