ニュース
3DMarkにレイトレーシング対応ベンチ「Port Royal」が追加へ
2018年12月10日 15:17
UL Benchmarksは8日(現地時間)、ベンチマークソフト「3DMark」に、リアリタイムレイトレーシングに対応したベンチマークテスト「Port Royal」を、2019年1月8日より追加すると発表した。
3DMarkの既存ユーザーはPort Royalを2.99ドルで追加でき、SteamにてPort Royalが追加されたAdvanced Editionも29.99ドルで販売される。なお、Port RoyalはAdvanced EditionおよびProfessional Editionで動作し、Basic Editionやデモ版では動作しない。
Port Royalは、DirectX Raytracing APIを利用してリアルタイムのレイトレーシングをベンチマークするテストで、開発にはMicrosoftが協力。解像度は2,560×1,440ドットでテストされる。
動作要件には、DirectX Raytracingをサポートするドライバを搭載したビデオカードが必須となっており、現時点ではNVIDIAのRTXシリーズのみとなる。
UL Benchmarksでは、初期はサポートカードの選択肢は少ないが、2019年にはDirectX Raytracingをサポートするカードが増えるとしている。