会場：ラフォーレミュージアム六本木

　ソニーのプライベートイベント「VAIO EXPO 2001」が明日13日からラフォーレミュージアム六本木で一般公開されるが、これに先立つ12日、報道向け会場プレビューが行なわれた。ここでは、会場で見たり触ったりできる新製品についてレポートする。

●バイオC1

　TM5800/TM5500やDDR SDRAMの搭載、1,280×600ドットになった液晶、IEEE 802.11b無線LAN PCカードの同梱、MPEG-2エンコーダチップの搭載など、注目の新機能が満載のバイオC1は、無線LAN機能やビデオキャプチャのデモで実機に触れることができる。

無線LANカードが挿入されたPCカードスロット部。アンテナの出っ張りの小ささがわかる。Windows XPは「Lucent ORiNOCO PC Card」と認識している	「Q-ze Talkで楽しくチャット」のコーナーでは、802.11b無線LANでつながった4台のC1で実際に映像チャットを試すことができる	インターネット経由で文字、音声、映像を使ったチャットができる「Q-ze Talk(キュゼ・トーク)」。無料でダウンロードできる
「カフェでワイヤレス」は公衆無線インターネットアクセスのデモ。バイオノートSRとC1で、無線でインターネットアクセスできる	C1に同梱されるポートリプリケーター。AV入出力や100Base-TX対応Ethernetなどを備える。持ち運ぶときはC1との接続ケーブルをリプリケーター後部に格納できる	C1に搭載されたMPEG-2エンコーダを体験できる「自慢の映像をいつもバイオC1で持ち歩こう!」。映像をアナログビデオデッキからポートリプリケーター経由で取り込み、C1でエンコードする

□Q-ze Talkのホームページ
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/Software_01q3/Q-zeTalk/index.html

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【10月12日】ソニー、1,280×600ドット液晶とMPEG-2エンコーダチップを搭載したバイオC1
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●バイオノートSR

　小さくなった新バイオノートSRは、無線LANやBluetoothのデモで触れることができる。また、「PCG-SRX3/BD」に同梱されるIEEE 1394対応の8/8/4/24倍速DVD/CD-RWコンボドライブ「PCGA-CRWD1」も一緒に展示されている。

「カフェでワイヤレス」のコーナー。SRでワイヤレスインターネットアクセスを体験。「カフェっぽいテーブル」があるだけで、お茶が飲めるわけではない	SRと、縦置きされたIEEE 1394対応の8/8/4/24倍速DVD/CD-RWコンボドライブ「PCGA-CRWD1」。通常のIEEE 1394端子と異なり、電源供給端子が追加されているため、PCからの電源供給のみで動作可能	「PCGA-CRWD1」を使うためには、PC本体のIEEE 1394ポートにも電源供給用端子が必要になる。今のところSRとC1のみが対応。写真はSRの電源供給端子付きIEEE 1394ポート(一番右の穴が電源供給端子、その左がIEEE 1394ポート)

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●バイオQR

　白い筐体になった新バイオQR。同梱される外部スピーカーの音質を確かめよう。また、プリインストールされるVJソフト「Gen-On(ゲンオン)」のデモも見ることができる。

ツルツルした表面の塗装。端子類にもすべて蓋を付け、ツルツル感を強調。さらに同じ塗装のマウスカバーも同梱	外部スピーカーの取り付け端子。取り付け/取り外しは簡単。ここにも蓋が付く	プリインストールされているVJソフト「Gen-On(ゲンオン)」のコントロールに使うヤマハ製「USB DJコントローラー」。発売するかどうかは検討中

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●そのほかの新バイオ

　バイオノート505、FX、GRなどのノートPCのほか、音楽機能が強化されたバイオMX、スペックが向上したRX、J、LXなどの新デスクトップモデルなど、冬モデルが勢揃いしている。

「ミュージック・サーバー」と銘打たれたバイオMX	全機種Pentium 4を搭載するバイオRX	筐体の色が変わったバイオJ

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●新しい周辺機器とCLIE

　802.11a無線LANシステム、インクジェットプリンタなど、周辺機器の新製品も展示されている。特に802.11a無線LANシステムのデモでは、MPEG-2ストリームをスムーズに再生しているのが圧巻。

　CLIEのコーナーもあり、CLIEのすべての周辺機器を見ることができる。また、CEATEC JAPAN 2001などで展示されていたCLIE用のメモリースティックデジタルカメラモジュールやGPSモジュールがここでも参考出品されている。デジタルカメラモジュールは年内発売予定と書かれている。

802.11a無線LANシステムのアクセスポイント「PCWA-A500」	バイオノート505に挿された802.11a無線LANシステムの無線LANカード「PCWA-C500」。アンテナ部の厚みがわかる	802.11b無線LANシステムのアクセスポイント「PCWA-A200」
カラーインクジェットプリンタ「MPR-501」。冬モデルのバイオすべてにドライバがプリインストールされる	参考出品のBluetooth内蔵PHS	特異な形状のPC用アクティブスピーカー「SRS-D313PC」とCLIEで構成した、デジタルオーディオプレイヤー

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□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/vaioexpo2001.html
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【10月4日】ソニー、「VAIO EXPO 2001」を13日より開催
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011004/sony.htm

(2001年10月12日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]