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WD、容量2TBを実現した2.5インチ/M.2 SSD

WD Blue 3D NAND SATA SSD

 Western Digital(WD)は8月2日、コンシューマ向けSSDでは初の商用化という64層3D NAND技術を採用した、SATA SSD「WD Blue 3D NAND SATA SSD」および「サンディスク ウルトラ 3D SSD」を発表した。価格はオープンプライスで、8月後半から9月初旬にかけて国内で販売が開始される。

 それぞれ仕様は同じで、2TB/1TB/500GB/250GBの4モデルをラインナップし、税別店頭予想価格は順に76,000円前後、38,000円前後、20,000円前後、12,000円前後の見込み。フォームファクタは7mm厚の2.5インチに加え、WDのみM.2 Type 2280も用意する。

 2D NANDを採用したWD Blue PC SSDおよびサンディスク ウルトラ II SSDの後継となり、これらの既存モデルは徐々にフェードアウトする。前モデルに対してシーケンシャルリード/ライトなどが若干向上。WDはPC DIY向け、サンディスクはイメージング(写真/動画)向けという位置づけになる。

 おもな仕様は下表のとおり。

【表】WDとサンディスク製SSDの仕様
WD Blue 3D NAND SATA SSD/サンディスク ウルトラ 3D SSD
容量2TB1TB500GB250GB
インターフェイスSATA 6Gbps
フォームファクタ2.5インチ 7mm厚、M.2 2280(※WDのみ)
シーケンシャルリード560MB/s550MB/s
シーケンシャルライト530MB/s525MB/s
ランダムリード95,000IOPS
ランダム4Kライト(QD32, T4)84,000IOPS81,000IOPS
TBW(総書き込みバイト数)500TB400TB200TB100TB
NANDフラッシュ3D NAND(64層)
記録方式TLC
店頭予想価格76,000円前後38,000円前後20,000円前後12,000円前後
サンディスク ウルトラ 3D SSD