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Windows 10プレビュー版、通知に作業を中断させない「Quiet Hours」実装

~特定の通知のみ表示したり、マルチ画面/ゲーム中は通知を無効化可能に

Quiet Hoursの設定

 Microsoftは11日(現地時間)、PC向けのWindows 10 Insider Preview Build 17074をFast ringでリリースした。

 なお、一部のAMDのシステムでは投機実行の脆弱性パッチを適用すると、Windowsが起動しなくなる問題が発生しており、現時点ではAMDシステム向けへの提供を一時停止している(参考記事)。

 Build 17074では、PCでの作業に没頭している最中などに、通知のポップアップ表示によって邪魔されてしまうのを防ぐための機能「Quiet Hours」が実装された。同機能は「設定→システム→非通知モード」に用意されており、標準では以下のような状況において有効化されている。

  • マルチディスプレイ環境を構築している状態(プレゼン時などでの通知の介入を防止)
  • フルスクリーン状態でDirectXサポートのゲームをしているとき

 また、自身でQuiet Hoursの時間帯を設定することもでき、Quiet Hours中でも優先して表示するアプリや人物を設定するといった融通を利かせた使い方も可能。人物の場合は「People」機能としてタスクバーにピン留めされる。Quiet Hours中に表示しなかった通知内容をあとでまとめて見ることもできる。

 このほか、Cortanaを利用している場合に、在宅時はQuiet Hoursをオンにするといった設定も可能。