こんにちは、黒田瑞貴です! 今回も1985年に日本ファルコムから発売された「ザナドゥ」をプレイしていきます! ドラゴンスレイヤーの第2作目で、今から38年前に発売されました。ドラゴンスレイヤーに続き木屋善夫さんがプロデュースしたアクションロールプレイングゲームで、国産PC用ゲームでは異例の40万本を売り上げる大ヒット! 当時プレイしていた方や、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
その後移植版、リメイク版、追加シナリオもリリースされました。私はレトロゲーム配信サイトプロジェクトEGGで、PC-8801版を880円で購入しました。シリーズとしても新作が出続けている大ヒット作品の魅力を、今回もプレイを通して深掘りしていきたいと思います!
レトロゲームのプレイにはマウスコンピューターさんの「G-Tune P6-I7G50BK-A」を利用させていただいています。主な仕様は、Core i7-12650H、メモリ16GB、GeForce RTX 4050 Laptop、SSD 500GB、16型フルHD/165Hz液晶を搭載しています このゲームでプレイヤーは、世界に君臨する赤いドラゴンを倒すことを目的にしており、このドラゴンを倒すためには幻の剣DragonSlayerが必須! なので、まずはこのDragonSlayerを探す冒険から始めます。ここで前作との関連性がちょこっと出てくるあたり、ゲーマーにはうれしかったりしますね(^^) 前作のドラゴンスレイヤーでは、敵にタモリさんがいたり、可愛らしいエビのようなモンスターがいたりと、ガチな攻略要素と面白い敵キャラが魅力でした! そして今作の「ザナドゥ」もガチ攻略要素はそのままに、敵キャラやシステムがかなりパワーアップしています! 今回もプレイヤーに職業の選択などはないのですが、戦士と魔法使いの2種類の経験値とレベルがあり、最初からどちらの武器も使用することができます。ざっくり言うと、近接の戦士と遠距離の魔法といった感じです。好みの武器で相手を倒すことで、使用した方の武器に経験値が入り、戦闘の好みを反映させていくことができます!
前回数時間プレイをして、1面のボス“BigKRAKEN”に挑みましたが、まさかの1ミリもダメージ入らず……。初期装備をちょっと強化したくらいじゃ歯がたちませんでした(TT)。
しかし、このゲームではモブキャラ、強化アイテムなどほとんどのものが有限になっています。使えない初期武器に強化アイテムを使ってしまったのは、あまりにもったいない……。ということで、今回また最初からやり直すことに。まだ開始から数時間……。傷は浅い!!! 最初からやり直すにはPC上のセーブデータのファイルを削除することが必要で、少し面倒なのですが、詰むまで待つよりは良いかな……と思い切って全削除しました。
振り出しには戻りましたが、ボスに初期武器が効かないと分かったので、今度は武器の強化アイテムを見つけても、武器を新しく買ってからGETするようにしてみます! 戦闘はシンボルエンカウント方式で、マップ上のモンスターと接触することで戦闘フェーズに移ります。敵を倒すと経験値以外にも、アイテムや装備、お金などを落とします。戦闘フェーズに移行したあと、最後のモンスターを倒す際、アイテムのドロップ率が高いのですが、魔法で倒すとお金に変わってしまうらしいので、最後の一撃はなるべく剣士の体当たりで片付けるようにしてドロップを狙うのが良いらしいです。 有限のモブモンスター、アイテムの数を考えつつ戦略的に進めていくのが大切になり、適当にレベルをガンガン上げていく攻略だと後々詰むことになるので、この辺はレトロゲームならではの難しさを感じます……!
前回の失敗を踏まえて、順調にキャラクターを強化することができています! 種類の豊富なモンスターも、強いものは避けて今回はうまいこと立ち回れている気がします!
ダンジョン(マップ)は全部で10個あり、最初のダンジョンボスを倒すと、次のダンジョンの扉が開く仕様になっています。ボスはマップ上に散らばる塔の最深部に位置していて、最初のマップでは4つの塔が存在し、その中の1つにBig KRAKENがいました!
マップや塔の中には、鍵がないと入れない場所があります。しかもこの鍵、塔の中では行きと帰りで必要になります。行きの分しかなかった場合、閉じ込められてそのまま詰みもあるとか……(TT)。
モンスターもたまに鍵をドロップしてくれますが、それだけでは数が全然足りないので、鍵屋で買うことにしました。鍵は自身のレベルに応じて値上がりするらしいので、ほしい装備と相談しつつ、1レベの間に多めに買っておくことにしました!
武器もようやく初期武器から2つ上の槍を買うことができました! ただ使ってみると、なぜか敵を倒すスピードが最初の武器より遅い。その上、戦闘時間が長くなる関係で今まで反撃を食らわなかった敵からも、攻撃をされてしまう始末(TT)。 強くなったはずなのに、なぜ!? と思っていると、なんと武器には練度があるらしく、買ったばかりだと慣れてないので攻撃スピードが遅いらしい。うわぁ、そんなところまで細かく設定があるんですね(¯―¯٥)。武器の練度はExperienceのWeaponの欄で確認できます。
武器と、盾、鎧、鍵も揃ったので、ボス前の最後に寺院に行くことにします! 寺院に行くと、経験値に応じてレベルを上げてもらえます。レベルが上がるとHPの総量が増えるので、ボス前に2レベにしておきました! ほかにも全回復できる治療院、1ゴールドで10回復できる宿など、装備ごとにショップもたくさんあるので、マップ散策が結構楽しいのもザナドゥの特徴かもしれません!
準備も整ったので、ボスとのリベンジマッチに向かいます! まずはボスのいる塔の攻略から。強い敵の部屋は無視できる時は無視していきます。次のダンジョンに行っても、この塔やダンジョンには戻ってこれるので、自分が強くなってから倒してアイテムも回収したいと思います! 先程の武器の経験値問題もあるので、ある程度倒せる敵は残しておくのも大事ですしね!
そして前回、ボコボコどころか手も足もでなかったボス、Big KRAKENの部屋に到着! いよいよ雪辱を晴らすときが来ました。私は近接の剣士を育てたので、アタックあるのみの脳筋プレイです! 裸に初期武器の前回とは打って変わって、ダメージトレードができています(TT)。しかも、こちらのHPの方が減りが遅い。防具のありがたみを感じます。
格闘は1分ほどで終わり、前回の戦いが嘘のように呆気なく勝つことができました。特に攻撃を避けるなどのPSは不要で、このボスと戦うまでに何ができているかの答え合わせのような感じがしました!
ボスを倒すと武器が出ました! しかし、探しているDragon Slayerではなかったです。
そして今まで開かなかった次のダンジョンの扉が開きました!
この扉をくぐると、第2のダンジョンの始まりです! このまま突き進んでいき、第10のダンジョンのボス赤いドラゴンを倒せばゲームクリアです!
ということで、ざっくりダンジョンをクリアしてみましたが、ドラスレから1年でこの仕上がりは、やはり感動です! パワーアップの仕方がすごい……。やりこみ要素と無心でやれる感じが、絶妙なバランスでみなさんがハマるのも納得の作品でした! 説明は何もなし! みたいなレトロゲームのほうが多いと思うんですが、ザナドゥには操作方法からモンスター図鑑なども含む、ちゃんとしたマニュアルも付いています。これが初心者にはうれしい(^^)。 個人的にはRPGではよくある武器や防具屋を1つにまとめるのではなくて、今作のように、防具、武器、盾など細かくショップを分けてくれると、探索のワクワク感が増してすごく良かったです! 装備を揃えるのも惰性にならない感じが、逆に新鮮だった……。戦闘などもPSが必要な感じより、組み立てていくようなのもゲーマーの心を擽ります(^^)。 それでは今回もご清覧ありがとうございました! 次回もお楽しみに!
963の『ザナドゥ』レトロゲーム記事用配信3回目!