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Tiger Lake搭載で税別11万円台から! ASUSの13.3型モバイルノート「ZenBook 13」を実機レビュー

「ASUS ZenBook 13 UX325EA」税別11万3,455円~

 ASUS JAPAN株式会社は、第11世代(Tiger Lake)の「Core i7-1165G7」を搭載する上位モデルをラインナップした13.3型クラムシェルノートパソコン「ASUS ZenBook 13 UX325EA」を11月25日に発表、同日より販売を開始した。税別店頭予想価格は11万3,455円から。

 同時に、ディスプレイ回転型2in1「ZenBook Flip S」、3,300×2,200ドットの13.9型ディスプレイとテンキー対応タッチパッドを内蔵した「ZenBook S」も発表されているが、ZenBook 13はフルHDディスプレイと普通のタッチパッドを搭載し、3シリーズ中最軽量な約1.15kgの軽量筐体を実現したスタンダードモデルとして位置づけられる。

 とは言え、上位モデルにはほかのシリーズと同様にCore i7-1165G7が搭載されており、よっぽど冷却性能に違いがないかぎり処理性能で引けを取らないはず。そこで今回のレビューでは、通常のベンチマークに加えて、高負荷時のCPUの発熱、クロック周波数、システム全体の消費電力なども細かくチェックしてみよう。

CPU、メモリ、オフィスアプリが異なる3モデルを用意

 ZenBook 13はOSにWindows 10 Home、CPUにCore i7-1165G7(4コア8スレッド、4.7GHz)またはCore i5-1135G7(4コア8スレッド、4.2GHz)を採用。メモリは8GBまたは16GB、ストレージは512GB SSD(PCI Express 3.0 x2接続)を搭載。オフィスアプリは「Microsoft Office Home & Business 2019」か「WPS Office Standard Edition (3製品共通ライセンス付)」が用意されている。

 つまり、構成で異なっているのはCPU、メモリ、オフィスアプリのみ。下記のとおり、個人向けには3モデルが用意されている。

  • UX325EA-EG124TS(税別15万8,910円前後)
    Windows 10 Home/Core i7-1165G7/メモリ16GB/SSD512GB/Microsoft Office
  • UX325EA-EG109TS(税別13万6,182円前後)
    Windows 10 Home/Core i5-1135G7/メモリ8GB/SSD512GB/Microsoft Office
  • UX325EA-EG109T(税別11万3,455円前後)
    Windows 10 Home/Core i5-1135G7/メモリ8GB/SSD512GB/WPS Office
【表1】ASUS ZenBook 13シリーズのスペック
製品名ASUS ZenBook 13 UX325EA
販路個人向け
型番UX325EA-EG124TSUX325EA-EG109TSUX325EA-EG109T
OSWindows 10 Home 64bit
CPUCore i7-1165G7(4コア8スレッド、4.7GHz)Core i5-1135G7(4コア8スレッド、4.2GHz)
GPUIris Xe Graphics
メモリ16GB(LPDDR4X-4266)8GB(LPDDR4X-4266)
ストレージ512GB SSD(PCIE 3.0 x2接続)
ディスプレイ13.3型フルHD液晶(1,920×1,080ドット、166ppi、ワイド、非光沢、輝度非公表、色域非公表、タッチ非対応、スタイラス非対応)
通信Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.0
インターフェイスThunderbolt 4×2、USB 3.0、HDMI、microSDXC
カメラ92万画素Webカメラ
バッテリ容量67Wh
バッテリ駆動時間約14.4時間約13.9時間
バッテリ充電時間約2.2時間
本体サイズ304×203×13.9mm(幅×奥行き×高さ)
重量約1.15kg
セキュリティWindows Hello対応顔認証カメラ(赤外線カメラ)
オフィスアプリMicrosoft Office Home & Business 2019WPS Office Standard Edition (3製品共通ライセンス付)
同梱品専用スリーブ、ACアダプタ、USBイーサネットアダプタ、USB Type-Cオーディオジャックアダプタ、製品マニュアル、製品保証書
カラーパイングレー
税別店頭予想価格価格15万8,910円前後13万6,182円前後11万3,455円前後

Thunderbolt 4×2を装備、有線LANとオーディオ端子はアダプタ経由

 本体サイズは304×203×13.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.15kg。67Whのリチウムポリマーバッテリ(4セル)を内蔵しており、バッテリ駆動時間はCore i7-1165G7モデルで約14.4時間、Core i5-1135G7モデルで約13.9時間。バッテリ充電時間はどちらも約2.2時間で同じだ。

 なお筐体は米国国防総省制定MIL規格「MIL-STD-810G」準拠の気圧、高低温、落下、振動テストをクリアしていると謳われている。

 ディスプレイは13.3型フルHD液晶(1,920×1,080ドット)を搭載。ディスプレイ上部ベゼルは9.75mm、左右ベゼルはそれぞれ4.72mmで、最大画面占有率85%の狭額縁仕様。カメラは92万画素WebカメラとWindows Hello対応顔認証カメラ(赤外線カメラ)が内蔵されている。

 インターフェイスはThunderbolt 4×2、USB 3.0、HDMI、microSDXCカードスロットを装備し、通信機能はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.0をサポート。有線LANは「USBイーサネットアダプタ」、イヤフォン・ヘッドフォンは「USB Type-Cオーディオジャックアダプタ」経由で接続する仕様だ。

 MacBookにすら搭載されているオーディオ端子をアダプタ経由としたのは思い切った仕様。イヤフォン・ヘッドフォンにあらかじめ装着しておけば脱着自体は面倒ではないが、貴重なThunderbolt 4×2のうち1つを占有してしまうのはもったいない気がする。個人的にはBluetoothイヤフォン・ヘッドフォンを使ったほうがいいと思う。

本体天面。ASUS製品でおなじみのロゴを中心としたスピンメタル仕上げだ
本体底面。ヒンジ側(上側)に吸気口、パームレスト側(下側)左右にharman/kardonと協業したステレオスピーカーが内蔵
ディスプレイは13.3型フルHD液晶を搭載
89キーの日本配列キーボードを採用。英語配列キーボードは用意されていない
本体前面と本体背面。排気口は本体背面の向かって左側に配置

 本体右側面にmicroSDXCメモリーカードスロット、USB 3.0、左側面にHDMI、Thunderbolt 4×2を装備。有線LANは「USBイーサネットアダプタ」、イヤフォン・ヘッドフォンは「USB Type-Cオーディオジャックアダプタ」経由で接続。

本体以外に、専用スリーブ、ACアダプタ、USBイーサネットアダプタ、USB Type-Cオーディオジャックアダプタ、説明書類(製品マニュアル、製品保証書など)が同梱
専用スリーブ
ACアダプタ。ケーブルの長さは実測2m
ACアダプタの型番は「AD2129320」。仕様は入力100-240V~1.5A、出力5V/3A、9V/3A、15V/3A、20V/3.25A、容量65W
USBイーサネットアダプタ
USB Type-Cオーディオジャックアダプタ
本体の実測重量は1132.5g
ACアダプタの実測重量は213.6g
システム情報
主要なデバイス
初回起動後、Windows Updateをすべて適用したあとのCドライブの空き容量は427.93GB(11月23日時点)
「powercfg /batteryreport」コマンドを実行したところ、DESIGN CAPACITYは67,292mWh、FULL CHARGE CAPACITYは67,962mWhと表示された

打鍵感は良好だが、縦のキーピッチ、キー配置が変則的

 89キーの日本語配列キーボードは、横のキーピッチが実測19mm前後、キーストロークが1.35mm、文字キー(Fキー)の押圧力は実測0.53N。MIL-STD-810G準拠の落下、振動テストをクリアしているだけに筐体剛性はしっかりと確保されており、強めにタイピングするとキーボード面がわずかにたわむものの打鍵感は良好だ。

横のキーピッチは実測19mm前後
縦のキーピッチは実測16.5mm前後
キーストロークは1.35mm
文字キー(Fキー)の押圧力は実測0.53N
【表2】キーボードの押圧力の一例
FキーEnterキーSpaceキー
ZenBook 13 UX325EA0.53N0.5N0.51N
13インチMacBook Pro0.51N0.54N0.5N
One-Netbook A10.61N0.55N0.56N
MUGAストイックPC30.51N0.46N0.47N
DAIV 4N0.55N0.55N0.58N
LG gram 2-in-10.6N0.6N0.6N
16インチMacBook Pro0.55N0.55N0.55N
ZenBook Duo0.56N0.54N0.55N

 本製品のキーボードを試用していて気になったのは、縦のキーピッチが実測16.5mm前後と狭いこと。タッチパッドを縦に狭くして、そのかわりにキーボードを縦に広げたほうがいいように思うが、そうするとパームレスト内に十分なバッテリを収められないのかもしれない。

 もう1つ個人的には、Enterキーの右に一列のキーがあるのもあまり好みではない。ASUSはスペースを最大限に活用していることから「エッジ to エッジキーボード」とポジティブに呼んでいるが、筆者はEnterキーを押すさいにPgUp、PgDnキーに触れてしまいがちだ。正直、慣れるのには時間がかかりそうだ。

左は「Happy Hacking Keyboard」、右は13インチMacBook Pro。この3台を併用していると、使いはじめにどれにも違和感がある
「エッジ to エッジキーボード」はEnterキーを押すさいにPgUp、PgDnキーに触れてしまいがちだ
ディスプレイを150度開くと「エルゴリフトヒンジ」により、キーボード面に3度の傾斜がつき、タイピングポジションの改善、冷却性能の効率化、オーディオ性能の向上などの効果を得られる
キーボードバックライトの明るさは3段階で調整できる

 テレワークが日常になった現在、Webカメラの画質もノートパソコンにとって重要な性能。ZenBook 13のWebカメラは92万画素なので解像度はそれなりだが、室内光でも比較的明るく、自然な発色で撮影できる。ASUSのスマートフォン「ZenFone」シリーズのカメラのノウハウが活用されているのかもしれない。

ディスプレイ上部に92万画素Webカメラ、Windows Hello対応顔認証カメラ(赤外線カメラ)、アレイマイクが内蔵
92万画素Webカメラで撮影した写真。解像感はそれなりだが発色は自然だ

モバイルノートパソコンとして平均以上の色域

 ZenBook 13の13.3型フルHD液晶ディスプレイは輝度、色域、コントラスト比、視野角などの詳細なスペックは公表されていない。そこでカラーキャリブレーション機器「i1Display Pro」と色度図作成ソフト「ColorAC」で計測を実施したところ、sRGBカバー率99.8%、sRGB比102.2%、Adobe RGBカバー率75.3%、Adobe RGB比75.8%、DCI-P3カバー率75.3%、DCI-P3比75.3%という結果となった。

実測したsRGBカバー率は99.8%、sRGB比は102.2%
Adobe RGBカバー率は75.3%、Adobe RGB比は75.8%
DCI-P3カバー率は75.3%、DCI-P3比は75.3%
モバイルノートパソコンとしては平均以上の色域を備えている

 広色域を謳うディスプレイにはおよばないが、モバイルノートパソコンとしては平均以上の色域を備えている。また、視野角についてはやや明るさや階調の変化は大きいが、実用上気になるほど狭いわけではない。GIF動画を用意したので参考にしてほしい。

視野角についてはやや明るさや階調の変化が大きい

 一方サウンドについては正直評価が難しい。ZenBook 13には「DTS Audio Processing」というユーティリティがプリインストールされており、デフォルトではコンテンツモードが「音楽」になっているが、個人的には「映画」に設定したほうが好ましく感じた。またボリュームを最大に上げなければ、DTS Audio Processing自体をオフにしたほうが抜けはいいと思う。もし本製品を試す機会があったら、さまざまな設定を試してみてほしい。

YouTubeで公開されている「前前前世(movie ver.) RADWIMPS MV」を最大ボリュームで再生したさいの音圧レベルは最大88.6dB(「DTS Audio Processing」をオフにして、50cmの距離で測定)
ユーティリティ「DTS Audio Processing」でコンテンツモードを「映画」に設定したほうが筆者には好ましい音になった

第11世代(Tiger Lake)のプロセッサはGPU性能の向上が著しい

 最後にベンチマーク結果を見てみよう。今回は下記のベンチマークを実施している。

  • 総合ベンチマーク「PCMark 10 v2.1.2506」
  • 3Dベンチマーク「3DMark v2.15.7078」
  • CPUベンチマーク「Cinebench R23.200」
  • CPUベンチマーク「Cinebench R20.060」
  • CPUベンチマーク「Cinebench R15.0」
  • 3Dゲームベンチマーク「ファイナルファンタジ-XIV: 漆黒の反逆者 ベンチマ-ク」
  • ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 7.0.0」
  • Adobe Lightroom Classic CCで100枚のRAW画像を現像
  • Adobe Premiere Pro CCで実時間5分の4K動画を書き出し

 比較対象としては、第10世代(Ice Lake)のCore i7-1065G7を搭載するマウスコンピューターの15.6型ノートパソコン「mouse B5-i7」(税別9万9,800円)のスコアを転載した。下記が検証機の仕様とその結果だ。

【表3】検証機の仕様
ZenBook 13 UX325EA-EG124TSmouse B5-i7
CPUCore i7-1165G7(4コア8スレッド、4.7GHz)Core i7-1065G7(4コア8スレッド、1.3~3.9GHz)
GPUIntel Iris Xe Graphics(1.3GHz)Intel Iris Plus Graphics(300~1.1GHz)
メモリLPDDR4X-4266 SDRAM 16GBDDR4-2666 SDRAM 8GB
ストレ-ジ512GB PCIe NVMe SSD256GB SATA SSD
ディスプレイ13.3型、1,920×1,080ドット(166ppi)15.6型、1,920×1,080ドット(141ppi)
OSWindows 10 Home
サイズ(幅×奥行き×高さ)304×203×13.9mm360×239.3×19.8mm
重量約1.15kg約1.59kg
【表4】ベンチマ-ク結果
ZenBook 13 UX325EA-EG124TSmouse B5-i7
PCMark 10 v2.1.2506
PCMark 10 Score4,8322,875
Essentials9,8367,793
App Start-up Score13,0319,979
Video Conferencing Score8,0976,708
Web Browsing Score9,0197,072
Productivity6,7665,622
Spreadsheets Score5,9715,016
Writing Score7,6686,303
Digital Content Creation4,6013,510
Photo Editing Score7,3884,775
Rendering and Visualization Score2,7492,456
Video Editting Score4,7963,688
PCMark 10 Modern Office Battery Life12時間42分3時間58分
3DMark v2.15.7078
Time Spy1,559627
Fire Strike Ultra1,197-
Fire Strike Extreme2,167-
Fire Strike4,456-
Night Raid14,1826,559
Sky Diver12,8626,078
CINEBENCH R23.200
CPU(Multi Core)4,697 pts4,291 pts
CPU(Single Core)1,402 pts1,180 pts
CINEBENCH R20.060
CPU1,823 pts1,628 pts
CPU(Single Core)543 pts446 pts
CINEBENCH R15.0
OpenGL88.09 fps-
CPU878 cb-
CPU(Single Core)217 cb-
ファイナルファンタジ-XIV: 漆黒の反逆者 ベンチマ-ク
1,280×720ドット 標準品質(ノ-トPC)9,278(非常に快適)-
1,920×1,080ドット 標準品質(ノ-トPC)6,335(とても快適)-
SSDをCrystalDiskMark 7.0.0で計測
1M Q8T1 シーケンシャルリード1,809.300 MB/s562.47 MB/s
1M Q8T1 シーケンシャルライト972.913 MB/s482.03 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルリード1467.171 MB/s540.54 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルライト908.589 MB/s424.10 MB/s
4K Q32T16 ランダムリ-ド344.804 MB/s397.22 MB/s
4K Q32T16 ランダムライト440.939 MB/s330.06 MB/s
4K Q1T1 ランダムリ-ド39.137 MB/s31.59 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト110.229 MB/s69.82 MB/s
Adobe Lightroom Classic CCで100枚のRAW画像を現像
7,952☓5,304ドット、カラ- - 自然6分9秒69-
Adobe Premiere Pro CCで実時間5分の4K動画を書き出し
3,840×2,160ドット、30fps4分12秒31-

 ZenBook 13 UX325EA-EG124TSはCore i7-1165G7(4コア8スレッド、4.7GHz)、mouse B5-i7はCore i7-1065G7(4コア8スレッド、1.3~3.9GHz)を搭載しているが、「Cinebench R23.060」のCPUスコアは約1.09倍の4,697 pts、「Cinebench R20.060」のCPUスコアは約1.12倍の1,823 ptsにとどまっている。

 一方、大幅な性能向上が見られたのが3Dグラフィックス。「3DMark v2.15.7078」のTime Spyは約2.49倍の1,559、Night Raidは約2.16倍の14,182、SkyDiverは約2.12倍の12,862という高スコアを記録した。やはり内蔵グラフィックスに「Intel Iris Xe Graphics」を搭載するTiger Lakeは、3Dグラフィックス性能の向上が著しい。「ファイナルファンタジ-XIV: 漆黒の反逆者 ベンチマ-ク」もフルHD解像度で「とても快適」と判定されている。

 ストレージベンチマークについてはmouse B5-i7はSATA接続のSSDを搭載しているので、スコアに大差がついた。とは言ってもmouse B5-i7もカスタマイズ購入時にNVMe接続のSSDを選択できることを付け加えておきたい。

 なお、今回「Cinebench R23.060」のベンチマークを実施したさいに、CPU温度、クロック周波数、システム全体の消費電力を計測してみた(室温19℃前後で測定)。

 ベンチマーク実行直後はクロック周波数が3,684MHzまで上昇したものの、CPU温度が93~94℃付近に張り付いたままじょじょにクロック周波数が低下していき、47秒経過時点で3,105.8MHzから2,941MHzに、1分2秒経過時点で2,929MHzから2,770.1MHzにクロック周波数が大きく下がり、その後クロック周波数は2,720MHz前後、CPU温度は75℃前後で推移していった。システム全体の消費電力もほぼ同じ傾向の動きを見せている。

 今回のベンチマークは「MyAsus」のファンモードを「パフォーマンスモード」、Windowsの電源モードを「最も高いパフォーマンス」で実行したが、高負荷時でも一定時間を越えると80℃以下を保つようにチューニングされているようだ。

ベンチマークは「MyAsus」のファンモードを「パフォーマンスモード」、Windowsの電源モードを「最も高いパフォーマンス」で実施
いったんCPU温度は95℃、クロック周波数は3,684MHzに上がるものの、中盤からはCPU温度は75℃前後、クロック周波数は2,720MHz前後で推移する
ACアダプタをBluetoothワットチェッカー「REX-BTWATTCH1」に接続して、システム全体の消費電力を計測した。アイドル時は7.18W前後で、ベンチマーク実行後に最大で55.1Wに達し、その後41.7Wまでじょじょに低くなったあとに、急激に33.5W前後まで低下。以降、ベンチマーク終了まで同程度の消費電力で推移していった
「Cinebench R23.060」を連続で9分実行した直後のキーボード面(ディスプレイ下部)の最大温度は54.0℃(室温19℃前後で測定)
底面の最大温度は55.5℃
ACアダプタの最大温度は57.6℃

最新技術を採用し、重要スペックを押さえたスタンダードモバイルノート

 ZenBook 13はまるでお手本のようなスタンダードなモバイルノートだ。ZenBook Flip SやZenBook Sのような派手さはないが、まったく同じCPUを採用しつつ、NVMe接続のSSD、Thunderbolt 4、Wi-Fi 6など重要なスペックはしっかりと押さえている。

 それでいて税別店頭予想価格は11万3,455円~15万8,910円前後とお手頃だ。最新技術を採用したコストパフォーマンスの高いモバイルノートをゲットしたいと考えている方は、真っ先に購入を検討するべき1台だ。