インプレスeスポーツ部女子レトロゲーム班
黒田瑞貴、「三國志II」でがっつりリセマラに手を染めつつ、着実に成長
2022年9月24日 08:00
こんにちは、黒田瑞貴です! 今回も、1989年にコーエーテクモゲームス(旧光栄)から発売された「三国志II」をプレイしていきます! Steamで1,320円で購入可能です。PC‐8801から始まり、スーパーファミコンやメガドライブ、今ではスマホ版なんかも出ていて、たくさんの人に愛されている今作品の魅力を、今回も紐解いていこうと思います!!!
前回、戦争仕掛けては負けてリセット、戦争仕掛けては負けてリセット、を繰り返し中華統一に対しては、前々回から全く前進していません。攻略記事はこれで本当に成り立っているのか甚だ疑問ではあります。ストーリーを進めず読者に読ませるなんて、こんな大御所漫画家のような小テクまで使えるようになってしまった私は、ここから本当に中華統一できるのか……(私も聞きたい)。マンガ「キング〇ム」では、いつになったら1つ目の国を取ってくれるのか(誰か教えて下さい)。
ストーリー的には何も進んでいませんが、負けて得た情報もあるので、それを踏まえて頑張っていきます! 戦争を仕掛けて負けた29国と、自国に隣接している13国、ここ2つは勢いがすごく、凡骨君主の私では到底太刀打ちできそうにないので、三度目の正直! 孫堅軍の39国だ! 張任(私を裏切って敵になりました)と朱治の2人のみなので、狙って行こうと思います!!
次の戦争こそは! と右腕ブンブン振り回していると、7番の国(曹操軍)と10番の国(董卓軍)が戦争を始め、曹操が勝利。董卓軍の一部が捕虜になりました。これは……、武将引き抜きのチャンス!!!
いったん戦争は置いておいて、コマンド5の人事で、他国の武将のスカウトをしていきます! コマンド8の情報で戦争に勝利した7番曹操軍の国をみると、いました!!董卓軍の方～～～!!
リスナーさんおススメの李儒と賈詡をぜひ登用したい!!内政足りてないのよ～! まずは賈詡から。これでカクって読むんですね……。難しい('ω')
ここからは一定確率を引かなきゃらしいのですが、この確率、毎回リセットらしいので、ここでセーブしておいて登用がうまくいかなかったらロードで、解決していこうと思います。前回戦国死にゲーだと思った私は、ここから正規ファン層からしたら反則かも知れないことにも手を染めていきます。
李儒と賈詡のような知力が高い武将には「三顧の礼」での登用が良いらしいので、これでレッツ引き抜きチャレンジ!
「賈詡は配下になる気はないようです」。残念ながら1回目は失敗。しかし想定の範囲内! ロードして何度もやるさ私は!!
次は李儒の方行ってみます。同じく三顧の礼を選択し、劉焉と馬が7国までパカパカ。
「劉焉が、袁術に捕まった!」。
え!!捕まったwww。何されるんだろう('ω')。
「無情なるかな人の運命は……、君主の劉焉が死亡しました。」
え…wwwwwwwww噓でしょ( ;∀;)wwwwwww
まさかの劉焉、死す。
主人公って何があっても、不滅なんじゃないの……( ;∀;)。こんなまだ何も成しえていないのに死ぬとかあるんですか( ;∀;)!!
伝書を持って通過する者などを、捕らえて首を斬るなどあったりしますが、完全に週間少年ジャ〇プ脳の私は、主人公は死なないものなのかと思って、不滅のコマ代わりに使っていました……。
死ぬんだ……。劉焉って……。
死ぬんだ……。
無情にもシステムからは「劉焉の後継者を選んでください。」の文字。ちょっと想定の範囲外すぎて驚きが隠せません。
「まぁ、そもそも劉焉の寿命もそろそろだし……」と冷静なリスナーさん達。あれ? 劉焉で統一するんじゃないの??驚いているのは私だけでした('ω')。劉焉も人なので、しっかり寿命が来たら死んでしまうらしく、後継もそろそろ考えなくてはいけないらしいです。
三國志IIでは、凶兆というものもあるらしく、これが出た武将は1年で死んでしまうらしい……。死兆星やん。
最初に選んだ武将と中華統一成し遂げるわけじゃないのね……。ほえ～～。これは驚きです。一代で中華統一の大業を成すなど夢のまた夢、と言う事なのでしょうか。一代で大企業にのし上がる方はちらほらいらっしゃいますが、中華統一は訳が違うんですね。もちろんゲームとしての面白さは担保しつつ、なるべく史実に近づけたいコーエーさんの意志を感じます。
とりあえず、まだまだ劉焉おじいちゃんには頑張っていただきたいので、ここでも再度リセット＆ロード。
ここで知力の高い李儒と賈詡は諦め、知力と忠誠が群を抜いて低い、潘鳳を口説くことにしました。登用成功の可能性が1番高そうなのと、今は1人でも多く武将が欲しいのです。
潘鳳は武力が最大の魅力です。なので馬で口説き落とすことに。今度こそお願いします!!もう李儒とか賈詡とか贅沢言いませんので!!!
「成功です、潘鳳は配下に加わりました。」
ぅぁああああああ( ;∀;)! 1人雇用できたぁあああああ。脳筋潘鳳でも、成功した感動も相まって今の私にはとても嬉しいです!
しかもこの潘鳳、忠誠度がさっきまで31だったのに、うちの国に連れて来た途端に85まで爆上がりしました。戦争負けて、捕虜になって、挙句他の国に俺だけ連れていかれて、忠誠度爆上がりって……。もうメンタルどうなってんの。三國志IIの武将、みんな喜怒哀楽激しめだぁ。
というのもこのゲーム、君主との相性まであるらしく、今回はそこそこ相性が良かったみたいです。他にも義理堅いかどうか、野望があるかどうかなど、そんなことまで数値化するんですか!?コーエーさん!!
リスナーさんに言われた、三國志初心者でも覚えられそうな助言「三國志での呂布と公孫淵だけは何があっても信じるな」がこの辺から役に立ってきそうです('ω')。
彼らは義理も大事にしないし、かなりの野心家らしいので、配下に加えても信じてはいけないみたいです。この三國志IIに裏切る武将ランキングを付けるならば、堂々のトップ1、2らしい! 先に知ってると裏切られた時のショックも半減するので、これは覚えておくことにします!
とりあえずモチベ高めの新人潘鳳も、教育して(忠誠度を上げて)前線に送りたいと思います。知力16なので内政には必要なさそうですし('ω')。
本国では期待の新人も登用でき、40国では着々と戦への準備が整ったところで、今回も戦争行きます!!いざ出陣じゃぁぁ!!
今回は40国に集めた手の空いてる武将＋武力強めの厳顔で4vs2です!!こちらが優勢。忠誠度低めの張任もこっちに寝返らせることができたら上々ですね。
1カ月で終わらせるぜ☆。39国に進軍開始!
戦を始めると、開始時に毎回聞かれる「一騎打ちを申し込みますか?」。これ実は三國志IIから新しく加わったシステムらしく、一騎打ちを仕掛け、受けた側は一騎打ちに応じるか否かの選択を迫られます。この時拒否をすると士気が下がり兵士がいくらか逃げるそうです。もし応じて負けたら丸々居なくなるそうで、「まじで余程武力に自信がない限りやらない方がよくない?」と思うこのシステム。好奇心旺盛な28歳、やっちゃいます。
いけ厳顔!!!お前に裏切られたこと今でも根に持っているんだからな! と言うことで、開戦時に何事も経験と思い、一騎打ち仕掛けてみました。
厳顔「我が名は厳顔。いざ勝負」。
張任「我こそ張任、受けて立とう」。
おおおお、これはカッコいい!テンション上がりますね! 私のテンションは上がりましたが、出てきたのは総大将の朱治ではなく、武力漢の張任。これは強い……。やってしまった。
一騎打ちは武将同士のタイマンで、10試合行なわれます。兵士は介入してこないので、数も減りません。シンプルに武将の武力＝スタミナになっていて、削りあうといった形。先にスタミナ0になったら負けなんですが、厳顔87の張任88。1だけ負けてる( ;∀;)
一騎打ちはスタートします。10回戦ひやひやしながら見守ります。結果は残り体力、厳顔1の張任10で引き分け。あっぶなー－－－－い( ;∀;)。これで負けたら1万人が広野に消えるところでした。
開幕からひやひやしましたが、ここから本戦が始まります。弱い朱治を狙いたいのですが、朱治は川沿いに布陣していて、後ろは川、前に張任が待ち構え朱治への進軍を拒みます。
これは張任を超えて行くしかないのか……。まずは張任を囲んで袋たたきにしていくことに。しかし武力の漢張任。すごい強い(:_;)。4VS1とは思えないくらい削れない。
それもそのはず、私が連れてきた厳顔以外の残りの3人、法正、王累、冷苞は内政向きのガリ勉さん。体育会系の厳顔おじいとは訳が違います。こんな前線に送り込まれるとは、本人もびっくり('ω')。
まあでも…人手不足だったもんでつい( ;∀;)。数で押せばいけるかなって……。
こんなに武将の強さが反映されるのか……。戦とはそういうモノなのだな。
寝返りもたくさんやってみましたが、結局最後まで張任には断られ続け、失敗です。それでも4VS1です。張任に勝ち捕らえることはできました!
ただ、こちらも大損害(:_;)。もう内政チームはほぼ戦えない状態……。ここで戦は次の月へもつれ込みます。次の月、バラバラにされてしまっている、38国から呉蘭を援軍で送りました! これで起死回生の一手になってほしい。残すは朱治のみ!!
盤面に呉蘭を配置すると、むむ……。敵にも増援が……。しかも、この前共同作戦でお世話になった周泰さんじゃないですか('ω')。めちゃんこ強いですよね! この前の共同作戦、ほぼこの人のみで敵兵片付きましたもん('ω')。
地面も燃えているし、もう残り兵も少ないし、呉蘭が到着するより先に周泰に誰かが殺されてしまいそうなので、この戦はまたも失敗です(:_;)。
敗因というか、反省点はたくさんあります……。
まず張任をなめてたし、寝返らせるための計略もすべきでした。敵の増援に関しては考えてもなかった……。一歩一歩ですが、負けから進んでいきます。
三國志ファンの方はじれったいかも知れませんが、当の本人は、ゲームに負けて嬉しくなるタイプですので、今最高に楽しいです……。覚えること、考えることもたくさんあって、少し思い通りになって、また壁があって……。本当に面白い! ですので皆さん今しばらくお付き合いください( ;∀;)。
反省を生かすため、まずは戦争前に張任に計略をかけていきます。するとこれが成功!
「成功です、張任は必ず寝返るでしょう」。
うぁああああああ!もうこれは買ったも同然( ;∀;)。1番ネックだったところを払拭することができました。
勢いそのままにリベンジマッチしかけていきます!!戦が始まり張任に寝返りをかけると、あんなに苦労したのが噓のように一発で寝返ってくれました!!そしてここからは、張任を加え5VS1。朱治を囲んでいきます。袋たたきにして、わずか9日で終戦を迎えました。
「孫堅軍を全滅させました」。
いやもう、開いた口が塞がりません。自軍の被害も最小限に、こんなにもあっさり。計略の大切さが身に沁みます。ストーリーが思い通りになり始めている……。戦を手の中で転がせている……。これは快感! このまま統一まで行けるのではないか……?
それくらいこの戦には手ごたえというか、これからの可能性が見えました。正直この戦があるまでは、やり直した方が早いかもとすら思っていたので、私の中で大きな戦いになりました。まだ劉焉おじいちゃんと一緒に頑張って行けそうです!
最初はコマンドを覚えるので精一杯でしたが、ゲームを把握し始めて、戦争、内政、外交、今回は計略にまで手を出せました。だんだんと三國志IIの深みにはまってきている感じあります……。
ほとんどが実在している人で、当たり前ですがその人の人生があったわけで、調べれば山のように情報がでてくる三國志。人に愛着というか、興味が湧いてきますね! 潘鳳なんかまだ日は浅いですが、既にちょっと愛着ありますもん……。脳筋武将と脳筋FPSプレイヤー、通じるものがありそうです。
ということで、今回もご清覧ありがとうございました! 次回もお楽しみに!
