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M2 Max、96GBメモリ、4TB SSDのMacBook Proを堪能。化け物スペックをM1 Ultra/Max搭載機と比べるとどうなるか?
2023年2月10日 06:33
Appleは次世代Appleシリコン「M2 Pro」と「M2 Max」を採用した新型14インチ、16インチMacBook Proを2月3日より販売開始した。今回、M2 Max、96GBメモリ、4TBストレージを搭載する「MacBook Pro(16インチ,2023)」を借用したので、Apple製ノートのほぼ最上位構成のモデルがどれくらいのパフォーマンスを発揮するのか見ていこう。
M2 Proは「M1 Pro」の約20%増の400億個のトランジスタ、M2 MaxはM1 Maxより100億個多い670億個のトランジスタを搭載。M2 ProとM2 MaxはM1 ProとM1 Maxよりも、CPU性能が最大20%、GPU性能が最大30%、Neural Engineが最大40%高速になっていると謳われている。
また最大メモリ搭載容量が前世代の64GBから96GBへと引き上げられており(38コアGPUのM2 Max搭載モデルのみ)、クリエイティブアプリなどでより大容量のデータを扱えることを期待できる。
MacBook Pro 16(2023)のM2 Max、96GBメモリ、4TB SSD仕様モデルを実機検証。驚異的な性能でPCユーザーの度肝を抜いたApple M1 Pro/Max搭載MacBook Pro。その正当後継者であるMacBook Pro 16(2023)の性能、使い勝手はどれほどなのか? スペック、特徴やベンチマーク結果の解説に実機動作デモを交えてお届けします。解説は本稿を執筆したジャイアン鈴木氏、MCはPADプロデューサーの佐々木修司です。
パフォーマンスを向上させつつ電力効率をさらに改善
MacBook Pro(16インチ,2023)はOSに「macOS Ventura バ-ジョン13」、SoCにM2 ProまたはM2 Maxを採用している。
M2 Proは10コアCPU/16コアGPU、12コアCPU/19コアGPU、M2 Maxは12コアCPU/30コアGPU、12コアCPU/38コアGPU版が存在するが、16インチモデルには10コアCPU/16コアGPUを搭載する、最安価なM2 Pro版は用意されない。
メモリはLPDDR5規格のユニファイドメモリが採用されており、M2 Proでは16GB/32GB、M2 Max(30コアGPU)では32GB/64GB、M2 Max(38コアGPU)では32GB/64GB/96GBが選択できる。つまりSoCによって搭載メモリが限定されるわけだ。
ストレージは512GB/1TB/2TB/4TB/8TB SSDを用意。Appleの技術仕様にはSSDの規格や、速度について記載はない。SSDの速度についてはベンチマークで確認しよう。
ディスプレイは「Liquid Retina XDRディスプレイ」と呼ばれる、16.2型(3,456×2,234ドット)を採用。スペック表を見る限りは前世代から変更はない。オーディオ機能についても、フォースキャンセリングウーファーを備えた6スピーカーサウンドシステムということで前世代と同一だ。
インターフェイスもThunderbolt 4×3、HDMI、SDXCメモリーカードスロット、3.5mmヘッドフォンジャック、MagSafe 3ポートという構成で前世代を踏襲。ただしワイヤレス通信機能は、前世代はWi-Fi 6、Bluetooth 5.0だったが、今世代はWi-Fi 6E、Bluetooth 5.3にアップグレードされている。
なお外部ディスプレイの接続台数、解像度、リフレッシュレートなどは搭載SoC、ディスプレイの構成で異なる。その条件については下記表を参照してほしい。
本体サイズは355.7×248.1×16.8mm、重量はM2 Pro版が約2.15kg、M2 Max版が約2.16kg。100Whのリチウムポリマーバッテリを内蔵しており、バッテリ駆動時間は最大15時間のワイヤレスインターネット、最大22時間のApple TVアプリのムービー再生が可能と謳われている。Appleによれば最大22時間のバッテリ駆動時間はMac史上最長とのことだ。
前世代の「MacBook Pro(16インチ,2021)」のバッテリ駆動時間は最大14時間のワイヤレスインターネット、最大21時間のApple TVアプリのムービー再生だった。今世代はどちらも1時間延長されたことになる。パフォーマンスを向上させつつも、電力効率をさらに改善したわけだ。
【表1】Appleシリコン搭載MacBook Proのスペック比較 | |||
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MacBook Pro (16インチ, 2023) | MacBook Pro (14インチ, 2023) | MacBook Pro (13-inch, M2, 2022) | |
OS | macOS Ventura バ-ジョン13 | macOS Monterey バ-ジョン12 | |
CPU | M2 Pro(12コアCPU、19コアGPU) M2 Max(12コアCPU、30コアGPU) Max(12コアCPU、38コアGPU) ※12コアCPUは高性能コア×8、高効率コア×4 ※NeuralEngineはすべて16コア ※メモリ帯域幅はM2 Proが200GB/s、M2 Maxが400GB/s | M2 Pro(10コアCPU、16コアGPU) M2 Pro(12コアCPU、19コアGPU) M2 Max(12コアCPU、30コアGPU) M2 Max(12コアCPU、38コアGPU) ※10コアCPUは高性能×6コア、高効率コア×4、12コアCPUは高性能コア×8、高効率コア×4 ※NeuralEngineはすべて16コア ※メモリ帯域幅はM2 Proが200GB/s、M2 Maxが400GB/s | M2(8コアCPU[高性能コア×4、高効率コア×4]、10コアGPU、16コアNeural Engine) ※メモリ帯域幅は100GB/s |
メモリ | M2 Pro:16GB/32GB M2 Max(30コアGPU):32GB/64GB M2 Max(38コアGPU):32GB/64GB/96GB ※ユニファイドメモリ、LPDDR5 | 8GB/16GB/24GB ※ユニファイドメモリ、LPDDR5 | |
ストレージ | 512GB/1TB/2TB/4TB/8TB SSD | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD | |
ディスプレイ | 16.2型(3,456×2,234ドット、254ppi、16:10.343、光沢、フルスクリーンの持続輝度:最大1000cd/m²、ピーク輝度:1600cd/m²、コントラスト比:1,000,000:1、色域P3、10億色対応、最大120HzのProMotion、ミニLEDバックライト、タッチ非対応、スタイラス非対応) | 14.2型(3,024×1,964ドット、254ppi、16:10.392、光沢、フルスクリーンの持続輝度:最大1000cd/m²、ピーク輝度:1600cd/m²、コントラスト比:1,000,000:1、色域P3、10億色対応、最大120HzのProMotion、ミニLEDバックライト、タッチ非対応、スタイラス非対応) | 13.3型IPS液晶(2,560×1,600ドット、227ppi、16:10、光沢、500 cd/平方m、色域P3、数百万色以上対応、60Hz、LEDバックライト、タッチ非対応、スタイラス非対応) |
通信 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0 | |
インターフェイス | "Thunderbolt 4(充電、DisplayPort)×3、HDMI、SDXCメモリーカードスロット、3.5mmヘッドフォンジャック、MagSafe 3ポート | Thunderbolt 4×2(充電、DisplayPort)、3.5mmヘッドフォンジャック | |
接続可能な外部ディスプレイ | M2 Pro: ・最大2台(Thunderbolt経由で最大6K/60Hz)、最大2台(Thunderbolt経由で最大6K/60Hz、HDMI経由で最大4K/144Hz) ・最大1台(HDMI経由で8K/60Hz、4K/240Hz) M2 Max: ・最大4台(Thunderbolt経由で最大6K/60Hzを最大3台、HDMI経由で最大4K/144Hzを1台) ・最大3台(Thunderbolt経由で最大6K/60Hzを最大2台、HDMI経由で8K/60Hzを1台または4K/240Hzを1台) | 最大1台(Thunderbolt経由で最大6K/60Hz) | |
カメラ | Webカメラ(1080p) | Webカメラ(720p) | |
バッテリ容量 | 100Wh | 70Wh | 58.2Wh |
バッテリ駆動時間 | 最大15時間のワイヤレスインターネット、最大22時間のApple TVアプリのムービー再生 | 最大12時間のワイヤレスインターネット、最大18時間のApple TVアプリのムービー再生 | 最大17時間のワイヤレスインターネット、最大20時間のApple TVアプリのムービー再生 |
本体サイズ | 355.7×248.1×16.8mm | 312.6×221.2×15.5mm | 304.1×212.4×15.6mm |
重量 | M2 Pro:約2.15kg M2 Max:約2.16kg | M2 Pro:約1.60kg M2 Max:約1.63kg | 約1.4kg |
セキュリティ | Touch ID(指紋認証センサー一体型電源ボタン) | ||
同梱品 | 140W USB-C電源アダプタ、USB-C - MagSafe 3ケーブル(2m) | 96W USB-C電源アダプタ(※10コアCPU搭載M2 Proは67W)、USB-C - MagSafe 3ケーブル(2m) | 67W USB-C電源アダプタ、USB-C充電ケーブル(2m) |
カラー | シルバー、スペースグレイ |
【表2】MacBook Pro(16インチ,2023)の標準構成モデルの価格 | |||
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SoC | M2 Pro | M2 Max | |
CPU | 12コア | ||
GPU | 19コア | 38コア | |
メモリ | 16GB | 32GB | |
ストレージ | 512GB | 1TB | |
価格 | 34万8,800円 | 37万6800円 | 49万8,800円 |
入力デバイス、ディスプレイ、スピーカーは前モデルを踏襲
MacBook Pro(16インチ,2023)のキーボードは、キーピッチは実測19mm前後、キーストロークは実測1.3mm前後。キー構造はパンタグラフ方式だ。前世代とキーを打ち比べてみたが、打鍵感に違いは感じられない。特に構造や材質は変更されていないと思われる。
キーストロークはやや浅めだがキーボード面全体でしっかりと剛性が確保されており、強く打鍵してもたわみなどはほとんど感じない。打鍵音も比較的低めだ。ThinkPadなどとは味付けが異なるが、ノートブックのキーボードとしては上質な部類に入ることは間違いない。
ただし、1つ大きな不満点がある。それは手脂が非常に目立つこと。Windows搭載ノートPCでは耐指紋加工が施されているキーボードがあるが、MacBookには採用されていない。指紋で汚れるとせっかくの美しいボディ、キーボードが台無しなので、耐指紋加工が導入されることに期待したい。
【表3】キーボードの押圧力の一例 | |||
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Fキー | Enterキー | Spaceキー | |
16インチMacBook Pro(2023) | 0.48N | 0.5N | 0.52N |
13インチMacBook Pro(2022) | 0.48N | 0.51N | 0.47N |
13インチMacBook Air(2022) | 0.48N | 0.55N | 0.52N |
14インチMacBook Pro(2021) | 0.5N | 0.5N | 0.52N |
13インチMacBook Air(2020) | 0.51N | 0.51N | 0.53N |
13インチMacBook Pro(2020) | 0.51N | 0.54N | 0.5N |
16インチMacBook Pro(2019) | 0.55N | 0.55N | 0.55N |
ディスプレイの品質の指標の1つとして、いつもなら色域を実測するところだが、今回カラーキャリブレーション機器「i1Display Pro」用ソフト「i1Profiler」が正常に動作しなかった。
しかしディスプレイは前世代と同じく、バックライトにミニLEDを採用した「Liquid Retina XDRディスプレイ」が採用されており、コントラスト比:1,000,000:1、色域P3、10億色対応と謳われている。実際に画質検証用の画像や、HDRコンテンツを見てみると、鮮やか、かつ階調豊かに表示される。ノートブック用の液晶ディスプレイとしては最高クラスの品質を備えていると言える。
サウンド面についてはフォースキャンセリングウーファーを備えた6スピーカーサウンドシステム、スタジオ品質の3マイクアレイを内蔵。ドルビーアトモスをサポートしており、対応コンテンツでは立体的な音場を楽しめる。最大ボリュームでも音に歪みなどは感じられない。MacBook Pro(16インチ,2023)は映像面だけでなく、音質面でもノートブックの中で最高クラスの品質を実現している。
Webカメラ(1080p)の画質については、室内灯下でも明るく、健康的な肌色で撮影できた。Web会議であれば十分すぎる品質だ。これ以上の画質を求めるのなら、iPhoneをWebカメラとして利用できるmacOS Venturaの目玉機能「連係カメラ」を活用しよう。
Cinebench R23のCPU(Multi Core)は14,790
最後にパフォーマンスをチェックする。今回はM2 Proを搭載する「Mac mini (2023)」、M1 Ultraを搭載する「Mac Studio (2022) 」、M1 Maxを搭載する「MacBook Pro (16インチ, 2021) 」を比較対象機種として採用した。それぞれの機種の主なスペックについては下記の表を参照してほしい。
なおベンチマークを実施する際には、「システム設定→バッテリー」でエネルギーモードを「高出力」に設定している。ただしバッテリベンチマークだけは「自動」に設定した。
【表4】テスト機の主なスペック | ||||
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MacBook Pro (16インチ, 2023) | Mac mini (2023) | Mac Studio (2022) | MacBook Pro (16インチ, 2021) | |
SoC | M2 Max | M2 Pro | M1 Ultra | M1 Max |
CPU | 高性能コア×8、高効率コア×4 | 高性能コア×8、高効率コア×4 | 高性能コア×16、高効率コア×4 | 高性能コア×8、高効率コア×2 |
GPU | 38コア | 19コア | 64コア | 32コア |
Neural Engine | 16コア | 16コア | 32コア | 16コア |
メモリ | 96GB | 16GB | 128GB | 64GB |
ストレ-ジ | 4TB | 1TB | 2TB | 2TB |
OS | macOS Venture バージョン13.2 | macOS Venture バージョン13.2 | macOS Monterey バージョン12.3.1 | macOS Monterey バージョン12.0.1 |
まずCPU性能については、Cinebench R23のMulti CoreでMacBook Pro (16インチ, 2023)はMac mini (2023)の約101%、Mac Studio (2022)の約61%、MacBook Pro (16インチ, 2021)の約119%だった。
一方、Geekbench 5.4.6のMulti-Core ScoreでMacBook Pro (16インチ, 2023)はMac mini (2023)の約100%、Mac Studio (2022)の約63%、MacBook Pro (16インチ, 2021)の約119%のスコアを記録した。
「M2 MaxはM1 MaxよりもCPU性能が最大20%高速」というAppleの発表をほぼ裏付ける結果となったが、高性能コアを16コア搭載するM1 Ultraには、世代が古くても及ばない結果となったわけだ。
GPU性能については、GFXBench MetalでMacBook Pro (16インチ, 2023)はMac mini (2023)の約100~193%、Mac Studio (2022)の約62~161%、MacBook Pro (16インチ, 2021)の約111~140%のスコアを記録した。
Appleは「M2 MaxはM1 MaxよりもGPU性能が最大30%高速」と発表しており、今回はそれより少し高めのスコアを記録している。一方、64コアGPUを搭載するM1 Ultraとは、テスト項目によって勝敗が入れ替わっている。M2 MaxはM1 UltraよりGPUコアは少ないが、特定のベンチマークではスコアが上回ったことになる。
ストレージ性能については、Blackmagic Disk Speed TestのシーケンシャルリードでMacBook Pro (16インチ, 2023)はMac mini (2023)の約119%、Mac Studio (2022)の約111%、MacBook Pro (16インチ, 2021)の約110%だった。
AmorphousDiskMark 4.0のシーケンシャルリード(SEQ1M QD8)でMacBook Pro (16インチ, 2023)はMac mini (2023)の約112%、Mac Studio (2022)の約103%、MacBook Pro (16インチ, 2021)の約103%のスコアを記録している。
あくまでも4TBのストレージを搭載したMacBook Pro (16インチ, 2023)という前提条件だが、今回のマシンの中でストレージ性能が最も高いということになる。
実際のアプリでも処理速度を計測してみたが、LightroomでMacBook Pro (16インチ, 2023)はMac mini (2023)の約66%、Mac Studio (2022)の約74%、MacBook Pro (16インチ, 2021)の約40%。
Premiere ProでMacBook Pro (16インチ, 2023)はMac mini (2023)の約57%、Mac Studio (2022)の約104%、MacBook Pro (16インチ, 2021)の約97%、iMovieでMacBook Pro (16インチ, 2023)はMac mini (2023)の約85%の所要時間で処理を終えた。
Premiere ProでMacBook Pro (16インチ, 2023)とMacBook Pro (16インチ, 2021)の優劣が逆転しているのは、ベンチマーク実施時期が異なることによるアプリのバージョン違いが原因と思われる。今回のPremiere Proの結果はあくまでも参考に留めてほしい。
高負荷時の発熱をチェックするため、Cinebench R23.200を連続で10分間実行したあとに表面温度を計測してみたが、キーボード面は排気が当たるディスプレイ下部で最大53.4℃、底面は排気口近くで44.7℃を記録した(室温27.2℃で測定)。直接触る場所の温度が高くなっているわけではないので、実用上は問題ないだろう。
バッテリ駆動時間についてはディスプレイの明るさ6/16、音量6/16という条件でYouTube動画を連続再生してみたところ、19時間33秒動作した。スペックでは最大15時間のワイヤレスインターネット、最大22時間のApple TVアプリのムービー再生とされているので、それに近いバッテリ駆動時間を記録したことになる。
もちろん高負荷な処理を実行し続ければバッテリ駆動時間はもっと短くなる。しかし日常的な用途ならモバイル用途にも活用できるスタミナ性能を備えていると言えよう。
ACアダプタなしで最高性能を発揮、スタミナ性能も申しぶんなし
Cinebench R23.200で3万を超えるスコアを記録しているWindows搭載ノートPCも登場しているが、Appleシリコンを搭載したMacBook Proの強みはバッテリ駆動でもACアダプタ駆動と同じパフォーマンスを発揮できること。
メモリを最大で96GB搭載できることも大きなアドバンテージで、バッテリ駆動時間はYouTube動画連続再生で19時間33秒と突出している。もちろんビジュアル、オーディオ品質も現行ノートブック随一と言えるほどハイクオリティだ。
ACアダプタなしで、さまざまな場所で長時間ハイパフォーマンスを発揮できるクリエイティブマシンを探しているのなら、MacBook Pro (16インチ, 2023)は有力な候補と言えよう。