インプレスeスポーツ部女子レトロゲーム班
奥村茉実の「逆転裁判2」。裁判長に苦しめられ始める
- 奥村 茉実
2023年10月28日 08:00
こんにちは~、奥村茉実です! 今回も引き続き「逆転裁判2」をプレイ。カプコンから2002年に発売されたゲームですが、「逆転裁判123成歩堂コレクション」として、Steamにて2019年に発売され、2,990円で購入可能です。
前回から新しい事件に入りました。今回はその事件の法廷からとなります。事件全体について少し復習します。舞台はサーカス会場。サーカスの団長が公演後、出演者の宿舎前で何者かに殺されました。被告人となっているのはマックス・ギャラクティカという有名なマジシャン。彼もサーカスの出演者で、事件直前まで団長と2人で密談をしていたそう。団長の娘のミリカとは結婚を考えていましたが、サーカス内でライバルが出現。このような背景を考えると、真犯人と考えられる候補は何人か出てきますね。
さぁ法廷審理開始です。最初の証人はイトノコ刑事。事件は22時15分に発生。団長は雪の中、木箱の上で首の骨折をして亡くなっていました。凶器は平たい鈍器だとか。気になる木箱ですが、重くて鍵もかけられていたそうです。捜査で中身を確認したところ……コショウのビン!?
ここで次の証人へ。腹話術師のベンと彼が操る人形のリロです。実はこのリロもミリカが好きで、マックスとはバチバチ。事件前には食堂でマックスにビンで殴られたという噂もあります。リロを操るベンもまとめてリロという名前で進めますね(笑)。
終演後の練習を終えてテントから出た時、リロはマックスが事件のあった広場に向かったのを見たと言います。マックスのシンボル「シルクハット・マント・白いバラ」も見えたそうです。
ちなみに、リロも広場前で考えごとをするためにずっと立っていたみたいですが、寒い中なぜそんなところで考えごとを? 誰かを待っていたのではないか? ということでここで浮かんだのが、ミリカ。彼は大好きなミリカを待っていたのです。のでまず、この間にほかの人が前を通っていたとしても、ミリカ以外には注意を払っていなかったため、実は前を通っていたかもしれない人を覚えていない可能性があるということになります。
ここで、ミリカを待っていたという事実をもう少し広げてみます。実はリロは、指輪を用意してプロポーズをするつもりだったそう。ナルホドが持つ証拠品の中に「RからMへ」と刻まれている指輪があるので、これかな? とも思いました。ですが彼はその時ミリカに渡せず、今自分で持っていると言います。
とは言っても証拠品の指輪とはどうも関係がありそうで、いったん突きつけてみました。するとやはりこの指輪であっていたのです! リングを持ってミリカを待っていた時、光るものが大好きな共演者のサル、ルーサーがリロを襲って指輪を奪って行ったのだとか。その後、ナルホドがその指輪をルーサーの部屋で見つけていたのですね。
では、なぜルーサーから指輪を取り返せなかったのか? 追いつかなかったとのことですが、ということは数秒でもリロがその広場前から離れて追った瞬間があるということになります。移動はしていない雰囲気を醸し出していましたが、まずそれは嘘になりますよね。彼の言う、誰が通って誰が通ってないかは信憑性がなくなります。
さらに話を聞いていくと、リロはマックスが通ったその時に「こんばんは」と自ら挨拶をしたのに、無視をされたというのです。そもそも、ライバルで悪意を持っている人に挨拶なんてするのか?
ここからは、またいつどこに何を突きつけたらいいのか分からない時間が始まりました。気づいたら残りのライフは1。どうかここらでセーブ地点がきてほしい。そうしたら体力は回復してくれるはずなのに。
しばらく進めず萎えかけていたその時、視聴者さんからのアドバイス(いや、アドバイスではない。その方の独り言だ)が舞い降りました。そして私が閃いたのは、リロが事件前に食堂でマックスに殴られたという出来事。証拠品として、その殴ったビンを持っていたので突きつけました。こんなことがあったのに、飄々と挨拶できるわけがない! すると見事に正解! やっと先に進んだのです!
ライフが残り1だというのに、裁判長がまだ私を苦しめてきます。リロが言う「被告人を見た」とはなんなのか。私は今までもあったように、他の人がマックスの格好をして通った可能性も考えました。自信はなかったのですが、自分を信じて選択するといったん話はまた進みました。
では誰だったのか? 挨拶をするということは、いい人ぶりたい相手、ミリカか団長です。でも、もしミリカだったら、そもそもそこで指輪は渡せていたはず! ということで私は団長を選びました。
すると、正解! しかもミリカではない理由も正解! やはりマックスの格好をした団長だったのです。ではなぜ団長はマックスの格好をしたのか……。ここで1回休憩を挟んで、審理後半へ。
やっとライフが回復! と思ったらまさかのライフは1のまま!? え、ずっと残り1? しかも、ここからは余計に揺さぶったら、ペナルティでライフが減ると言われました。
ここからはいつも以上に慎重に……。次の証人はピエロのトミーです。この人ずっとうるさいんだよな(笑)。案の定、余計な揺さぶりをしてしまったようでライフが0に。セーブはしたばかりだったので、すぐ戻れました。ただ戻ってもライフは1のまま。なんでえ?
トミーとは以前、宿舎の窓から現場が見えるとのことで、目撃者として話はしていました。今回この法廷では「ふと外を見た時に知った」と言っていましたが、彼は前に「外から音がしたから見た」と言っていた記憶があります。
トミーはもともとヘラヘラしているピエロですが、カルマ検事に口止めされていることもあるせいか、全く信用がありません。いっそのこと犯行の瞬間すら見ていないまであるとのことで、彼をさらに突き詰めることに。見ていないのであれば、見ていないという証拠も用意しておかなければと思い、先に理由も考えていましたが、進めるとナルホドが勝手に推理を進めてくれました(笑)。思ってたんとは違うけどありがとう( ;∀;)。
「トミーは音を聞いてから外を見た」と言ったり「マックスが団長を殴ったところを見た」と言ったりで順番が違う。結局彼は、犯人は見たものの、犯行の瞬間は見ていないということに。
見たその犯人は本当にマックスだったのか? リロと同じく、トミーもマックスのシンボルを全て見たとは言っています。ただトミーが言う彼のシンボルですが、明らかにリロが言うものとは違うのです。私はマントは黒ではなく、紫だと思ってマックスが写っているポスターを突き付けましたが、気付くべきことはトミーが白いバラについては言及していないことでした(笑)。顔が見えているのに白いバラが見えないわけがないし、途中で落としたのであれば、現場にそのバラが落ちているはず。
ここで私なにかした!? レベルの難題がまた裁判長から出されました。揺さぶることなく、証拠品1つでトミーの発言から矛盾を見つけなければいけないというもの「はぁ!?」と思いましたが、冷静に考えたら簡単でした。
トミーは「マックスは去る時まで、シンボルのシルクハットを被っていた」と言いました。しかし、ナルホドが持つ証拠品の中には現場に落ちていたシルクハットがあるのです! ということは、マックスは最後までは被っていない!
さらに「立ち去った」と何度も言っていますが、そもそも証拠写真には犯人の足跡はないのです。ではどうやって去ったのか。飛んで行ったと……。ええええええ本当に!? ここでまたこの証言をどう考えるのか聞かれました。見間違いか、真実ではあるけど捉え方が違うのか。
この先はもう少し捜査を進めてから、裁判を再開することになりました。けどこれで場面が変わるから、体力自体はフルに戻るはず。そんな密かな願いをしつつ今回はここまで。だいぶ進んだ気もしましたが、この後さらに捜査と法廷が続くようです。今回の事件は現場がファンシーなだけあって、結末が楽しみ( *´艸`)。