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UPQ、スマホ発火の原因は充電制御とバッテリと特定。新ファーム提供。新製品は発売見合わせ

 株式会社UPQは25日、同社製スマートフォン「UPQ Phone A01X」が過熱、焼損した事故の原因について、バッテリおよび充電制御に原因があると特定。問題を解消したファームウェアを本日より順次配布すると発表した。

 新しいファームウェアを適用することで、充電が緩やかになりバッテリへの充電時の負荷を減らす。ただし、バッテリと充電制御双方に原因があり、新ファームウェアと既存バッテリの組み合わせでは原因のすべてを取り除いたことにはならないため、購入者に対して新型バッテリの配布を行なう。配布時期は6月中に発表予定。新バッテリの提供までしばらく時間がかかるため、先立って新ファームウェアを提供することで、現行バッテリにおいても充電時負荷を軽減させ、発熱・焼損が発生する確率を下げられると考え、今回の対応を決めたという。

 同社は、今回の件を踏まえ、2016年に発表し、発売を延期していた新製品「UPQ Phone A02」の発売を見合わせることも決定した。