簡単なのにすごい! Photoshop 1分講座

Photoshopの生成AI機能が刷新!今までの生成AIと比較してみた

 7月のPhotoshopのアップデートで、新機能となる「画像を生成」が追加されました。「画像を生成」は現在のAdobe Firefly最新モデルであるimage 3 モデルが使われていますが、既存機能の「生成塗りつぶし」にはこれまで通りimage 1 モデルが使われています。今回はAdobe Fireflyのimage 1 モデルとimage 3 モデルの比較を見てみましょう。

 入力するプロンプトは「光が差し込む神秘的な森でユニコーン」にしました。

動画版はこちら
【生成塗りつぶし】
Ctrl (Mac: Command) + A で全選択
コンテキストタスクバーから「生成塗りつぶし」を選択
プロンプトに「光が差し込む神秘的な森でユニコーン」と入力し「生成」をクリック
生成された画像はimage 1 モデルを使用した画像
【画像を生成】
コンテキストタスクバーから「画像を生成」をクリック
プロンプトに「光が差し込む神秘的な森でユニコーン」と入力し「生成」をクリック
生成された画像はimage 3 モデルを使用した画像

 以上の通り、image 1モデルとimage 3モデルでは生成のクオリティや精度が変わってきます。1枚の画像をゼロから生成する場合は「画像を生成」の方がクオリティが高くなります。

パパ

映像制作会社などを経て2017年フリーランスとして独立。現在はSNSを中心にPhotoshopの作品メイキング、チュートリアルを投稿している。複数の写真を使い1枚のアート作品を作るフォトマニュピレーションの動画は200万回再生を超え、現在YouTubeのチャンネル登録者数は約11万人、Twitterフォロワーは約6万5千人。また2022年10月からAdobe Community Evangelistとして 講師やセミナー、メディア出演、書籍執筆などを通しノンデザイナーやノンプロ向けに「作れる面白さ」を精力的に発信している。Twitterは@StudioT_ppp