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シャープ、東芝のPC事業を40億円で買収
~PC市場に再参入
2018年6月5日 13:15
シャープ株式会社は5日、東芝クライアントソリューション株式会社を買収することを発表した。
シャープは、東芝から東芝クライアントソリューションの株式の80.1%を40億500万円で取得、子会社化する。株式の譲渡は2018年10月1日の完了が予定されている。
買収にともない、PC事業やモバイルエッジコンピューティング事業、ドライブレコーダー事業といった事業内容、商品、ブランド、人材、技術、販売チャネルなどを継承する。
シャープは2009年発売のネットブック「Mebius PC-NJ70A」(シャープ、光センサー液晶パッド搭載機のWindows 7モデル)を最後に、コンシューマ向けPC市場から撤退しており(法人向けには2014年にWindowsタブレットを投入している「シャープ「Mebius Pad TA-H10L-B」」)、今回の買収で市場に再参入するかたち。
同社は、COCORO+サービスを始めとするAIoTプラットフォームと連携し、商品やサービスの付加価値を高め、ホーム・オフィスなどにおけるスマート化を推進するとしている。