富士通、BS/CS110度4KチューナやUHD BD搭載の一体型PC

FH-X/C3(FH90/C3も見た目は同じ)

　富士通クライアントコンピューティング株式会社は、27型ディスプレイ一体型PC「FH-X/C3」および「FH90/C3」を11月下旬に発売する。税別価格は前者が30万円弱、後者は24万円強。

　上位のFH-X/C3は、PCでは世界初とするBS4Kおよび110度CS4K対応チューナーを搭載し(録画機能は今後アップデートにて対応予定)、4K(3,840×2,160ドット)解像度の液晶ディスプレイとUHD BDドライブを備えているのが特徴。

　一体型PCのESPRIMOブランドでは、これまでFHシリーズの90番台が最上位機種として位置していたが、今回新たに「X(テン)」の型番がフラグシップモデルに置かれることになった。

　両機種とも前モデルからデザインが刷新され、4辺狭額縁液晶の採用で没入感が増したほか、光沢を抑えるローヘイズ液晶と高輝度化により、コンテンツの視聴感が向上。スピーカーは以前と同じ4+4Wスピーカーと10Wのサブウーファーという構成だが、サブウーファーはタブルパッシブラジエータ方式によって低音が強化されている。また、スピーカーの角度が微調整され、直接耳に届きやすくなった。

　筐体が変更されたことで、奥行きが57mm、高さが26mm減少。本体サイズは616×170×442mm(幅×奥行き×高さ)となり、設置の自由度が上がっている。このほか、Intel製6コアCPUや、Optaneメモリーが新たに実装されている。