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ASUS、2電源利用で28コアXeon対応のゲーミングマザー「ROG Dominus Extreme」

ROG Dominus Extreme

 ASUSは8日(米国時間)、28コア/56スレッドのワークステーション向けプロセッサ「Xeon W-3175X」に対応したマザーボード「ROG Dominus Extreme」を発表した。

 Xeon W-3175Xはこれまでサーバー向けに展開したXeon Platinumのデスクトップワークステーション版とも言える製品。CPUソケットの形状が異なるほか、メモリも6チャネルのサポートとなっている。

 このため、同マザーボードも14×14インチのEEBフォームファクタとなっており、メモリスロットは全部で12基、最大192GBまでのメモリをサポートする。また、独自の「DIMM.2」スロットにより、4基のNVMe SSDを装着できるようになっている。

 電源周りも特徴的で、メイン用ATX 24ピンコネクタを2基備え、2つの電源を同時に利用可能。また、EATX電源コネクタを9つ備えており、このうち6つは12V用に排他的に供給する。電源は32フェーズで、大型ヒートシンクを備え、隠れた4基のファンにより強制的に冷却する仕組み。

 水冷で構築するユーザーのために、温度センサー、水流モニタリング、液漏れ感知などをサポートする。モニタリング用のピンヘッダをオンボードで2基備えるほか、12基のファン用ピンヘッダで大型ラジエータに対応できる。

 ROG的な要素としては、アルミニウム製のアーマー、1.77型カラーディスプレイによるLiveDash OLED、Aura Syncのライティングシステムなどを搭載。また、10Gigabit Ethernet、GigabitクラスのWi-Fi、最新のSupremeFXオーディオなども搭載する。