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3DMarkにレイトレーシング対応ベンチ「Port Royal」が追加へ

Port Royal

 UL Benchmarksは8日(現地時間)、ベンチマークソフト「3DMark」に、リアリタイムレイトレーシングに対応したベンチマークテスト「Port Royal」を、2019年1月8日より追加すると発表した。

 3DMarkの既存ユーザーはPort Royalを2.99ドルで追加でき、SteamにてPort Royalが追加されたAdvanced Editionも29.99ドルで販売される。なお、Port RoyalはAdvanced EditionおよびProfessional Editionで動作し、Basic Editionやデモ版では動作しない。

 Port Royalは、DirectX Raytracing APIを利用してリアルタイムのレイトレーシングをベンチマークするテストで、開発にはMicrosoftが協力。解像度は2,560×1,440ドットでテストされる。

 動作要件には、DirectX Raytracingをサポートするドライバを搭載したビデオカードが必須となっており、現時点ではNVIDIAのRTXシリーズのみとなる。

 UL Benchmarksでは、初期はサポートカードの選択肢は少ないが、2019年にはDirectX Raytracingをサポートするカードが増えるとしている。

3DMark Port Royal — Real-time ray tracing benchmark — Full Demo 1440p