インプレスeスポーツ部女子レトロゲーム班
黒田瑞貴、「ロードス島戦記はマップもストーリーもクセが強すぎるんじゃ!」
- 黒田 瑞貴
2023年2月11日 08:00
こんにちは、黒田瑞貴です! 今回も、1995年12月に角川書店(現株式会社KADOKAWA)より発売された「ロードス島戦記」を前回の続きからプレイしていきます! Switch版、PS4版なども出ていますが、私はレトロゲーム攻略班として、SFC版を、レトロゲーム配信サイトプロジェクトEGGで880円で購入しました。王道RPGで小説、アニメ、ゲームとさまざまなジャンルで愛され続けているロードス島戦記の魅力を、今回も掘り下げていきたいと思います。
前回6人の英雄の中の1人、ウォートに会うことができ、記憶を取り戻した主人公カーラ。魔神将に捕らえられたシオンを助けるため、急いで魔神将のいる洞窟に向かいます! まずはウォートは町の外れにいたので、町の方に帰るためもう一度クリアした洞窟を抜けていきます。
えっとー、帰り道は……。
……。
癖でマップを開きましたが、マップからは何もわかりません('ω')。現在地はどこなのだろうか…。前回同様、勘を頼りに洞窟を探していきます。
洞窟内に入ってからは、アイテム「モノミノイシ」で洞窟内マップを確認することができるので、確認していきます。洞窟内マップはとても良心的です! いきなりすごく見やすい。
これを頼りに……、洞窟を……、全然抜けられません( ;∀;)。
洞窟は2層構造になっているんですが、青い出口に出ると先ほどまでのウォートの家に着いてしまいます。どうしたらいいのか分からずさまよっていると、テレポートする部屋にたどり着き、マップ内の違う場所の部屋に移動。ここでようやく気が付きました。
マップの赤や、青いところが出口ではなく、画像の赤丸の場所。ここが出口でした……。
いーーーーーや難しいいいいい( ;∀;)!!!!!! もうこの洞窟はクリアしてるのに、出るだけで1時間かかりました。ロードス島戦記、王道RPGで初心者にも優しいゲーム設計が多い中、マップだけは牙をむいてくるので、気を付けて下さい。この少しの鬼畜さが、レトロゲームの良さでもあるんでしょうか……。
無事に町に戻り、魔神将の居場所を探して行くと、新しい洞窟の中になんとも怪しい場所を発見しました。
「右は鍵、左は扉、前は死」。
絶対ここじゃないか……。
"前は死"と言うことは、前に行ったら魔神将がいるのだろうから、手前から探っていくことにしました! 丸い円の中に入るとワープする仕組みになっていて、ワープすると宝箱があったり、部屋に繋がっていて、中のゴーレムを手に入れることができたりと、この後のボス戦に役に立ちそうなアイテムを揃えることができました。
全てのワープ先を調べ終わったので、ここからはいよいよ魔神将戦に向かいます! 奥のワープを使うと、まず手始めにモブ戦が始まりました。ここは難なくクリア。洞窟内に出てくるモンスターとレベルは変わりませんでした。
ただこの後、カーラに異変が……。魔神将の罠にかかってしまったらしく、もうこの体は長くないとのこと……。なるほど、この後、命をかけて魔神将を永遠に封印するとか、そんな感じだな? 勘のいい私は気がついてしまったよ('ω')。
カーラは体にダメージを負っていますが、とりあえず先に進みます。すると次の部屋には捕らえられていたシオンが。
シオンと再会し、このまま3人で魔神将と戦うのかと思いきや、カーラがここで倒れこみます。そしてシオンが自分の体を使うことを提案。カーラの能力は、殺された相手に乗り移る事なので、元気なシオンに乗り移ればこの毒のようなダメージも回避できるというわけなんですが。昔からの部下の命はそんなに軽くないだろうと思っていたんですが、この提案に割とあっさりカーラは乗り、なんとここでシオン死す……。
リオン「ねぇさーーーん!!!」
嘘でしょwwwww。驚きのストーリー展開( ;∀;)ww。
カーラ「シオンの心と身体、無駄にはしない」。
いや!! 切り替えはやっ!!!!!
シオンのおかげで完全回復+HP何故か2人分になった! ので、このまま最奥の魔神将の元に向かいます。色々心には引っ掛かりますが、魔神将倒したらシオン戻ってくるかも知れないしね!
奥の部屋に着くと、魔神将とのボス戦が始まりました。
モブモンスターの体力の多いバージョンが2人と、魔神将が相手になるんですが、なかなかに強く、リオンがあっという間にやられてしまいます( ;∀;)。ケチらないで、高い方のHP回復薬をたくさん買っておけばよかった( ;∀;)
魔神将は範囲攻撃が多いけど、それは仲間にも当たるようで、モブの隣をキープしカーラを回復。体力に余裕ができたら攻撃を繰り返し、モブの2人は倒すことができました。
物理攻撃が魔神将には効かなかったので、バフとデバフの魔法を駆使しつつ魔法攻撃をしていき、ついに魔神将を倒すことができました!
燃えていく魔神将を見届けると、なんと第一章エンディングが!! カーラの事が綴られていくのですが、今回魔神将が世界の均衡を崩したのでカーラが倒したが、そもそも人間側についているわけではないので、混沌は続く。灰色の魔女カーラは、世界の均衡が崩れたら蘇る、的な感じでエンディングが終了。
なるほど……。カーラが思っているような「ザ英雄」で、また悪い奴が現れたら裁きの鉄槌を! 的な感じではないですが、私はこっちの方がストーリ的には好きでした! なんか現実味があるというか……表現しづらいのですが、全ての悪を振り払うことなんて無理だから、これくらいの不幸が世界は1番平和だ、というカーラの気持ち、なんとなく理解ができます。
詳しく知りたい方は、よければゲームをプレイしてみて下さい('ω')!
そして間髪入れず第2章がスタートするのですが……。ええええええええええええww。この人が次の主人公なの!? 悪人面過ぎませんか( ;∀;)wwww。
名前は"ベルド"というらしく、この人も魔人王を倒した6人の英雄の中の1人らしいです。いやぁ……。カーラも結局素性ほぼ分からんし、顔もないようなもの。ロードス島戦記の主人公達は、結構斜め上なんですね('ω')
そしてこの悪人面のベルドさん…。最初の村で早速。
村人「わ、わしの魂が…吸い取られていく!」。
なんと普通に人を殺します……。死んだ村人曰く、魔人王の呪いで、持っている剣が自分を離れなくなり、他人を殺すか、自分が死ぬかの呪いをかけられてしまっているようなんですが……。
ベルド「常に殺し続けろ……だと? オレに魔人王の代わりになれとでも言うのか?」。
冷静!! 人殺したけど、圧倒的冷静!! ベルドさん、明らかに王道RPGの主人公ではなさそうですが、今回はここで記事は終わりになります!
第1章が終わり、アイテムのゴーレムの使い道や、戻らないシオン……。どうやらロードス島戦記、ゲームプレイは王道ですが、ストーリーは少し違っているようです!
気になるベルドの第2章、続きはまた再来週の記事で! それでは今回もご清覧ありがとうございました!