インプレスeスポーツ部女子レトロゲーム班

奥村茉実、「逆転裁判2」でついにフィナーレを迎えたが……

 こんにちは、奥村茉実です! 今回も引き続き「逆転裁判2」をプレイしました! カプコンから2002年に発売されたこのゲームですが、2019年に「逆転裁判123成歩堂コレクション」としてSteamにて再度発売され、2,990円で購入可能です。

レトロゲームのプレイにはマウスコンピューターさんの「G-Tune E4-I7G60DB-B」を利用させていただいています。主な仕様は、Core i7-12650H、メモリ16GB、GeForce RTX 4060 Laptop、SSD 500GB、14型フルHD/144Hz液晶を搭載しています

 今回もここまでの概要から。今担当している事件は、戦隊ヒーローのコンテスト後に会場で起こった殺人事件。2代目トノサマンを演じるオートローが、忍者ナンジャを演じるイサオを殺したという容疑で留置所にいます。取り調べパート2回と裁判1回は終わらせています。今回は2回目の裁判からです。最後の取り調べでかなり話が進んだので、今回の裁判では一気に判決までたどり着ける予感。

 前回まさかの依頼人オートローが、実は有罪であることを知ってしまいました。ただここで彼を無罪にしないと、人質になっている真宵ちゃんを助けることができないという交換条件があります。立場上、被告人を守るべきですが今回は話が違う。できれば先に真宵ちゃんを助けて、その後にオートローを有罪にしてやりたいところ(弁護士の立場であり得るのかは分からないけど……)。早速裁判開始です!

 裁判前のイトノコ刑事からの連絡で、まだ警察は人質を実行している虎狼死家と真宵ちゃんを追っている段階で、十分な証拠などを持ってくることができないとのことでした。できれば裁判が終わる前に追跡が間に合い、綺麗にこの事件を収めたい。なので、裁判をなんとか引き延ばす必要が出てきました。

 最初の証人は以前のトノサマン役、ニボシです。彼は授賞式後、先輩として挨拶をしようとしてオートローの控え室に向かったそうです。その時、トノサマンの格好をしたオートローが、控え室の廊下でトマトジュースを持ってきたボーイさんと話していたとか。しかも札束でチップもあげていた……? さらにボーイの顔の真ん中には縫い目があったとのことで、これは確実にアイツ(コロシヤ・虎狼死家・田中太郎)じゃん! ということは札束は、殺し屋の依頼金!?

ボーイを記事にする時の表記が難しい!!!!(笑)

 ニボシはその後もそのボーイを見たと言います。ボーイは被害者イサオの控え室から出てきて、そのままオートローの控え室をノックし、誰かに何かを渡していたそうです。どうやら木製の置物のような物みたいですが、そんな物あったっけ……。法廷記録を見てみると、オートローの屋敷にあったクマのアクセサリーが木製でした! もともとこのクマは、ナルホドたちがオートローの屋敷で見つけていました。

けどなんでクマが屋敷にあるの?????

 ここからは誰がクマを控え室で受け取ったのか。私はキリオ(オートローのマネージャー)かなと思いました。ただニボシが見た受け取った人の手は、トノサマンの衣装の手だったそうです。しかし前の取り調べで、キリオはこの日トノサマンの格好をしていた瞬間があったということを思い出し、その時に受け取ったのかとも思えてきました。

ここまでは冴えている!

 裁判長はオートローを何回も有罪にしようとします。まぁ当たり前なのですが……。ただ、私たちは真宵ちゃんを助けなければいけないので、イトノコ刑事からの連絡が来るまで、裁判を引き延ばさなければいけません。

 ここで、ナルホドが最終手段として無理矢理な反論をしました。「確かにオートローである可能性は高いが、ほかにも依頼人がいる可能性はある! 真犯人が!」。ということで、ここで再度キリオが証人として裁判に来ることになりました。進んでいる気もするけど、頭が展開に追いついていない(笑)。

 再びキリオの証言です。謎のクマについて話してくれました。実はこのクマはパズルになっていて、開けて中に何か入れることができるそうです。この開け方を知っているのはキリオとイサオ2人だけのよう……! 裁判中、実際にそのクマを開けてみると中から紙が出てきました。

 自殺をしてしまったユリエさん(イサオの元マネージャー・イサオと婚約破棄した人・オートロー元カノ・キリオが尊敬する人)の隠されていた遺書でした! キリオはイサオからこのクマの中に入っていると聞いていて、イサオの遺体を発見した時にまずそのクマを探したそうです。ただその頃にはもう殺し屋によって持ち出されていた……。

パズルを開けるところも私がやると思ったら、それは違った(笑)

 どうしてクマの中にあったこの遺書は、オートローの屋敷にあったのか。そもそも事件の日まで遺書はイサオがクマの中に隠していたので、オートローが内容を知って、自分に不利なことが書かれている!? と必死になることはないのです。ここで、遺書自体が怪しくなってきました。

 急にミツルギ検事が、「オートローは日頃からイサオを隠しカメラで追っていた」と別のカメラを証拠品として出してきました。ナルホドが今持っているのは、犯行時に隠されていたカメラなのでまた別の物のよう。「その隠しカメラのおかげで遺書のあれこれをオートローは知ることができていた」と言います。

 ここでナルホドが、ミツルギが大きな何かを見落としていことに気付きます。ここからは、その見落としている証拠品を法廷記録から探します。どうやら検査できるのにしていない物のようです。私は最初、犯行時に仕掛けられていたカメラかと思いました。その中身は全く公開されていません。自信満々で突きつけましたが間違い(笑)。

 そのカメラからデータを送るトランスミッタも迷いましたが違うようで、ここからしばらく悩みました。クマか遺書か……。理由は説明できませんが、最終的には遺書を突き付けました。すると正解! 前から出ていた通り、キリオはオートローに罪をなすりつけようとしていたため、キリオがこの遺書を偽物として作ったという流れに。確かにクマを開けられるのはイサオかキリオ。

 ここからこの筆跡を調査しようとなりますが、もう時間がありません。さすがに時間を引き延ばしているのも周りにバレてきています。ここでミツルギも真宵ちゃんの事情を知っているためか、裁判長にあと数分くれないかお願いをしてくれました。そのおかげで30分もらえることになり、この間で筆跡を調べることになりました。

なんか今回、観衆がちょくちょくヤジを飛ばしてくる

 ここで休憩が終わり、筆跡検査の結果へ。偽物の遺書だったことは分かりましたが、書いたのはまさかのイサオだったことが判明。ということはオートローを陥れるようなことは書かれていなかった……。だからイサオが書き直した……、ということになります。

イサオが女性らしい字で書いたのか……

 ミツルギが次の証人を呼びます。まさかの虎狼死家でした。ただ本人ではなくトランシーバー越しで。後ろから真宵ちゃんの声が聞こえたので本物ではありそうです。証言を聞いていきます。彼はキリオから殺人の依頼がきたと言います。いや、オートローは留置所で、自分が依頼したと言っていました。虎狼死家が何かのために嘘をついている可能性もあります。

新しい登場パターン(笑)

 諦めずもう少し虎狼死家に聞いてみることに。彼はキリオに頼まれて殺したのに、彼女はナイフでさらに刺したり、殺し屋証明のカードを持って帰ったりなどなど細工をしたことが許せないようです。ので本当は依頼人の名前を言うことはないけど、正直に依頼人の名前を言ってしまったそうです。

 その証言の中で、「依頼してきたのだから、キリオは最初からイサオが亡くなったのを知っていた」と言いました。んー、確かキリオは最初に発見した人だったはず。キリオが関係する証拠品はだいぶ絞られますが、ここでトマトジュースを選びました。理由はまた分かりません(笑)。すると正解。

 あの時キリオは、イサオは気絶していると思って、部屋にあったトマトジュースをイサオに注いでいた……。ということはそもそも亡くなっていることはその時知らなかったということになります。

今思うと、確かにそういう流れあったわ~(笑)!

 依頼された時のことをもっと聞いていきます。どうやら1週間前に直接、授賞式後に殺してほしいと依頼があり、現場にあるクマも探して奪ってほしいと言われたそうです。このあたりから、ただ突きつけるだけではなく、証言ごとに重要かどうかを聞かれるようになってきました。

重要かどうかの時点で間違えると、厄介(笑)

 ここで衝撃が走ります(笑)。直接依頼してきたというキリオとの会話内容などを聞いていると、いきなり「彼」と言いました。んんんん? キリオは確かに男性っぽい名前ですが、実際は女性。しかも直接会っているのにそんな間違いをするわけがありません。

今日一のスッキリ(笑)

 まだ諦めません。彼はクマを探してキリオに渡しましたが、実際それがあったのはオートローの屋敷です。これも屋敷に持ち込んだのはキリオだと言います。これがなんとなく引っかかるということで、そもそもキリオがクマを受け取ったはずがない証拠を探します。

 クマと中にあった遺書で迷いましたが、遺書を突き付けました。なんとか正解! 理由としては、キリオはいち早く遺書をどうにか隠したかった……。ということはクマが彼女の手元にいった場合、開け方も分かっていることですし、絶対にすぐ中に遺書を取り出すはなのです。なのに取り出さなかったということは、受け取った人はクマの開け方を知らない人だったということになります。

液体を出して焦りだすトランシーバー(笑)

 ここで最終的な判決を自分がすることになりました。なんで(笑)!? オートローを無罪にしてキリオを有罪に、そして真宵ちゃんを助ける。それかオートローを正直に有罪にして、キリオを無罪に、ただ真宵ちゃんは助けられない。ええええええ……、と思いつつ、ここは正直にオートローを有罪に。

 すると、ここでカルマ検事が登場! 彼女は虎狼死家がアジトに残した最後の証拠品3つを持ってきてくれました。この3つで最後奇跡を起こさなければいけません。

かっけええええええ!

 カルマが最初に撃たれたであろうピストルとビデオテープ。このビデオテープは虎狼死家が警察から取り返そうと必死だったそうです。最後にボーイの制服。ボタンが取れていたのと、ポッケには彼が付けていたと前にも話していた革の手袋が。

イトノコのコートに包まれてきました(笑)

 ここからある人に1つだけその証拠品を突き付けられるチャンスが。でも、間違えたら即死です……。まずはオートローを選択。最後に肝心な証拠品ですが、ピストルかビデオテープで迷っていました。視聴者の方にアンケートを取ったんですが、ま----た3つ全てが同率だったので結局自力で選択することに。記事を書いている今だと取り返そうとしたビデオテープだったのかなと思いますが、その時はTHE・凶器のピストルを選びました。

 するとババっとゲームが進み、オートローは無罪に! んんん? 本来であればうれしいことのはず。

 ただ、なんかおかしい。

 その後「真宵ちゃんをもう見ることがなかった……」や、「キリオが有罪になったニュース……」などが出てきてええええええええ! という状態に。

 視聴者の方に確認したところ、私はこの事件を終わらせはしましたが、バットエンディングで終わらせてしまったそうです。こんなことになるなら、HP 0になってやり直したほうがよかった(´;ω;`)。バットエンドのせいか、結局控え室前のやり取りや、クマの移動など気になる点がまだ残っている……。

そんなことあるううううう( ;∀;)

 すごくモヤモヤですが、この後追加ストーリーはないようで、私は逆転裁判2を全クリしたことになるそうです……(笑)。と言うことで、次回の配信から新しいゲームにはなりますが、最初はハッピーエンドの終わり方を見たいと思います。記事には載せないかもしれないので、ぜひ皆さん配信を見てください! これで全てがスッキリする……、はず! 最悪な終わり方ですみません(笑)。

 逆転裁判2の感想ですが、前作の登場人物もちょくちょく出てきて、前作から短いスパンでプレイしてよかったなと思いました。相変わらず途中の謎が難しくてイライラ時間もありましたが、自分で閃いた時のスッキリさと言ったらとんでもないので、癖にはなっちゃう……。機会があれば続編もやりたいなとは思います(笑)。

 最後に、真宵ちゃんごめんね。

インプレスe-スポーツ部 女子レトロゲーム班「逆転裁判2」第11回【Twitchアーカイブ】