勝又 楓Presents ガールズ ガジェ活♪

PEN E-PL9でミラーレスデビュー! オリンパスプラザのプロに撮影から現像までの手ほどきを受けてきた

オリンパスプラザ東京にて、オリンパスの濵田紘子さん(右)と

楓ちゃん、オリンパスPEN E-PL9をゲット!

 ちょっと久しぶりのガールズガジェ活♪。楓ちゃんがオリンパスのミラーレスカメラ「PEN E-PL9」をゲットしたのはいいものの、まだ全然つかいこなせていないということで、今回は新宿にあるオリンパスプラザ東京にお邪魔して、オリンパスの濵田紘子さんに、レクチャーを受けてきました。

オリンパス製最新カメラなどが一堂に展示されているオリンパスプラザ東京店内
レンズもさまざまなものが展示
ギャラリーも置かれている
楓ちゃんがゲットしたPEN E-PL9

若杉:まず、E-PL9の特徴を簡単に教えてください。

濵田:約1,600万画素という高い画素数を誇っておりまして、暗いところでもすごくきれいに写真を撮ることができます。手ブレ補正機能も搭載しておりますので、手ブレの少ない、きれいな写真を撮ることができます。

若杉:初心者にも扱いやすいカメラというわけですね。勝又さんはE-PL9でミラーレスデビューということなので、まずは撮影の初歩の初歩、というところを濵田さんに教えてもらいましょう。勝又さんは普段、どういう写真を撮っている、あるいは撮りたいと思っていますか?

勝又:やっぱり、「インスタ映え」する写真が撮りたいですね。セルフィーとか、あとは、カフェとかで写真を撮るので、コーヒーとかケーキがかわいく撮れるといいな、思います。

若杉:では今回は、そのあたりに的を絞って教えてもらいましょう。まずは初歩として「カメラの基本的な持ち方」、「シャッターの押し方」。スマホではタッチでシャッターが押せますが、ミラーレスではシャッターの押し方も違いますので、その辺りから教えてください。

濵田:持ち方は、まず左手でしっかり持っていただいて、指でズームリングを握っていただきます。そこから右手は軽く添えるようなイメージです。右側上部にシャッターボタンがありますので、ここを右手で押せるように構えると、きれいに持てます。

カメラの構え方

若杉:では、電源を入れて、撮影してみましょう。

濵田:電源を入れて、シャッターボタンを半分だけ押し込むと、ピピッと音が鳴って、画面に緑色のマークが出ると思います。これでフォーカスが合った状態になったので、そのままシャッターを押し込むと写真が撮れます。これが基本的な操作になります。

モードダイヤルはどう使う?

若杉:ということで、ミラーレスといっても、基本的には電源を入れて、シャッターを押せば写真が撮れるのですが、勝又さんが最初にまごついたとのは、カメラの上面にある「モードダイヤル」ではないでしょうか。

勝又:ああ、そうなんですよ。絶対触れないと思いましたね。ずっと最初のままでした。

若杉:なので、モードダイヤルの基本的な使い方を教えてもらいましょう。

濵田:はい。まずは、緑色の「AUTO」というモードについてご説明します。このモードは、カメラが自動的に部屋の明るさを判断して、シャッタースピードとか絞りを変えてくれるモードになります。なので基本的にはこのモードで撮っていただければ、きれいな写真が撮れるということになります。

ステップアップして、「P」(プログラムAE)モードについて。このモードでは、シャッタースピードや絞りはカメラが自動的に判断してくれるのですが、シャッターボタンの周りのダイヤル(コントロールダイヤル)を回すと、明るさが変えられるようになるんですね(露出補正)。あとは、ISO感度を設定したりとか、オートモードよりも、自分の好きなようにアレンジができるモードです。

次に「A」(絞り優先AE)モードですね。シャッタースピードは判断してくれるのですが、絞りの開放度合いを自分で設定できるようになります。絞りを変えると何が変わるかというと、ボケの感じが変わります。ピントの合っている部分以外がすごくボケた写真になるか、広範囲にピントの合った写真が撮れるかという違いがあります。

モードダイヤルを適切に切り替えることでより状況に応じた写真が撮れるようになるが、最初は「AUTO」だけでもOK

若杉:まだ「絞り」とか「開放」とかの用語にピンときてないと思うのですが、このあと、実際に撮影してもらって、絞りによって写真がどうなるかを体験していただこうと思います。

濵田:では次ですね。「S」(シャッター優先AE)モード。先ほど、Aモードでカメラが判断していたシャッタースピードを自分で変えられるモードです。こちらは絞りをカメラが判断してくれます。たとえば動くスピードの速い被写体を撮るときなどに使います。

次に「M」(マニュアル)モード。シャッタースピードも絞りも、すべて自分で変えます。なので上級者の方が使うモードですね。

「映画用カメラ」のようなマークは「動画」モード、「ART」と書かれているモードは、「アートフィルター」というものをかけることができて、さまざまなモードが出てると思うのですが、これはインスタでいうフィルターのようなものです。これは写真を撮る時にあらかじめ変えて使います。たくさん種類があるので選び放題です。楽しいフィルターがたくさん入っています。

「AP」(アドバンスドフォト)モードは、よりこだわった、高度な写真が撮りたいとき、そのような写真が簡単に撮れるようになります。たとえば、2枚の写真を合成して、「多重露出」のようなちょっと面白い表現が可能です。

「SCN」(シーン)モードでは、「人を撮る」とか「近づいて撮る」などの各シーンに適した設定があらかじめカメラにプログラムされていますので、たとえば動きのあるものを撮りたい場合は、適したモードへ自動的に変わってくれますので、簡単に写真が撮れます。

カフェを想定した撮影に挑戦

若杉:では早速、勝又さんに撮影の初歩を学んでいただきましょう。こちらに、カフェをイメージした被写体を用意しました。まずはきちんとピントを合わせて撮影できるかなというところを、濵田さんに教えていただきながら進めていきます。

濵田:(シャッターボタンを)半押しするとピントが合います、今はちょうど、被写体の青い部分にピントが合っていますね。ピントを合わせた後、カメラを前後に動かしてしまうとピントがズレてしまうので、構図を調整する場合は左右にだけ動かすようにしてください。では一度、写真を撮ってみましょう。

AUTOで撮影した写真
ピントをパスタに変えたところ

勝又:再生ボタンを押すと、プレビューを見られますね。液晶画面をスワイプすると前後の写真に移ることもできますね。

濵田:ピントを合わせたい画面の一部に直接触れることで合焦してシャッターが切れる「タッチシャッター」も使えますよ。すばやくシャッターが切れるのでおすすめです。

勝又:スマホみたい!

濵田:次に、ボケを活かした写真の撮り方をご説明します。オートモードの中に、ボケ味を追加するモードがあります。タッチで画面右端のスライダーを上に動かすと背景がよりボケます。プレビューボタンで見ていただくと、背景のボケ味が強い写真になっていることがおわかりいただけるかと思います。

勝又:どことなくプロっぽい写真になりますね!

濵田:背景がボケていると、ピントの合っている部分、一番撮りたいものにより目がいきやすくなるので、印象が強いように感じられますよね。

AUTOモードでボケ味を追加した写真

若杉:では次に「アートフィルター」を使うとどう変わるかを教えていただけますか。

濵田:モードダイヤルを「ART」と書かれているところに合わせると、いろんなアートフィルターが選べます。おすすめは「ファンタジックフォーカス」と「トイフォト」ですね。トイフォトは画面の周辺に陰影ができるので、被写体が目立つ効果があり、3種類あります。ファンタジックフォーカスは全体的に明るくふわっとした印象になるので、ケーキなど撮る時に可愛く撮れると思います。

勝又:ファンシーな写真が撮れました!

濵田:ファンタジックフォーカスの中でもさらに効果をかけることができます。「OFF」のほか「ホワイトエッジ効果」、「スターライト効果」の2つが選べます。ホワイトエッジエッジ効果は、画面のふちが白くなるので、トイフォトと同様に、中央の被写体が目立つようになって、さらにふんわりとした印象の写真が撮れるようになるのです。

勝又:さっきとは違った写真になっていますね!

ファンタジックフォーカスでホワイトエッジ効果をかけて撮影した写真

濵田:トイフォトでも撮ってみましょう。トイフォトは色味が「緑」「青」「赤」の3種類あるので、お好きなものを選んでください。

勝又:青っぽいのにしてみます。レトロ感のある写真になりました。

トイフォトで撮影した写真

液晶モニターを180度回転させて自撮りも楽々

若杉:さて、早速ワンランクステップアップしたわけですけれども、やはり女子といえば「自撮り」でしょう。勝又さんはお仕事的にも自撮りをする機会は多いと思います。普通のミラーレスは、画面の構造的に自撮りがしにくいのですが、E-PL9の場合はそういった使い方もよく考えられています。

濵田:E-PL9は、背面液晶が動くようになっています。縦方向に回転もできるので、やってみてください。

勝又:できた!

液晶モニターが下に180度開く

濵田:下に開くと、自動的に自撮りモードに変わります。

若杉:液晶が可動する製品は結構ありますが、180度まで回転するのは一部の製品だけですよね。構図を確認しながら撮れるのが特徴的です。

濵田:モニターが下に来るので、画面を確認しながら構図を合わせますよね。その後、レンズのある上を見るので、ちょっと顎が下がった状態で、上目遣いに、可愛く撮れるようになっています。

勝又:そんなところまで考えられているんですね!

濵田:E-PL9には美肌モードもあります。自撮りモードの画面上でいうと「きらきらした女性のマーク」がそれです。このマークに触れると、美肌モードがONになるので、写真を撮る時に顔が滑らかに写るのです。

勝又:では濵田さん、一緒に写ってみましょう!

濵田:自撮りモードのときは、シャッターを押したとき、2秒後にシャッターが切れる設定(2秒セルフタイマー)へ自動的に切り替わっているので、シャッターを押した指も入らないですし、目線もきっちり上(レンズ側)に上げる時間も取れます。

勝又:すごいですね。そんなに考えてくださってるんだ。じゃ撮りまーす。

自撮りモードでは、モニターがレンズの下に位置するので、モニターを見てからレンズを見ると、上目使いで撮れる
モニターのシャッターアイコンをタッチすると、2秒後にシャッターが切られる

勝又:美肌モードのオンとオフでぜんぜん違う!

濵田:女子だとオフの写真は拡大したくない感もありますね(笑)。

勝又:拡大しても、こんなにきれいに写るんですね。

濵田:そうなんですよ。オンにするとすごく肌が滑らかに写るのです。

美肌モードオフ
美肌モードオン

若杉:ミラーレスって、レンズとかセンサーが普通のスマホよりも圧倒的に優秀なので、高精細な写真が撮れるんですね。拡大してもくっきり写っている。でもそれって、ある意味女性には必ずしも良いことではないのもしれません。

勝又:ちょっとボロが出てしまうところかもしれませんね。

若杉:場合によってはそうですよね。でもE-PL9にはちゃんと美肌モードがあるので。

勝又:これは嬉しいですよね。

若杉:そんな感じで、いろいろ撮影してみてください。

勝又:はい、いっぱい写真を撮りたいと思います!

(後編に続く)

オリンパスプラザ濵田さんからのメッセージ

「自分にぴったりなのはどのカメラ?」など、オリンパスプラザでは、お客様からのカメラや写真に対するさまざまなご質問に、専門知識を持った担当者が丁寧にお答えいたします。
また、交換レンズやアクセサリーも揃っており、実際にカメラに装着してお試しいただけます。もちろん、製品の修理、メンテナンスも承っております。
社員一同、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

オリンパスプラザ東京
住所:東京都新宿区西新宿 1-24-1 エステック情報ビルB1F
営業時間11:00~19:00(木曜日定休、ゴールデンウイーク・夏季・年末年始の長期定休)

勝又 楓

MC・タレント。平成5年生まれ。静岡県出身。 学生時代の朗読経験とミスコン出場の経験を経て、MC・タレントとして活動中。 最近の夢は、スマートフォンを2台持ちすること。

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関根 慎一