ニュース
前面HDMIでVRも快適に。e-sports向けゲーミングPC
~マウスコンピューター「G-Tune NEXTGEAR i680SA1-e-sports」
2018年8月8日 12:02
マウスコンピューターのゲーミングPCブランド“G-Tune”が数年ぶりにPCケースをリニューアル。今時のゲーマーの意見を大幅に取り入れ、つや消しブラックベースの渋いデザインで生まれ変わった。もちろん中身は最新のCore i7-8700にGTX 1060というコスパ重視の組み合わせ。グラフィックス描画重めのゲームならフルHD中設定、軽めなら最高画質で快適に遊べるパフォーマンスを備えている。軽量で動きの激しいeスポーツ系タイトルを快適に遊ぶために生まれたゲーミングPCと言える。
ゲーミングPCでコストばかり重視すると、起動ドライブをHDDにして起動時間が長くなるマシンになりがちだが、本機はSSD+HDDが標準構成。ただ、デフォルトのSSDは容量240GBとやや少なめなので、大作ゲームも遊ぶつもりならBTOを利用して増設しておきたい。G-TuneのBTOメニューはパーツの選択肢が豊富なことも強みだが、CPUをIntel創立50周年記念モデルである「Core i7-8086K」に変更できるなど、かなり濃いカスタマイズも楽しめる。
最大の見どころとして本体上部にHDMI出力端子を備えている点を挙げたい。これはVRグラスとの接続をスムーズに行なうための装備。HDMIとUSB端子の距離も近いので、ゴチャっとしやすい接続ケーブルをスッキリとまとめられる。ビデオカードが3GB版のGTX 1060なので軽めのVRコンテンツに限られるが、VR Chatやバーチャルキャストに挑戦したいユーザーならぜひとも検討してほしい。(TEXT:加藤勝明)
ベンチマーク結果 | |
---|---|
PCMark 10 Extended | 6,521 |
3DMark Fire Strike | 10,673 |
3DMark Time Spy | 4,003 |
消費電力 | アイドル時:39.6W |
高負荷時:165W |
【検証環境】ファークライ5:内蔵ベンチマークで測定、PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS:マップ“Erangel”におけるリプレイデータを再生し、その際のフレームレートをOCATで測定、アサシン クリード オリジンズ:内蔵ベンチマークで測定、レインボーシックス シージ:内蔵ベンチマークで測定、アイドル時:OS起動10分後の値、高負荷時:3DMark-Fire Strike実行中の最大値、電力計:ラトックシステム REX-BTWATTCH1
本記事は、DOS/V POWER REPORT9月号「特集・買うか、作るか、ゲーミングPC」からの抜粋です。この特集では、完成品、自作を問わず、ゲーミングPCを幅広く取り上げます。メーカー製のデスクトップPC、ノートPC、自作PC、ゲーム向けのPCパーツ選び、ゲーミングマウス&キーボード、ディスプレイなど、PC業界の先端をゆくエッジの効いたゲーミング関連製品を多数紹介しています。