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Polaris版のRadeon Pro Duoが発表。HBM非採用やユニット数減少で性能はFiji版に劣る

Radeon Pro Duo(Polaris版)

 米AMDは24日(現地時間)、米ラスベガスで開催中のNAB Show 2017に合わせ、Polarisアーキテクチャを採用したプロ向けデュアルGPUビデオカード「Radeon Pro Duo」を発表した。

 Radeon Pro Duoは昨年(2016年)の3月に“Fiji”版が発表されており、今回はその最新世代品となる。アーキテクチャはPolarisになっているが、Fiji版でHBMを採用していたグラフィックスメモリはGDDR5に変更されており、Stream Processorの数も8,192基から4,608基に減っている。そのため、処理能力は11.45TFLOPSと、Fijiの16TFLOPSよりも劣る。ただ、販売価格は999ドルになり、500ドルほど低価格になった。

 Radeon Pro Duo Polaris版は、Radeon Pro WX 7100がベースとなっており、同WX 7100の2倍のジオメトリスループットを備える。GDDR5となり、その分メモリ容量が増えた関係で、8KやVRコンテンツの編集/制作には利用しやすくなったと言える。

 Radeon Pro Duo Polaris版の出荷次期は5月末を予定。

GPU名Radeon Pro Duo(Polaris)Radeon Pro Duo(Fiji)TITAN X(Pascal)
GPUクロック(最大)1,243MHz1,000MHz1,531MHz
Stream Processor4,608基8,192基3,584基
メモリ容量GDDR5 32GBHBM 8GBGDDR5X 12GB
メモリクロック(データレート)7Gbps500MHz(1Gbps相当)10Gbps
メモリインターフェイス256bit×24,096bit×2384bit
製造プロセス14nm28nm16nm
Typical Board Power250W350W250W(TDP)