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Celeron 3965Y/メモリ4GBの廉価版「GPD Pocket 2」が25日より発売

~実機写真やベンチマーク結果も早速掲載

Celeron 3965Y/メモリ4GB搭載のGPD Pocket 2(アンバーブラック)

 株式会社天空が運営するGPD製品の直販サイト「GPD Direct」で、廉価版の「GPD Pocket 2」の予約受付がはじまった。発売は25日で、税別価格は59,800円。

 CPUにCeleron 3965Y(1.5GHz固定、ビデオ機能内蔵)を搭載するほか、メモリも従来の8GBから4GBに半減された。性能は低下しているが、約24,000円ほど安価となる。バッテリ駆動時間はCore m3-8100Y搭載モデルの約6~8時間から、約8~10時間に延長される。

 一方で、筐体色はシルバーからアンバーブラックとなった。ちなみにCGではかなり黒く見えるが、実際はApple製品で言うところのスペース&グレイにに、若干の茶色がかった印象だ。

シルバーモデルとの比較。ブラックというよりは、深いグレイといった印象だ
ヒンジ部の光沢が強く、タスクバーのアイコンがちょっと反射してオシャレ

 天空が販売する分に関しては、WPS Officeダウンロード版がバンドルされるほか、硬化ガラスの液晶保護フィルム、専用ポーチ、キーボード日本語化シール、GPDロゴ入り液晶クリーナークロス、ステレオイヤフォン、SDカードリーダが付属する。

 ストレージは128GB eMMC、液晶は1,920×1,200ドット表示/タッチ対応の7型、OSはWindows 10 Home。そのほかの仕様に関しても従来のGPD Pocket 2に準じる。

 天空よりお借りした実機を編集部でベンチマークしてみたところ、Core m3-7Y30を搭載したバージョンと、初代にあたるAtom x7-Z8750を搭載GPD Pocketのほぼ中間性能であることがわかった。3Dグラフィックス性能の高さはKaby Lake譲りだが、Hyper-Threading/Turbo Boost非対応な分、CPU性能は劣る。

【グラフ1】PCMark 10
【グラフ2】3DMark Fire Strikeの結果
【グラフ3】3DMark Sky Diverの結果
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【グラフ5】3DMark Ice Stormの結果
【グラフ6】ドラゴンクエストXベンチマークの結果
【グラフ7】CrystalDiskMarkの結果
【グラフ8】Cinebench R15の結果
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