みなさんこんにちは、奥村茉実です。今週も引き続き「逆転裁判123~成歩堂セレクション~」の中の1作目になる「逆転裁判 蘇る逆転」をプレイしていきます! このゲームはSteamにて3,362円で購入可能です。
レトロゲームのプレイにはマウスコンピューターさんの「G-Tune E5-165」を利用させていただいています。主な仕様は、Core i7-12700H、メモリ32GB、GeForce RTX 3060 Laptop、SSD 512GB、15.6型フルHD液晶を搭載しています 今回私が担当する事件は、子ども向けヒーロー番組の撮影所で起こった殺人事件。悪者のアクダイカーン役の衣袋武志(イブクロ タケシが、ヒーローのトノサマン役の荷星三郎(ニボシ サブロウ)に、トノサマン・スピナーで串刺しにされ、殺されたという事件のようです。
今回も最初に留置所に行きます。荷星が言うには、当日午前は打ち合わせ、その後昼寝をして、17時からリハーサルがあり、第一リハーサル室で衣袋が着ぐるみの中で死んでいたそうです。
事件が起こった撮影所に向かいます。すると、犯人の匂いがする意地悪オバハンが出てきました。どうやらここの監視員のようです。彼女は事件当日、13時から出勤していて、荷星が第一スタジオに向かうのを見たと言います。正確には普段荷星が着ている着ぐるみの姿で通ったそうです。そしてそれ以外の人は特に通っていない。
ただ、荷星の発言によれば、この時間、荷星は昼寝をしていたはずです。
オバハンが早口すぎて、ボタンを押さなくてもババーっと会話が進む仕様になっていました(笑) 次に遺体が発見された第一スタジオ前へ。ここにはおなじみのイトノコ刑事がいました。刑事曰く、衣袋がスタジオに入ったのは13時、解剖結果により亡くなったのは14時半、その間スタジオに入ったのは荷星だけとのこと。昼寝していたはずなのに、全員がその時間は荷星しか見ていないと言う……(泣)。
さらにゲートを誰かが通ると、通った人の写真が撮られるという地味に重要なことも教えてくれました。
スタッフエリアや楽屋にも行ってみました。ひたすら周辺を調べます。楽屋では第一スタジオに入ることができるカードキーを見つけたので、証拠品として持っておくことに。このカードキーはもちろん関係者しか持っていません。
早速第一スタジオに入ると、当日現場にいたと言う女性スタッフがいました。あのオバハンは荷星しか通っていないと言っていましたが、このスタッフの人は、他にも人の気配を感じたと言うのです。オバハンが見逃したのか?
ここでオバハンが待機している詰所のカメラのデータを確認できたので、確認したところ、確かにゲートを通っているのは荷星が演じるトノサマンの着ぐるみを着た人です。ただ、荷星が写った写真にはその日の「二人目」と記載されていました。
ここで一審目の裁判開始! また御剣検事とダンブルドア裁判長がいます。今回も「ゆさぶる」行為をたくさんしていこうと思います。証拠品もしっかり突き付けないと。
証人はオバハン。まず荷星の着ぐるみが通ったとはいえ、本当に中身が荷星だったのかが気になったので、尋問してみます。すると、午前の打ち合わせで荷星は転んで足を負傷したと言います。その後にカメラの写真をよく見ると、確かに着ぐるみは足を引きずっています。
次に、写真に「二人目」と書かれていたことについて尋問します。すると、撮影所常連のトノサマン大ファンの子どもが通ったため、その時に撮られたのかもと言い始めました。なぜそれを今思い出す!? そして、どうして1枚目がないのか……? オバハンが怪しくない写真だから消去したと言うのです。消したらこういう時にタメにならないだろ!
この後もしばらく尋問が続きましたが、オバハンが着ぐるみを盗んで着て、荷星の振りをして、足を引きずって歩いたのでは? という結論に。大ファンの子も関係するのか、一瞬迷いましたが、その子は部外者のため、第一スタジオに入ることができるカードキーを持っているわけがありません。
追い込まれたオバハンは、その日、女性スタッフ以外にも他のスタッフの人がいたと言い出しました。その他の人というのは撮影所のお偉方です。監督は午前の打ち合わせからいて、午後はプロデューサーと合流し、第二スタジオで別の打ち合わせをしていたそうです。
ということで、初日の審理は終わり、その2人を調べていきます。話を聞く限り、プロデューサーは誰も逆らえない神様のような人みたい。嫌な予感……。というかオバハンをこんなに疑っているのは私だけなの!?
第二スタジオはスタジオ的な雰囲気があまりなく、送迎のバンとコテージがあります。あとはなぜか完食されているお皿がテーブルに放置されています。
今回はちょくちょく全く捜査が進まないことがあり、いろんな所を行ったり来たり、話したり聞いたりを繰り返していました。前回がスムーズだった分、すごく難しい事件に思えてしまう……。
ここでふと楽屋に行くと、現れたのが監督! いや、エロ監督! 真宵ちゃんへの下心が丸見えです。でも彼は特におかしなことは言っていなかったので、いったん保留。
久しぶりにスタッフエリアに行くと、恐らくこの子がカメラに写っていた子でしょう、イカで地面に色を塗るのが得意そうな雰囲気の少年がいました。彼は生意気小僧で、捜査の助けにはならなそう(笑)。でも、いろいろと話を聞いていくと、自分はこの事件に関する一部始終を全部見ていたんだとか! 思っていたよりも重要な目撃情報にもなりそうな香りがプンプン。でも、絶賛反抗期中で、簡単には詳しく話してくれません。
私こういう子どもの機嫌を直すのがすごく苦手……。ゲームなのに分かる(笑) この後ここでは、睡眠薬を見つけ、さらに第二スタジオにあるコテージの鍵もゲット! コテージに入ると、監督と一緒にいたとされるプロデューサーがいました。ただこの人、少年レベルで全くお話になりません。いや、生意気小僧の方が百倍マシ!
やっと話してくれたのが、午後のコテージでの会議について。その時、ゲート近くにある撮影所のマスコットの大きな像が倒れていて、第二スタジオから第一スタジオに向かう道が塞がれていたとのことでした。よってコテージにいたメンバーは現場に行くことができず、全員白だと言うのです。
これ、徒歩で倒れている像を避けて、パパっと移動できるとは思うけど(笑) そしてここからが私がつまずいた部分。オバハンがいつも勝手に撮影所に入る少年を追いかけ回して、少年に逃げられたと怒り散らかしています。その時、少年がある物を落としたそうで、それを拾ったオバハンは、それを自分のもとに取りに来るだろうと企んでいました。この落とした物をオバハンが自分に渡してくれたら、少年の機嫌もよくなっていろいろ詳しく教えてくれるかもしれない。
ここからはまず少年が落とした物を、どうやってオバハンからもらえるか、何と交換条件でやり取りができるかを考えます。
でもこの時、私は大事な部分をスルーしていました。オバハンの「第一スタジオでお参りしたい。」という発言。正直、何を言っているのだろう、お参りはお墓ですればいいのに、と思っていて、完全に無視していたのです。この発言、実はすごく大事でした。
しかも私はそこで見せるべきあるカードキーを、なぜか毎回それだけ選ばずに飛ばしていたんです! オバハンの発言の意味と、証拠品が分かると、点と点が結ばれてまぁスッキリ(笑)!
正直途中から、誰の何をどうするために捜査をしているのかが分からなくなり、気づいたら、少年が好きそうなカメラやヒーローのポスターを延々と探していました。機嫌を直す「餌」というのも、私はシンプルに少年を釣れるお菓子かと思い、食べ物を探していたのです……。
はぁ、完全に私は深読みしすぎている、もっとシンプルに考えるべきだった。時間がかかったけど、カードキーと少年が落とした物をオバハンと交換!
これを少年に渡すと、彼の機嫌が戻り、少しは捜査に協力してくれるはず! やっときた第二審! まず監督が出廷。彼が話す内容は言い方のせいか、どれも嘘くさい。午後の会議中、休憩はなかったため、犯行はできるはずがないと彼はかたくなに言い張ります。
ここから思考停止です。どこをどう揺さぶっても、どの証拠品を突きつけても、全然裁判が進みません。私の考えすぎは正直、間違ってはないと思うのです。細かく考えてみると、まぁまぁあり得る話をしているのです。
考えすぎて、供述などに事実も嘘もないようにすら思えていました(笑) 次の証人はイカ塗り少年! 彼は全てを見たと言っています……。
ここで忘れてはいけないことを1つ。尋問で「異議あり!」を使える回数には限りがあります。証人が少年になった時点で、私の残りのライフは1。もう間違えてはいけません(笑)。
そもそも悩みすぎて、異議なんて申し出せません(笑) そんな中で私がふと閃いたのが、少年はいつもカメラ持ち歩いていると言っていたのに、この日だけ持っていないと言っていた点。そして目の前に大好きなトノサマンがいたのに、写真を撮ってないとも。これって不自然な気がします。
彼は今までの戦いでトノサマンが勝った場面を全て写真に収めて、コレクションしているんです。目の前で2人の戦いを見たと言っているのに、クライマックスだけを見ていないと言う。そんなことありますかね?
なぜ写真を撮っていないのか、そこだけ見ていないのかに関しては3つ選択肢がありました。焦っちゃって見られなかったのか。カメラの使い方が分からなくて一瞬目を離したのか。他のものを見ていたのか? 出された全部の選択肢が普通にあり得るように思えます。ずっとこんなんの繰り返しです(笑)。
カメラ構えている途中だったとしても、ファインダーを通して見えるよね? 完全に私ひねくれ者に(笑) 残りライフ1の中、私は自信を持ってある証拠品を突き付けましたが、まさかの違っていてライフが0に。そして「有罪」に。ここでリアルでも事件発生。私はなんと操作ミスで証拠品の選択を間違えていたみたい……。もう最悪です(笑)
監督出廷のところから裁判のやり直し……。2回目なのでサクッと進みましたが、このロスがもったいない(泣) 通常の尋問する以外にも、選択肢がある尋問のパターンもありました。実は撮れていた写真を少年はなぜ消去したのか? 上手く撮れなかったって、この時代のこの少年の年代でも「映え」って大事なの? 間違えて消したのは、まぁ子どもだとあり得る? トノサマンは勝たなかったって、そもそも勝ったから相手は死んだのでは? と、思考が無限ループです……。
この後もしばらく裁判が続きますが、事態が急展開します! プロデューサーも出廷し、まさかの展開になるのです。本当はここに全て書きたい……。けど、結末は実際にプレイして知ってほしいんです(笑)。
少年のから一気に出てきた有益情報、プロデューサーや被害者衣袋の過去……。本当に色んな事実がどっと湧き出てきて、裁判にも拍車がかかり、面白くなっていきます。記事にしたくないとかじゃありません。シンプルに衝撃が走るので皆さんにもこの感じを味わってほしい(笑)。
ちなみに、この配信でこの裁判をやりきろうとした結果、7時間も配信することに……(笑)。
今回のプレイで学んだこと。捜査や裁判をしていて、弁護士である自分も嘘をついて強がってはいけない……。証拠がないならないで、正直にないと答えた方がいい時もある……。次回からはこれを胸に引き続き弁護をしていきます(笑)。
インプレスe-スポーツ部 女子レトロゲーム班『逆転裁判』第2回【Twitchアーカイブ】