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Apple、OLED 5.8型の「iPhone XS」と6.5型の「iPhone XS Max」
2018年9月13日 09:19
Appleは、オールスクリーンデザインのOLEDを採用する5.8型「iPhone XS」と6.5型「iPhone XS Max」を9月14日より予約開始、21日より発売する。
共通の特徴として、ディスプレイに筐体前面のほぼ全域を使ったOLEDを採用。OLEDの自発光により黒の引き締まりが液晶より強く、コントラスト比は100万:1、最大輝度は625cd/平方mに達し、Dolby VisionとHDR 10のHDRにも対応。Maxの6.5型はiPhoneでもっとも大きな画面サイズとなる。解像度は5.8型が2,436×1,125ドット、6.5型が2,688×1,242ドット。
ディスプレイのガラスは、スマートフォン史上もっとも強靱とするほか、医療機器グレードのステンレス製スチールフレームにより、再々で水深2m30分間に耐えるIP68の防水・防塵機能を装備。また、ゴールドカラーも追加された。
SoCには7nmプロセスで、最大15%高速な2つの高性能コアと最大50%効率的な4つの効率コア、50%高速な4コアGPU、Apple独自設計の画像信号プロセッサを内蔵する「A12 Bionic」を搭載。また、前世代の毎秒600億回に対して、最大毎秒5兆回の演算処理が可能な8コアの機械学習向けNeural Engineも内蔵する。
カメラは1,200万画素のデュアルセンサー、f1.8の広角レンズとf2.4の望遠レンズ、デュアル光学式手ぶれ補正を搭載。ポートレートモードではより高度な深度判定ができるのに加え、撮影後にも被写界深度を調整できる。
iPhone XSの税別価格は、64GBが112,800円、256GBが129,800円、512GBが152,800円、iPhone XS Maxは64GBが124,800円、256GBが141,800円、512GBが164,800円。本体色は、シルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色。
本体サイズ、重量、バッテリ駆動時間は、5.8型が70.9×143.6×7.7mm(幅×奥行き×高さ)、177g、12時間(インターネット利用時)。6.5型が77.4×157.5×7.7mm(同)、208g、13時間(同)で、バッテリ駆動時間は、iPhone Xより5.8型が30分、6.5型が1.5時間長くなっている。