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NEC、Atom Z3795搭載の教育/ビジネス向け10.1型タブレット
(2014/4/17 14:06)
NECは17日、教育/ビジネス向けの搭載10.1型タブレット「VersaPro タイプVT」新モデルを発表した。6月より順次出荷する。価格は117,500円(税別)から。
従来製品からプラットフォームを刷新し、クロック1.60GHz、最大2.39GHzのAtom Z3975を採用。ディスプレイも高解像度化し、1,920×1,200ドット(WUXGA)になった。デジタイザは1,024段階の筆圧に対応。強化ガラスは従来のDragontrailからGorilla Glassに変わった。
従来通り、LTE通信モジュール(NTTドコモXi)を搭載したモデルも用意し、こちらは9月出荷予定、価格は153,000円(同)から。LTEモデルにはNFC、指紋センサーも内蔵する。
本体サイズは256.5×177×8.95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は598g(LTEモデルは610g)。面積はA4用紙より小さくランドセルやビジネスバッグでも出し入れしやすいとしている。デジタイザペンは7.4×140mm(直径×長さ)で通常のペンサイズに近く、手書きによる学習やメモ作成、添削などの利用シーンを想定している。
専用の着脱式キーボードを選択可能。正しい位置へスムーズに収まるように、マグネットを組み込んでいるほか、持ち運び時にPC本体と一体化させたりスタンドにしたりできる。
標準でAtom Z3795、WUXGA/タッチ/デジタイザ対応10.1型IPS液晶を搭載。セレクションメニューは、メモリが2GBまたは4GB(LTEモデルは4GBのみ)、ストレージが64GBまたは128GB(LTEモデルは64GBのみ)、OSがWindows 8.1 Update 32bitまたは同Pro 32bitを用意する。
インターフェイスはUSB 2.0、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、Micro HDMI出力、microSDHCカードスロット、前面200万画素/背面800万画素カメラ、音声入出力を装備。センサーはGPS、加速度、地磁気、ジャイロのほか、画面の明るさを自動調節する輝度センサーも内蔵する。
バッテリ駆動時間は、JEITA測定法2.0が約10.1時間、同1.0では約13.8時間。LTEモデルは未定。
また、12.5型タブレット「VersaPro タイプVZ」新モデルも6月より出荷予定。価格は222,200円(同)から。