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モトローラ、18:9液晶/指紋センサー搭載で税別2万円を切る5.7型スマホ
~カメラ機能強化のmoto g6シリーズも
2018年6月7日 17:35
モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社は、5.93型「moto g6 plus」、5.7型「moto g6」、5.7型「moto e5」のSIMロックフリーAndroidスマートフォン3製品を、6月8日より発売する。税別直販価格はそれぞれ38,800円、28,800円、18,500円。
moto g6/g6 plusは、moto gシリーズの第6世代モデルとなる製品。ハイエンドモデルの機能を備えながら、低価格を実現するという特徴を継承し、優れた筐体デザイン、大きな画面サイズ、カメラ機能など、ユーザーのスマートフォン体験をさらに向上させる機能強化が図られているとする。
moto g6 plusは、アスペクト比18:9のFHD+ Max Visionディスプレイを搭載し、筐体背面に3Dガラスを採用。カメラはF値1.7、ピクセルサイズ1.4μmのレンズにより、低照度時の撮影性能を強化し、独自のソフトウェアとデュアルAFピクセル技術により、高品質かつ高精細な撮影が可能となっている。
新機能として、バーコード/QRコードリーダ機能や、物体認証/ランドマーク認証による情報取得、顔認証機能なども搭載された。
moto g6は、g6 plusから画面サイズとSoC、メモリなどを変更したモデルで、カメラなどはg6 plusと同様の機能を使うことができる。
g6/g6plusともに、SIMスロットはNano SIM×2で、DSDS(デュアルSIM/デュアルスタンバイ)に対応。特徴として、microSDスロットがSIMスロットと排他になっておらず、DSDSとmicroSDの同時利用が可能となっている。
また、ソフトウェアとセンサーを組み合わせ、より直感的に端末動作をアシストする独自機能「motoエクスペリエンス」が搭載され、手首をひねってカメラを起動したり、振り下ろしてライトの点灯、指紋認証センサー上でフリック操作を行なえる「ワンボタンナビ」といった「Motoアクション」機能など、直感的なUIで快適に操作できるとしている。
moto e5は、国内初上陸となるmoto eシリーズの製品。
4,000mAhの大容量バッテリで終日駆動を実現するほか、指紋認証センサーの搭載、18:9のMax Visionディスプレイなど、普段使いをサポートする充実した基本性能を搭載しつつ、2万円を切る低価格が特徴となっている。
こちらもNano SIMスロット×2を搭載し、DSDSをサポート。microSDカードも利用できる。
3製品ともに多数のバンドに対応し、日本国内すべての通信キャリアで利用できる。
各製品の仕様は以下のとおり。
モデル | moto g6 plus | moto g6 | moto e5 |
---|---|---|---|
OS | Android 8.0 | Android 8.0 | |
ディスプレイ | 5.93型FHD+(2,160×1,080ドット)IPS液晶 | 5.7型FHD+ IPS液晶 | 5.7型HD+(1,440×720ドット)IPS液晶 |
SoC | Snapdragon 630(8コア/2.2GHz、Adreno 508 GPU) | Snapdragon 450(8コア/1.8GHz、Adreno 506 GPU) | Snapdragon 425(4コア/1.4GHz、Adreno 308 GPU) |
メモリ | 4GB | 3GB | 2GB |
ストレージ | 64GB | 32GB | 16GB |
2G | 850MHz/900MHz/1,800MHz/1,900MHz | ||
3G | B1/B2/B5/B8/B19(B6含む) | ||
4G | B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28/B38/B40/B41 | ||
SIMスロット | Nano SIM×2(DSDS対応) | ||
ネットワーク | IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0 | IEEE 802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2 | IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 4.2 |
NFC | 対応 | 非対応 | |
テザリング | 対応 | 対応 | |
背面カメラ | 1,200万画素(f/1.7)+500万画素(f/2.2)、デュアル相関色温度LEDフラッシュ | 1,200万画素(f/2.0)+500万画素(f/2.2)、デュアルLEDフラッシュ | 1,300万画素(f/2.0)、LEDフラッシュ |
前面カメラ | 1,600 万画素(f/2.2)、LED フラッシュ | 500万画素(f/2.2)、LED フラッシュ | |
センサー | 指紋認証、加速度計、ジャイロスコープ、コンパス、近接、環境照度 | 指紋認証、加速度計、近接、環境照度 | |
インターフェイス | USB Type-C、ステレオミニジャック、microSDスロット(最大128GB) | Micro USB、ステレオミニジャック、microSDスロット(同) | |
バッテリ | 3,200mAh | 3,000mAh | 4,000mAh |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 約75.5×159.9×8.1mm(最薄部) | 約72.3×153.8×8.3mm(同) | 約72.2×154.4×8.9mm(最薄部) |
重量 | 約165g | 約162.5g | 約173g |
色 | ディープインディゴ | フラッシュグレー/ファインゴールド | |
税別価格 | 38,800円 | 28,800円 | 18,500円 |
7日に開催された製品発表会には、モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社 代表取締役社長のダニー・アダモポウロス氏、同社プロダクトマネージャーの島田日登美氏が登壇。製品紹介を行なった。
アダモポウロス氏は、グローバルと日本の市場におけるモトローラの状況を説明し、ワールドワイドでは好調な推移を見せていると紹介。
日本でも、SIMロックフリースマートフォン市場がこの3四半期で乱高下したなか、モトローラは安定しており、満足のいく結果だったと語り、市場調査の結果、20~30代の男性ユーザーに多く受け入れられており、若年層にもリーチできているとした。
同氏は、この調査結果を受けて低価格なeシリーズの国内市場投入を決定したことを明かし、低予算で高い価値を求めるSIMロックフリーユーザー全体の傾向に合わせたモデル展開だと説明した。
島田氏は、モトローラは移動通信端末のパイオニアであり、イノベーションと本当の価値を組み合わせたライフスタイルスマートフォンを提供していくとアピール。
moto g6/g6 plusでは、大画面化しつつもカーブを採用した手に馴染むデザインと紹介し、とくにカメラ機能が強化されているとした。
今回国内初投入となるeシリーズのmoto e5については、モトローラジャパンにとっての「次なる一手」であると説明。ずばり低価格で勝負するモデルであるとした。
税別2万円を切る価格ながら、18:9の大型画面や指紋センサーを搭載しており、大容量のバッテリで普段使いでもストレスなく利用できるとした。