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日本HP、容積2.7LでQuadro P600を搭載したワークステーションなど
2018年7月18日 16:35
株式会社日本HPは、容積2.7LでQuadro P600を搭載した小型ワークステーション「HP Z2 Mini G4 Workstation」、スリム型ワークステーション「HP Z2 SFF G4 Workstation」、タワー型ワークステーション「HP Z2 G4 Workstation」を8月下旬より順次発売する。
最小構成の税別直販価格は順に143,000円、117,000円、126,000円から。
HP Z2 Mini G4 Workstation
HP Z2 Mini G4 Workstationは容積2.7LでQuadro P600を搭載。従来モデルと比較してグラフィックス性能は2倍となった。また、オプションで上位のQuadro P1000も選択可能となっている。
省スペース性が特徴で、デスクの下やディスプレイの後ろなどに設置できる。オプションのラックマウントブラケットを利用すれば、標準の2M(42U)ラックに最大56台を集約できる。
最大6台のディスプレイに出力可能なほか、シリアルポートもオプションで搭載可能。6コアのXeonプロセッサの搭載も特徴。
最小構成は、Xeon E-2104G(3.2GHz、4コア)、メモリ8GB、Inel C246チップセット、1TB HDD、OSにWindows 10 Proなどを搭載する。
インターフェイスはThunderbolt 3、USB 3.1 Type-C×2、USB 3.0×4、DisplayPort 1.2×3、HDMI、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、音声入出力などを備える。
本体サイズは216×216×58mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.18kg。
HP Z2 SFF G4 Workstation/HP Z2 Tower G4 Workstation
HP Z2 SFF G4 Workstationは幅が100mmのスリムワークステーション。
最小構成は、CPUにCore i3-8100(3.2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、500GB HDD、OSにWindows 10 Proなどを搭載する。
オプションでは、Xeon Eプロセッサや最大64GBのメモリ、最大1TBのSSD、光学ドライブ、SDカード、Quadro P400/P620/P1000グラフィックス、Thunderbolt 3、追加のGigabit Ethernet、シリアルポートなどを選択可能。
拡張ベイはスリム光学ドライブ専用ベイ、2.5インチシャドウ、3.5インチシャドウ。インターフェイスは、USB 3.0×6、USB 2.0×2、HDMI、Gigabit Ethernet、音声入出力などを備える。
本体サイズは100×381×338mm(同)、重量は約6.3kg。
HP Z2 Tower G4 WorkstationはSFFとほぼ同仕様だが、タワー型となったことでQuadro P2000/P4000/P5000といった高性能なビデオカードを選択でき、拡張ベイも5インチ×2、3.5インチシャドウ×2となる。本体サイズは169×435×356mm(同)、重量は約11.4kg。