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玄人お断り! Linuxも電子工作も知らないけどRaspberry Piは気になっているあなたに向けた入門書が登場

~基本解説に加え、ハイレゾオーディオ、ビデオプレイヤーなどの作例も収録

「楽しいガジェットを作る いちばんかんたんなラズベリーパイの本」

Linux、プログラミング、電子工作を知らなくてもラズパイは楽しめるんです

 PCやデジタルガジェット好きの方なら、「Raspberry Pi」(ラズベリーパイ)という単語は耳にしたことがあるはず。

 Raspberry Piは5,000円そこそこで手に入る小型マザーボードで、ちまたでは大変な人気があります。そこで、ちょっとネットで調べてみると……

  • OSは基本的にLinuxベース、一般的なWindowsは動作しない
  • プログラミングの話が頻繁に出てくる
  • 電子工作やIoT絡みの話が頻繁に出てくる

といったことがすぐに分かると思います。ちょっとハードルが高いというか、自作PCやWindowsとは文化が違うというか……。とにかく、かなりの人にとっては「買っても、わけが分からなくて即しまうことになる確率が高そう」なアイテムというわけです。でもこれだけちまたが盛り上がっていると、やっぱり触ってみたくなるのが人情。これまで指をくわえて眺めていたあなた! あのぶどうはすっぱいと思っていたあな! そんなあなたに向けた超イージーなRaspberry Pi入門書が登場します!

 2016年9月23日に発売される『楽しいガジェットを作る いちばんかんたんなラズベリーパイの本』(DOS/V POWER REPORT編集部 編)がそれ。この書籍では、OSのセットアップから日本語化など、Raspberry Piをパソコン的に常用する方法の解説と、Raspberry Piを使ったハイレゾオーディオプレイヤー、ビデオプレイヤー、クラウドストレージといった実用的で楽しいガジェットの作成方法を徹底的に優しくまとめてあります。

理屈抜き!書いてあるとおりに組み立てればRaspberry Piを使えます

 本書の構成は以下のとおりです。

第1章:これがRaspberry Piだ!
第2章:基本編 1万円チョイのミニPC作り
第3章:Raspbianでの操作を覚える
第4章:楽しいガジェットを作ろう!

 第1章でRaspberry Piを知り、第2章でRaspberry Piをセットアップし、第3章で基本的な操作と設定を覚えます。とくに2章と3章は、手順を1つずつていねいに解説していますので、Linuxやプログラミング、電子工作の経験がなくても誌面のとおりに設定すればRaspberry Piが使えるようになります。完成したマシンはTVなどにつないでPC的に利用できますが、その操作もWindows 10と対比して分かりやすく説明しています。そして第4章で応用編として実用的な各種のガジェットを作ることで、楽しみながらRaspberry Piに慣れてゆくことができる内容に仕上がっています。

 秋の夜長は本書を片手に初めてのRaspberry Piを楽しんで見るのはいかがでしょうか?

第2章「ラズパイPCの組み立て」より。専用ケースにRaspberry Piを組み込む手順を写真主体で解説しています
第2章「日本語環境の構築」より。OSに日本語フォントをインストールする手順を解説しています
第3章「ソフトウェア」より。付属のメーラーを設定する手順を解説しています
第4章「Raspberry Piで作るビデオプレイヤー」。専用OS「OSMC」をインストールして、ビデオプレイヤーを作ります
第4章「Raspberry Piで作るハイレゾオーディオプレイヤー」。専用OS「Volumio 2 RC1」をインストールして、ネットワーク&ハイレゾ音源対応のオーディオプレイヤーを作ります
第4章「Raspberry Piで作るパーソナルクラウド」。クラウド構築パッケージ「ownCloud 9」をインストールして、個人向けのクラウドストレージを作ります
第4章「Raspberry Piで作るノートPC」。ノートPC組み立てキット「pi-top」をインストールして、10時間動作できるノートPCを作ります

楽しいガジェットを作る いちばんかんたんなラズベリーパイの本

価格:2,400円(税別)

発売日:2016年9月23日(秋葉原 書泉ブックタワーにて9/13より先行販売中)

ページ数:208

サイズ:B5変形判

著者:太田 昌史 著/高橋 正和 著/海上 忍 著