インプレスeスポーツ部女子レトロゲーム班
奥村茉実、イースII 2週目のプレイは培った“イース筋”が活かされる
2021年6月12日 07:00
こんにちは、奥村茉実です! 前回に続き、1988年に日本ファルコムから発売されたPC-9801版「イースII」をプレイします。この連載の第1弾で私がプレイした「イース」の続編になっており、アクションロールプレイングゲームになります。現在プロジェクトEGGで440円(月額料金別)で購入可能です。
イースⅡ配信の2週目初日の目標は、まだ手元に1冊残っているイースの本の返還と、とにかくレベルを上げ、お金を貯めること。とりあえずは敵がたくさんいるあの迷路洞窟へ。
最悪前回から使えるようになったリターンの魔法を使うと、すぐ村に逃げることができるので、怪しくなったらすぐセーブをするようにしました。ふと配信のコメントに目をやるとすぐ敵にやられるので要注意なんです。
目標のためにドンドン先へ進んでいる途中、少し窪んでいる壁があったので何も考えずぶつかったら、いきなり別の部屋に入りました。そう、ぷら～っとしていたら隠し部屋をみつけたんです!(笑) そして、ここで鉄鉱石をゲット! 確か、村の誰かが探していたような……。
「イース」の時もそうでしたが、こうやってプレイを進めていくうちに、少しずつ点と点が結ばれていくような感じがすごく好き～。これはイース1の時に隠し部屋があるかもと思い、なるべく壁に沿って歩いていたのが活きました。行き詰まった時、色んな物を色んな角度から使う。これもイース1で会得した策です。さらに、怪しい物の前で鏡などをとりあえず使う。これもそうです。イース1をプレイしたことが、こんなにも生きてきて感動しました。
ちなみに、この後、「ライトの魔法」を発見するのですが、この魔法は実はこの隠れ部屋に導いてくれる魔法だったとのこと……。えっと、なんかごめんなさい(笑)。
残りの本を返還するヒントは相変わらず得られなかったんですが、視聴者さんからのヒントを頼りに、ずっと村人が言っていた不気味な音のする地下に注目することに。私は地下というのは洞窟かと思っていましたが、実際は村にあるジラの家の地下のことを指していたようです(笑)。
で、村に戻り、地下に行くも、やっぱここ、いつ入っても何も起こらないですよね。迷いながらも、魔法とかアイテムをとりあえず一通り使ってみることに。魔物を呼び寄せると言われる邪悪な鈴を何回か鳴らし続けたら、なんと!!大量かつたくさんの種類の敵が壁から溢れ出てくるではないですか!
ゲームは進展したものの、数が多すぎて、気持ち悪い。正直な感想はただそれだけ……。
なんとか大量の敵を倒しつつ、かわしつつでその先へ進むと、最後の神官がいて、ラスト1冊だった本を返還! 大きな1つの任務を終えた気分でスッキリ。同時に、今後カギとなりそうな導きの巻物をもらい、次なる地のサルモンの神殿へと駒を進めます。ずっと開かなかった扉はここに繋がっていたのか～。
新天地も私が苦手とする大量の階段がある迷路(笑)。ただ、雪の世界のような雰囲気で、これまでのイースにはない新鮮な背景に感じました。ここでも地道に敵を倒しつつ探索を続けます。一カ所、道が途切れていている場所があり、どう進めばいいのやら……。魔法やアイテムを色んな角度から使ったけど何も起きず。その後、「氷霧の玉」というアイテムをゲットはしたものの、使い所が分からずまたまた行き詰り……。
ここでもちょっと視聴者の方からヒントがあり、最終的には途切れている道の先端で氷霧の玉を使うと、道が繋がり先に進めたんですが……。いやいや私そこでそのアイテム使ったからね!?使う位置の判定、厳しすぎない!?ここは、正直、私のイースプレイ史上一番納得がいかなかった場面です……。
「今日も何も進まず終わるのかな……。記事どうしよう……」。実はそんな気持ちで始めた2日目(笑)。いったん前回の苦しみを頭から抹消し、雪の世界を探索しながらレベル上げとお金稼ぎへ。
すると、早速また氷が積み重なっていて先に進めない場所に辿り着きました……。もういいよ(笑)。ここでも色々試したのですが、何も起こらず、いったん放置してまたレベル上げとお金稼ぎに専念。今回は大量の敵が出る、ジラの家の地下で決行することに。まあ見事にレベルも上がり、お金も溜まりましたが、私はボタン押してただけで、シュールな絵面になってしまったかと(笑)。が、そのおかげでレベルも上がり、新しい剣も買えました!
そして、「なんか今日ちゃんとファイヤーの魔法が敵に当たっていくな～」と思っていたら、前にゲットしていた鷹の彫像のおかげでした! 何かの弾みでたまたま装備していたその鷹の彫像には、自動でファイヤーを敵に命中させる効果がありました(笑)。たぶん、これも開発者の方が想定してた装備の順番じゃないんだろうな(笑)。
この後また雪山に戻ったところ、今回はとてもスムーズに進みました! まずは、積み重なる氷で先に進めなかった場所。今思うととても単純な方法ですが、ファイヤーの魔法で炎を出しまくったら、次々溶けていきました。いやこれも私最初に試しましたけどね! 相変わらず、使う位置とか回数がシビアすぎない!?
この先では、その場で体力回復ができるアイテムや、氷の坂を滑らずに登れる石の靴、アドルの見た目が可愛くなり敵と会話ができるテレパシーの魔法をゲット! 敵と話せるのはすごくありがたいことでして、攻撃はされないし、ヒントをくれるし、今まで散々襲ってきた敵が、いきなりバイトで雇われてますか? レベルの善人になります(笑)。
その後、幻影の鏡というアイテムもゲット。最初はこれも使い方が分からず、まあいつか使うんだろうなと思っていた矢先、目の前に「この先ボス戦」と言っていそうな扉が……。私はふと閃いて扉の前で鏡を使ったんです。すると真の扉が開いてボス戦に突入!
が、完敗! 完敗よりもっと酷い言葉で表せそうな内容でした(笑)。前の記事に書いた通り、イースⅡでは無理をしないがモットーなので、ここは自分のレベルや武器がまだそのレベルに達していないんだろうなと思い、いったん退散。もう少しレベルを上げて新しいシールドを買ったところで、一区切りとしました。
ということで、2週目のイースⅡプレイも1週目と同じく約5時間、2日間で終えました。なんとなくイースの時よりやることが多くて、進んでいる気でいましたが、体力ゲージはまだ半分しか進んでないし、まだまだ先は長そう。3週目からはもう少しペースを上げていこうと思います!