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FSP、出力を“オーバークロック”できる世界初の水冷対応電源
2018年2月8日 15:27
FSPは7日(台湾時間)、出力1,200WのATX電源「Hydro PTM+」を発売した。Amazon.comでの販売価格は699ドル。
「COMPUTEX TAIPEI 2017」にて展示されていた製品で、世界初の水冷対応電源を謳った製品。100%日本製コンデンサを採用し、定格効率は92%。80PLUS Platinum認証を取得している。
水冷パーツメーカーBitpowerと共同開発したオリジナルの水冷ヘッドを内蔵しているのが特徴。135mm角のFDBファンも搭載しており、負荷30%まではファンレス動作の設計になっている。水冷時には50%までファンレス動作となる。
定格最大出力は1,200Wだが、水冷時には1,400Wまで“オーバークロック”が可能であるとしている。RGB LEDも内蔵しており、ASUS「Aura Sync」に対応する。
各ラインの出力は、+3.3V/+5Vが24A、+12Vが100A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3A。ケーブルはプラグイン式で、メイン用20+4ピン、12V補助用4+4ピン×2、PCI Express用6+2×4、SATA電源×12、4ピンペリフェラル×4、ペリフェラル+FDD。
本体サイズは150×200×86mm(幅×奥行き×高さ)。
500セット限定で、スリーブケーブルとBitspowerの120mmラジエータ/ポンプ一体型水冷キットを同梱した限定版も販売される。