Hothotレビュー

ペットボトル2本分の実用的小型ゲーミングPC「GALLERIA Mini 1060」

~ゲームに十分な性能と静音性を兼ね備えた製品

GALLERIA Mini 1060 Core i7-7700搭載

 ドスパラの「GALLERIA Mini 1060」は、その名が示すとおり小型のPCで、そのサイズは500mlのペットボトル2本分と表現されている。一方でGALLERIAブランドのゲーミングデスクトップという位置づけでもあり、GeForce GTX 1060を搭載する。コンパクトに置けてゲームもできる性能は、PCを置く場所に困っている場合などにおおいに魅力的だろう。

 今回は上位モデルのGALLERIA Mini 1060のCore i7-7700搭載」を試用する機会を得たので、レビューをお届けする。

コンパクトPCのいいとこ取りなサイズ

 GALLERIA Mini 1060は、まずパッケージからコンパクトだ。標準付属のキーボード&マウスを除けば、サイズが305×150×305mm(幅×奥行き×高さ)で重量が実測4kg。これ単体なら店頭購入してそのまま電車に乗って、なんなら自転車のカゴに入れて持ち帰ることもできそうだ。

製品パッケージは305×150×305mm(幅×奥行き×高さ)
重量は4kgだった

 GALLERIA Mini 1060本体のサイズは81.9×154.5×213mm(同)、重量が約2.1kg。電源にはACアダプタを用いている。500mlペットボトル2本と比較すると、高さが5mm、幅が10mm、奥行きが20mm程度の差はあるが、イメージ的には間違ってはいないだろう。本体は縦置き横置き両対応。ただし天板/底面双方、メッシュ仕様で通気を確保するため、これらの部分をふさがないように注意しないといけない。

500mlペットボトルとだいたい同じ程度の大きさ。自分の机で試してみよう

 この大きさを少し考察してみよう。

 たとえば、小型PCの代表格にMini-ITXがある。ただしこのフォームファクタのたいていのPCを組んでみればわかるが意外と大きく、ビデオカードを搭載できるものはさらに大きなケースとなるか、ロープロファイル専用になるなど制限される。

 一方、NUC規格をベースにディスクリートGPUを搭載する製品もあり、容積で言えばさらに小さい。ただし、それらはモバイル向けCPUを採用している点で本製品とは異なる。GALLERIA Mini 1060は、サイズとスペックのバランスで見ると、数あるコンパクトPCのなかでちょうどよい位置に収まる印象だ。

 では本体をさまざまな角度から見ていこう。

 まずインターフェイスは、前面にUSB 3.0×2(1基はType-C)とオーディオ入出力で、背面にIEEE 802.11ac対応無線LAN用のアンテナと、Gigabit Ethernet、HDMI、USB 3.0×2、およびビデオカード側のDisplayPort、Mini DisplayPort、HDMIが並ぶ。

 このほか、縦置き時に左側面(横置き時に上面となる)にUSB 2.0×2を搭載している。背面バックパネルはかなり簡素であるが、USBを前面や天板にも設けているので、数と種類で言えば必要十分だろう。

前面はフラットでヘアライン仕上げ。左上に電源ボタン、その横に小さく2つのアクセスLED、中央にUSB 3.0 Type-AおよびType-C、その左右にオーディオ入出力を備える
左端に無線LANアンテナ端子、そして一般的なマザーボード同様のバックパネルにGigabit Ethernet、HDMI、ACアダプタ用端子、USB 3.0×2、少し離れたところにビデオカード上のDisplayPort。Mini DisplayPort、HDMI端子がある
左側面はとくになし。縦置き時はここが底面になるので、四隅にゴム足を貼り付けるスペースがある
右側面はメッシュ
天板は大部分がメッシュの通気口。内部には右にCPUファン、写真では見えづらいが左にGPUファンがある。そして右手前にUSB 2.0×2ポートがある
底面も天板同様メッシュ仕様。内部に2枚のM.2カードが透けて見える。また、この面にも四隅にゴム足用スペースが設けられている

 本製品は、ASRockの「DeskMini GTX/RX」をベースとした製品と思われる。「DeskMini GTX」という形でCOMPUTEX TAIPEI 2017時に公開されており、現在、DeskMini GTX/RXとしてミニPCラインナップの製品サイトに掲載されている。この情報と照らし合わせながらもう少し見ていこう。

 まず天板は背面にある2本のネジを外せば取り外し可能だ。内部には、2基のクーラーが並んでいる。この2つ並んだ構造が本製品の特徴だ。本製品では、拡張カード型ビデオカードではなく、ノートPCにディスクリートGPUを搭載するさいに用いられる「MXM」ビデオカードを採用している。これを実現するマザーボードフォームファクタが、「Micro-STX」だ。

 Micro-STXでは、Mini-ITXよりもひとまわり小さな「Mini STX」をベースに、高さを拡大してMXMソケットを設けている。Mini STX同様、Micro-STXでも通常のデスクトップCPU用ソケットを搭載しており、デスクトップ用CPU+モバイル用GPUという組み合わせで小さく高性能なPCが可能となっているわけだ。

天板は背面にあるネジ2本で取り外せる
左がCPUクーラー。その上にメモリスロット。右はGPUクーラー

 ストレージについては底面、マザーボードの裏面に搭載する。底面板は背面にある2本のネジと前面寄りマザーボードの左右にある2本のネジを外せば、前面インターフェイス用の2本のケーブルを外すだけで引き出せる。このサイズでありながらメンテナンス性は驚くほどよい。

 マザーボード裏には、無線LAN用のM.2スロット1基と、ストレージ用のM.2 2280対応スロット3基が並んでいる。DeskMini GTX/RXのスペック上では、3スロットともPCI Express 3.0 x4接続対応のUltra M.2スロットとされている。

底面板もネジ4本とケーブルコネクタを2つ外すだけで取り外せる
右寄りに無線LAN用のM.2、さらに3つのストレージ用M.2スロットが並ぶ

 加えて2台まで2.5インチSATA 6Gbps接続のストレージを搭載可能だ。SATA 6Gbps端子は、M.2スロットの手前にある小さなコネクタがそれだ。評価機はM.2 SSD搭載モデルのため接続されていなかったが、製品パッケージには2本の変換ケーブルが付属するので、後々拡張することが可能だ。

 底面のスペースは、およそ16mmの高さがあるので、15mm厚の大容量2.5インチHDDも、計算上では搭載可能と思われる。ただし、発熱量をよく考える必要があるだろう。このように最大5台搭載できるため、ストレージの面では、ゲーミングノートPCを大きく上回る自由度がある。

無線LANアンテナやゴム足とともにSATA変換ケーブル2本が付属する
写真、M.2スロットの奥に2基の特殊形状のSATA 6Gbps端子がある
2.5インチストレージを搭載する場合、右側はM.2スロットの直上なのでHDDを搭載するのは熱量的にためらいがある。また、15mm厚の大容量HDDもギリギリ搭載できそうだが……

デスクトップパーツとモバイルパーツを融合

 GALLERIA Miniには現在、GALLERIA Mini 1060とGALLERIA Mini 1060 Core i7-7700搭載の2つのモデルがある。

 下位モデルはIntel Core i5-7500を採用しており、上位モデルは製品名のとおりCore i7-7700を採用している。どちらもデスクトップ版のCPUである。また、ビデオカードも製品名のとおり、どちらもNVIDIA GeForce GTX 1060を搭載している。

【表1】GALLERIA Mini 1060 Core i7-7700搭載のおもな仕様
GALLERIA Mini 1060 Core i7-7700搭載
CPUCore i7-7700(3.6GHz)
GPUGeForce GTX 1060(6GB)
メモリDDR4-2400 4GB×2
ストレージM.2 2280 SATA SSD 250GB
光学ドライブなし
電源220W ACアダプタ
OSWindows 10 Home 64bit
税別価格164,980円

 今回の評価機が搭載するCore i7-7700は、第7世代(Kaby Lake)のCore i7で、4コア8スレッドに対応している。定格クロックは3.6GHz、ターボ時最大4.2GHzで、TDPが65Wとなる。

 最上位のCore i7-7700Kと比べてクロックが抑えられている分、TDPも低く、小型PCで高性能を狙うさいにちょうどよいバランスと言えるだろう。モバイル向けのクアッドコアのCore i7よりも高クロック動作なので、それ以上の性能が期待できる。

 CPUクーラーはDEEPCOOL製でプッシュピンタイプ。アルミ製ヒートシンクを採用したトップフロー型だ。高さは60mmよりも少し低いくらいだろうか。CPUファンの径はおよそ90mmだ。

CPUクーラーの高さは60mm弱
プッシュピン方式のトップフロー型だ。隙間からマザーボードの型番「B250M-STX MXM」が確認できた

 マザーボードは、先程からちらほら出ているが、ASRock製「B250M-STX MXM」だ。チップセットがIntel B250。本製品では3つのM.2スロットを搭載しているが、残念ながらRAID構成には対応していない。もし次世代の製品があるのならば、RAIDに対応したチップセットを採用してもらいたいところではある。

 ビデオカードはGeForce GTX 1060となるが、これはモバイル版である。デスクトップ版と比べて、CUDAコア数は同じだが、若干クロックを抑え、性能と消費電力のバランスを調整したところがポイントだ。とはいえ、性能的にはデスクトップ版に迫るとされている。

デスクトップ版GeForce GTX 1060と比べるとGPUクロック、ブーストクロックが低めだ

 GPUクーラーは、ヒートパイプを使わずヒートシンクとファンのみで冷却する構造のようだ。ただしヒートシンクの高さは4cm程度あり、通常2スロット厚のビデオカードが35mm程度の厚みであることと比べるとやや大型化されている。ファンの口径もおよそ75mmあり、そもそもファンのブレードが厚いため、風量は大きいと思われる。

シンプルな構造のGPUクーラーだが拡張スロットの制限を受けないため厚みも十分

 デスクトップとは言えさすがにこのサイズなので、内部のBTOオプションはメモリとストレージにかぎられる。標準構成では、メモリがDDR4-2400 SDRAM 4GB×2、ストレージはM.2(SATA 6Gbps接続)で容量250GB SSDとなる。評価機ではSKhynix「HFS256G39TND-N210A」が搭載されていた。

 さて、これだけのスペックをまかなうACアダプタはと言うと、なにかの冗談ではないかと思うほど大きい。実測でおよそ195×85×45mm(同)だ。長辺の195mmは、本製品の高さの213mmとさほど変わらない。

 確かにゲーミングノートPCではこのくらいのサイズは当たり前だが、ゲーミングノートPCと比べて大幅にコンパクトな本製品と並べるとインパクトがある。ACアダプタのスペックは19V/11.57Aで定格出力はおよそ220Wだ。ACアダプタからジャックまでのケーブルはしなやかで長さも十分にある。実際の使用では、机の下に置けばよいだろうから、大きくてもそこまで気にしなくてよい。

ACアダプタはかなり大型
ケーブルは長めなので机の下に置いけば大きさは気にしなくてよい

もう1つ性能がほしいところだが、フルHDなら高画質が狙えてしかもとにかく静か

 では各種ベンチマークのスコアを見ていこう。

 PCMark 10で見ると、さすがにCore i7を採用していることもありスコアは全体的に高めで、とくにEssentialsスコアがよい。PCMark 10では一部OpenCLテストが入るが、その点でもGeForce GTX 1060を搭載している分、統合GPUを搭載するPCよりもかなり高いスコアだ。

 ただしGeForce GTX 1060のクラスはアッパーミドルなので、Gamingについては高いスコアであってもほどほどだ。3DMarkで見ればわかるとおり、DirectX 12のTime Spyは3,000ポイント台後半にとどまりやや負荷が高い印象で、本領を発揮するのはDirectX 11のFire Strikeあたりより下となる。

 CINEBENCH R15は、デスクトップ用クアッドコアCPUが効いてCPUスコアで853cbと、これはモバイルノートで一般的なデュアルコアCPUとは段違い、モバイル向けクアッドコアCPUと比べてもベースクロックの高さが効いているようだ。また、CPU(Single Core)も、Turbo Boost上限を4.2GHzとしていることから、170cbを超えている。

【表2】PCMark/3DMarkCINEBENCH R15のベンチマーク結果
GALLERIA Mini 1060 Core i7-7700搭載
PCMark 10 v1.0.1403
Extended Score6,050
Essentials9,183
App Start-up Score11,889
Video Conferencing Score7,483
Web Browsing Score8,707
Productivity7,660
Spreadsheets Score9,086
Writing Score6,458
Digital Content Creation6,193
Photo Editing Score6,467
Rendering and Visualization Score7,409
Video Editing Score4,958
Gaming8,314
Fire Strike Graphics Score11,501
Fire Strike Physics Score12,750
Fire Strike Combined Score4,288
3DMark v2.4.3819 - Time Spy
Score3,770
Graphics score3,634
CPU score4,787
3DMark - Fire Strike
Score9,969
Graphics score11,487
Physics score12,883
Combined score4,278
3DMark - Sky Diver
Score26,328
Graphics score35,654
Physics score11,615
Combined score24,806
3DMark - Cloud Gate
Score28,679
Graphics score70,584
Physics score9,318
3DMark - Ice Storm Extreme
Score144,803
Graphics score230,706
Physics score62,870
CINEBENCH R15
CPU853
CPU(Single Core)172

 ゲーム性能は、まずファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークやファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4で見るかぎり、フルHD・最高画質が余裕で選べる性能だ。ただし4Kとなるとやや負荷が高く、より高負荷なファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークの場合で標準品質あたりに落とす必要がある。

 一方、高負荷なタイトルでは、Tom Clancy's Ghost Recon Wildlandsの場合、フルHD&最高画質のウルトラで37.9fpsとやや重く、1つ下げた「非常に高い」設定で57.71fpsとなった。

 一方、Assassin's Creed Originsは、最高画質のUltra Highで54fps、1つ下のVery Highで59fpsと、数値上では十分に楽しめるのだが、フレームレートの変動がやや大きく、判定では「Stable」となっている。ベンチマーク画面を見るかぎりでは、Ultra Highはややカクつくシーンが見られたが、Very Highならそこまで気にならなかったので、Very Highあたりを軸に設定を詰めていくのがよいだろう。いずれにせよ、フルHDが前提であれば、最高画質はキビシクとも多少調節することで高画質相当のプレイが可能だ。

【表3】ゲームタイトルでのベンチマーク結果
GALLERIA Mini 1060 Core i7-7700搭載
「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」(DirectX 11/最高品質)11,375
「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4」(簡易設定6)49,338
Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands - ウルトラ37.9
Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands - 非常に高い57.71
Assassin's Creed Origins -Ultra High54
Assassin's Creed Origins -Very High59

 GeForce GTX 1060はVR Readyでもあるので、VR関連ベンチマークも見ていこう。まずSteam VR Performance Testは、レディのゾーンの中央よりやや下といったところだ。平均忠実度は6.8、高いという評価だが、そのグラフを見ると上げ下げがあり、上位GPUのようにフラットとはいかない。VR用途で十分な性能はあるが、余裕は小さいといったところだろう。

 VRMarkでは、Orange Roomが6,000ポイントを超えたので、VRタイトルでも比較的軽量のタイトルを中心に楽しめそうだ。Cyan Roomではターゲットフレームレートの88.9fpsに対して、それを若干下回る75.39fps。このクラスの負荷では、多少視覚的に違和感があってもなんとか……というギリギリのラインだろう。

 Blue Roomについてはかなり負荷が高いので難しいところだが、スコアでは1,102とギリギリ1,000ポイントを超えた。VRマシンの中心がGeForce GTX 1070搭載モデルであるように、本製品はややそこに達していない。ただし、比較的軽いタイトルであれば90fps近くを維持できるので、まったくVRに向かないわけではないといった評価になるだろう。

【表4】VRMarkのベンチマーク結果
GALLERIA Mini 1060 Core i7-7700搭載
VRMark v1.1.1272
Orange Room6,327
Cyan Room3,458
Blue Room1,102
Steam VR Performance Testの結果

 ストレージはBTOオプションで変更できるためあまり参考にならないが、標準構成での性能という視点で見ておこう。

 シーケンシャルリードについては、559.8MB/sが出ているのでSATA 6Gbps接続モデルとしては十分だ。ただし、シーケンシャルライトは258.6MB/sとやや遅い。これは容量が250GBとシリーズでは小さめであることが影響しているだろう。検証中、速度に不満はなかったが、さらなる速度を求めるならば、512GBクラスかいっそNVMe SSDにBTOで変更するのがよい。

容量クラス的にリードは速いが、ライトはSATA 6Gbps接続のハイエンドモデルより遅め

 最後に動作音について言及しよう。

 本製品の動作音は、アイドル時で31.9dB、高負荷時で34.4dBと、35dB未満に収まった。一般的に小さなPCほど、冷却に余裕がなくうるさくなるものだが、このサイズのなかで口径の大きなファンを用いているためか、ゲームをプレイしていてもうるさく感じることはなかった。

 むしろアイドル時は、動作しているのかどうかもわかりづらいほど静かだ。ここは、さらに冷却に制約の出るゲーミングノートPCに対する明確なアドバンテージと言えるだろう。

メインストリーム級のゲーミング性能をこのサイズで実現できる

 ここまでの検証のとおり、GALLERIA Mini 1060 Core i7-7700搭載は、デスクトップPC視点ではかなりコンパクトなサイズに、メインストリームクラスのゲーミング性能を凝縮した製品だ。

 その上で、本来犠牲になる拡張性のうち、ストレージに関しては余裕があり、静音性もすばらしい。ゲーミングノートPCでもこの性能を得ることは可能だが、ストレージはかぎられ、静音性についてはかなり難しいため、ここがコンパクトさに次ぐ第2第3のメリットと言えるだろう。

 価格については164,980円(税別)で、GeForce GTX 1060搭載のゲーミングノートPCとさほど変わらない。一部にデスクトップPC向けパーツを流用しているにせよ、マザーボードもケースも現時点ではオンリーワンだろう。むしろ液晶ディスプレイを別途用意しなければならない分、一から揃える場合は高くなるかもしれない。

 ただし、CPUがモバイル用よりも高性能で、接地面積も小さく、なにより静かだ。そうして点を考慮したい。あるいは、CPU性能はクアッドコアであればよいとしてCore i5を搭載するGALLERIA Mini 1060(税別149,980円)でも、ゲーミング性能はそこまで変わらないだろう。

 なお、DeskMini GTXお披露目当時は、GeForce GTX 1080も搭載可能とされていた。もちろん、本製品の魅力の1つである静音性とトレードオフになるし高価になりそうだが、できるならそうしたモンスタースペックのコンパクトPCも見てみたいものだ。