インプレスeスポーツ部女子レトロゲーム班
黒田瑞貴の「信長の野望･全国版」、暗殺&入札戦略で近畿を手中に
2023年6月3日 12:00
こんにちは、黒田瑞貴です。今回も「信長の野望・全国版」をプレイしていきます! 超大型タイトル信長の野望の第2作品目で、歴史は長く最初はPC-8801用として、1986年10月に光栄(現コーエーテクモゲームス)より発売されました。
1988年に光栄では初の家庭用ゲーム機へタイトルとして、ファミリーコンピュータに移植され、1993年にはスーパーファミコンにも「スーパー信長の野望・全国版」として登場しました。この後もプレイステーション、Windows版、モバイル版、Wiiなどにも登場し、さまざまなプラットフォームで楽しむことができます。私は今回Steam版を1,320円で購入しました!
ゲームの舞台は戦国時代で、桶狭間の戦いが起こった1560年から全国統一を目指します。プレイヤーは50国50人の名だたる大名から選択し、能力の設定と敵の強さを決めゲームスタートです(比較的優しい17国モードもあります)。
全国版からは、1人から最大8人までの対戦プレイも可能になりました。ただ熱くなりすぎて友達をなくしそうなので、私的にはおすすめはできません。心にしっかり大人の余裕ができてから、または完膚なきまでに叩きのめすプレイヤースキルが身についてからの対人戦をおすすめします。
ゲーム内にイベントも存在し歴史を知っているなら、あえて、人物、場所、年を合わせて史実に沿った戦いを自ら起こし、各種イベントを見ながら統一していくのも楽しそうです!
九州薩摩の島津貴久さんでゲームをスタートし、"武力で端から統一作戦"は蠣崎さんの年齢が46歳からスタートするという点で、ターンが少なく失敗。人生50年と言われたこの時代、1代で統一しきるには年齢がネックで初心者には難しかったです……( ;∀;)。
ならばと、次に蝦夷の蠣崎さん! 日本の端っこ北海道で敵に囲まれることもなく、年齢も11歳! 完璧に思えたのですが、中盤東北を統一しきったところで、謀反と一揆の嵐に合い、国が中から崩壊、またも失敗してしまいました……。
そして前回からは、大本命織田信長で3度目の正直! 本州ど真ん中ではありますが、国の内政の初期値が高いので何とか序盤は切り抜けました。回りを徳川、今川、朝倉、本願寺、尼子、三好と有名武将に囲まれつつも、少しずつ領土を広げ国は5つになりました。今回はここからスタートしていきます!
1569年になり、九州方面行きを邪魔されまくっていた三好が一揆で亡くなりました。これはチャンス('ω')! 大名が亡くなると、持っている土地全てが空白地になり、国ごとに後継ぎが出てきます。後継ぎが出なかった場合、隣接国同士でオークションになり、入札が可能になります。
私は今のところ、戦うよりもこの入札の方法で国を増やすのが1番お金もターン消費も少なく済むので、効率的なんじゃないのかなと思っています。
次のターン早速、三好の土地の入札です! 入札はだいたい金40～50あれば成功します。今回も50をかけ成功。相場にもよりますが後半は兵士が千人で金8ほどかかり、金50では6千人ほどしか増やすことができません。戦争で国を取るには5万人など多くの兵が必要で、勝っても被害は6千人では済みません。なのでやはりオークションが絶対良いよな、なんて思ってます。このオークション形式も信長の野望ならではのシステムで、おもしろい戦略要素の1つなんじゃないかなと思います!
この効率良いオークションを強制的に何度も開きたいので、忍びを使って隣接国の大名の暗殺をしていきます! 三好が亡くなり、空いた33国の土地は既に入札でGETしましたが、後継ぎが出てきたところはまだです。IQもそんなに高くない大名が相手なので、ここは暗殺が簡単に決まります!
最初に決めた大名の能力の初期値がここで効いてきてます! IQが高いと暗殺が決まりやすくなるらしいので、この方法での統一を軸にするならIQ100は欲しいですね('ω')。私の信長はIQ91とちょっと100には届かず。だからなのか、有名武将への暗殺成功確率はかなり低いです。ただ戦争に勝つと1上がり、負けると1下がるので、何度も戦争をしていけば、おのずと暗殺も決まりやすくなっていくみたいです!
隣接国が自分の領土以外でない場合、暗殺を行なっても後継ぎが必ず出てくるので、戦争で取りに行くしかないです。大名が入れ替わると敵国を弱体化させることができるので、戦争をするにしても勝率が上がり良いことだらけ! しっかりここからは暗殺を軸に戦って行きます。
忍びは暗殺以外にも、
- 民離反: その国の民の忠誠度が下がります→一揆を誘発
- 兵離反: その国の兵の忠誠度が下がります→謀反を誘発
- 堤防破壊: 堤防を破壊します。その国の治水度が下がり、兵糧も減ります
- 暗殺: 大名を暗殺します。相手の知能が高いとき、兵力が多いときは殺せないこともありますが、場合によって大名の健康値を下げます
- 大火: 町に火をつけて大火事を起こします。その国の町の価値が下がります
の5つから使い道を選択できます。計略のようなもので、戦争と同じくらい大事なことにいまさら気が付きました('ω')。
朝倉義景もこの方法で暗殺&入札。この戦略考えてくれたリスナーさんすごい!! 弱ったところを戦争でつついたり、近畿地方をどんどん侵略していきます!
朝倉や今川を倒し、徳川も追いやったところで、次の標的は石川県らへんの本願寺光佐です! この本願寺は少し特殊で、一揆が起こらないらしいのです。なので忍びの民離反は仕掛けても効果なし……。頭も良いので、暗殺も決まるか分からないので、とりあえずコマンドを使って偵察!
国の中と本人の能力値を見ると、一揆が起こらないことを逆手にとってか、本願寺の民の忠誠度は1( ◠‿◠ ) 。本来ならこんな数字では一揆で国が崩れるはずなのですが、なんだかずるいぞ( ;∀;)!! 私は前回一揆で国を全て失ったので、余計にずるさを感じてしまう( ;∀;)。
ここは兵士を向かわせ戦争を仕掛けました。本願寺兵を上回る数で攻めたのですが途中、私の兵が寝返りまさかの敗北( ;∀;)。兵士忠誠度99なのに!? 数カ月前の三國志と同じことが起こってしまいました。しかも信長の野望では、忠誠度などパラメーターが100上限ではないので、99が一体どれくらい良いのかも分かりません('ω')。とりあえず80超えてればいいだろうというのは、甘えだったのかもしれません……。
今度は兵士の裏切りも視野に入れて、もっと多めに兵を向かわせ本願寺に勝利! 兵離反なんかもしてから戦争に向かいましたが、敵の数値はほぼ変わらず……。本願寺にそもそも離反自体が効きづらいのかも知れません('ω')。大名の特徴によって、能力やルールが違うのはきっと光栄さんの"こだわり"なんでしょうね。愛を感じますね!
暗殺作戦がはまり、ノリに乗っている黒田(織田信長)軍は、ここでついに近畿統一まで来ました(*'▽')。尾張だけだった国もかなり大きくなり内地ができたおかげで、ここからは内政にも力を入れることができます!
次は九州全部を納める島津さんがちょっと厄介そうなので、混戦の関東〜東北に向かおうと思っていたのですが、ここで四国の長宗我部さんがいなくなったので、作戦変更! まずは四国を全部私のものにしよう!
信長ももう42歳なので、ここからはかなり統一のスピードを上げていかないと……。戦争に勝つとIQが上がるし、土地が増えるとその分内地から兵士を送ったり、色んなことができるので、後半の方はどれだけ加速できるかにかかってる気がします!
だんだんとルールやコマンドが体に染みついてきて、自分の戦略がたてられるようになって、ゲームがさらにおもしろくなってきました! 時間が怖いくらいあっという間に過ぎていきます( ◠‿◠ )。6時間とかが本当に一瞬でびっくりします。
私は歴史が好きなわけでも詳しいわけでもありませんが、それでも知っている有名武将や、シンプルでおもしろいゲーム性、大人気シリーズなのもうなづけます。
ゲームは中盤で、リスナーさんやコメントに助けられつつ、統一まであとちょっと。今回もご清覧ありがとうございました! 次回もお楽しみに!
