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AMD、X399対応だが8コア16スレッドの「Ryzen Threadripper 1900X」

Ryzen Threadripper 1900X

 AMDは31日(米国時間)、8コア/16スレッドのエンスージアスト向けCPU「Ryzen Threadripper 1900X」を発売した。米国での推奨小売価格は549ドル。

 コア数/スレッド数こそ下位の「Ryzen 7 1800X」と同等だが、4チャネルのメモリバスや、64レーンにもおよぶPCI Expressレーンを備えるなど、周辺が強化されている。一方で上位のRyzen Threadripper 1950Xと比較して高いベースクロック(3.8GHz)も特徴。

 ソケットはSocket TR4。14nmプロセスで製造されており、L1キャッシュは合計768KB、L2キャッシュは合計4MB、L3キャッシュは合計16MB。TDPは180Wで、最大動作温度は68℃。

 独自のSenseMI技術を搭載するほか、仮想化技術、AES暗号化、AVX2/FMA4命令への対応が謳われている。