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ビジネスシーンにあわせてパソコン本体や周辺機器をパッケージで導入できる日本HPの新サービス

HP Business Boost

 株式会社日本HPは17日、中堅・中小企業向けパソコンおよび新サービスに関する発表会を開催した。新製品の詳細については「日本HP、Ryzen PRO搭載で1kg切りのビジネス向け13.3型モバイルノートなど」および「日本HP、小型筐体採用の法人向けデスクトップパソコン」を参照されたい。

 今回、各種新製品に加えて、新たなサービスとして「HP Business Boost」を発表した。業務内容や利用目的にあわせて、パソコン本体や周辺機器類、保守サービスなどをパッケージ化して提供するもので、パソコンの知識が深くない場合でも導入しやすいとしている。

 12月初旬より、直販および各販売パートナーを通じて展開。1セット単位から購入可能で、一括払いに加えて、月額での支払いにも対応する。11種類のパッケージが用意するが、発表会では例として、2つのパッケージが紹介された。

テレワーク全面支援パック

 1つ目は「テレワーク全面支援パック」で、同日発表された13.3型軽量ノート「ProBook 635 Aero G7」を中心としたパッケージ。加えて、23.8型液晶の「ProDisplay P244」、USB Type-Cドックの「USB-C Mini Dock」、複合機の「ENVY Pro 6420」、保守サービスの「HP Care Pack ハードウェアオンサイト(3年間)」がセットとなっている。税別価格は156,200円。

 本パッケージでは、在宅勤務だけでなく、サテライトやモバイルでの作業もカバーできるよう、軽量ノートパソコンを採用。本体上部にADFを備え、印刷だけでなくスキャンやコピーにも対応できる複合機を組みあわせている。

フル在宅勤務者向けパック

 2つ目は「フル在宅勤務者向けパック」で、小型デスクトップ「EliteDesk 800 G6 DM」に、34型湾曲液晶「EliteDisplay E344c」、ディスプレイ裏にパソコンをマウントする「B300 Mount Bracket」、複合機の「OfficeJet Pro 9010」、保守サービスのHP Care Pack ハードウェアオンサイト(5年間)がセットとなっている。税別価格は263,600円。

 高い処理性能を必要とするユーザーを想定したパッケージで、コンパクトながらハイエンドなパソコンを採用。作業領域を広げ、生産性を高める大型ディスプレイを組みあわせた。複合機は上記パッケージと同様にADFに対応したものだが、より高速印刷が可能なものが選択されている。