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日本HP、初の64bit Windows搭載Bay Trailタブレットを6月下旬発売

~Atom Z3795搭載でWUXGA液晶。LTE対応モデルも

ElitePad 1000 G2
6月下旬 発売

 日本ヒューレット・パッカード株式会社は、Bay Trail搭載タブレットとしては初めて64bitのWindows 8.1 Proを搭載したビジネス向け10.1型タブレット「HP ElitePad 1000 G2」を6月下旬に発売する。直販価格は69,000円(税別)から。

 薄さ9.2mm、重量約650gの薄型タブレット。解像度が1,920×1,200ドット(WUXGA)の10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載。剛性が高いCorningの「Gorilla Glass 3」を採用し、米軍の調達基準「MIL-STD-810G」テストをクリアした。

 また、従来の「HP ElitePad 900」と比較して、ディスプレイの反射を12%低減し、輝度を8%高めた。プロセッサも64bit対応/4コアのAtom Z3795(1.66GHz、ビデオ機能)となり、Windows 8.1 Pro搭載タブレットとしては初めて64bit版を搭載する。

 LTE通信モジュール内蔵モデルも用意され、au版とNTTドコモ版が同時発売される。直販価格は114,000円(税別)から。モジュールはQualcommの「Gobi」プラットフォームをベースとしたものとなっている。

 また、HP ElitePad 900で対応していた位置情報に基づいたセキュリティ設定「ジオフェンシング」もサポート。加えて、HP ElitePad 900用の専用周辺機器やアクセサリもそのまま利用可能。

 基本構成は、プロセッサがAtom 3795、メモリ4GB、128GB eMMC、WUXGA対応10.1型ワイド液晶ディスプレイ、OSにWindows 8.1 Pro 64bitを搭載する。

 インターフェイスは、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN、microSDXCスロット、800万画素背面/210万画素前面Webカメラ、音声入出力などを備える。バッテリは2セルで、駆動時間は約13時間。

ElitePad 1000 G2
左がdocomo、右がauモデル
Bay Trailとしては初めて64bit版Windowsを搭載
LTEのモジュールはQualcommの「Gobi」プラットフォームをベースにしたもの
左側面に音量調節ボタンを搭載
本体背面
本体底面
旧モデルのHP ElitePad 900と共通の筐体
HP ElitePad 900からの進化
HP ElitePad 900と同じエコシステムが利用できる
NTTドコモとauのLTEをサポート
ElitePadの導入が好調

(劉 尭)