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【Inter BEE 2016】キヤノン、HDR対応の30型8K/60Hz液晶ディスプレイを参考出展

~300ppi超で印刷物の表示品質

30型8K/60Hz液晶ディスプレイ

 11月16日~18日の3日間、放送関連機器/技術の展示会「Inter BEE 2016」が幕張メッセにて開催される。

 キヤノンは、同展示会にて、8K対応の30型液晶ディスプレイを参考展示を行なった。

 出展された製品は8K解像度の表示が可能な液晶ディスプレイ。表示できる明るさの幅を拡大し、高ダイナミックレンジにより現実に近い写りを実現する、HDR表示にも対応する。

 30型で8Kという高密度液晶により、人間の視認限界に匹敵する300ppi超を実現。印刷物と同等の表示品質を達成している。

 デモ機は60Hzでの表示とのことで、映像は同じく参考展示されていた8Kスーパー60fps CMOSセンサー(有効画素数8,192×4,320)搭載カメラで撮影されたものだという。

 担当者によると、価格や発売などについては未定としながらも、製品化は考えているとのことだった。

※リンク先等倍
背表紙の映像
寄れる限りの接写で撮影。画像を拡大しても光点が見えず、プリンタの印刷物を撮ったかのように見える
8Kカメラ
システム
カメラはEFマウント採用