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iPhone XS/XS Maxが本日発売。雨のなか250人がApple表参道に並ぶ

午前7時過ぎには、東京メトロ表参道駅まで列は伸びていた

 アップルの「iPhone XS」と「iPhone XS Max」、「Apple Watch Series 4」が、2018年9月21日午前8時から発売となった。

 東京・表参道のApple表参道では、雨が降る中、開店前に約250人が列を作り、最新のiPhoneおよびApple Watchを購入した。

 iPhoneの発売時に都内で雨が降ったのは、今回が初めてとなった。

 先頭に並んだ20歳の男性は、都内在住で、始発でApple表参道に向かい、午前5時30分から並んだという。

 男性は、iPhoneの新製品が出るたびに購入しているといい、今回は、ゴールドのiPhone XS Maxおよびステンレススチールの44mmのApple Watch Series 4を購入。「発表されてすぐに購入を決めた。iPhone史上最大といわれるディスプレイを見てみたい。強化されたカメラも使ってみたい。早く箱を開けたい」と購入した喜びを表現。「iPhoneなしで生活する環境は考えられないほど欠かせない存在になっている。アプリ開発の仕事をしているので、なるべく最新のiPhoneを使いたい」などと語った。

傘をさした長い列。雨のなかでiPhoneの発売を迎えたのは都内では初めてのことだ
恒例のスターバックスのコーヒーサービス
列では予約した商品の確認を行なっていた
オープン前にスタッフが集まって記念撮影
発売3分前になりスタッフが傘を持って出てきた
スタッフが一緒になって、傘をさして発売を待つ
並んでいた人たちが次々と店内に入る
ハイタッチしながら店内に入る恒例の風景
店内は多くの購入者でいっぱいになった
購入手続きをするスタッフ

 発売されたiPhoneの最新モデルは、全画面デザインの5.8型有機ELディスプレイを搭載したiPhone XSと、6.5型有機ELディスプレイを搭載したiPhone XS Maxの2機種。さらに、Apple Watch Series 4も同時に発売された。なお、6.1型の液晶ディスプレイを採用したiPhone XRは、10月19日から予約を開始し、26日に発売される。

 iPhone XSとiPhone XS Maxは、スマートフォン初となる7nmプロセスチップであり、Neural Engineを搭載した「A12 Bionicチップ」の採用と、デュアルカメラシステムの搭載などにより、写真やビデオ撮影を強化。より高速化したFace ID、ワイドに広がるステレオ再生機能を搭載。デュアルSIMも採用している。とくに、iPhone XS Maxは、6.5型ディスプレイを採用したiPhone史上最大となるSuper Retinaディスプレイを搭載した製品となっている。

 同社では、「次世代のテクノロジを凝縮した、スマートフォンの未来のビジョンを大きく塗り替える製品」と位置づけている。

 iPhone XSとiPhone XS Maxには、64GB、256GB、512GBの容量のモデルがあり、スペースグレイ、シルバーに加えて、新たにゴールドを追加。価格は、iPhone XSは112,800円から、iPhone XS Maxが124,800円から(いずれも税別)。

 また、Apple Watch Series 4は、ディスプレイは30%以上大きくなり、薄型も達成。通信機能とともに、健康機能を提供。転倒検出機能の搭載のほか、ECGアプリを活用して、心電図を取ることができる電気心拍センサーも搭載している。40mmと44mmの2つのサイズを用意。GPSモデルの価格は45,800円から、セルラーモデルの価格は56,800円から(いずれも税別)。

発売されたiPhone XS(右)とiPhone XS Max(左)
Apple Watch Series 4
店内はApple Watch Series 4のディスプレイに変わっていた